執筆= リンドバーグ
フレディ・スペンサー、エディ・ローソン、ワイン・ガードナー、ウェイン・レイニー、ケビン・シュワンツ、マイケル・ドゥーハン、アレックス・クリビーレ、ケニー・ロバーツ・ジュニア、バレンティーノ・ロッシ…。記憶に新しいMotoGP時代の最高峰クラスチャンピンはともかくとして、皆さんはWGP時代のチャンピオンをどれくらい覚えていますか? 今回ご紹介するのはロードレース世界選手権マニアの皆さんにぜひともオススメしたいDVD「The 500cc World Champions ~チャンピオン列伝~」です。
この作品のオリジナルは1998年に発売され、ファン必携の1本として絶大な人気を誇ったビデオ作品「W.G.P.チャンピオン列伝」です。販売終了後も再販を求める声が非常に多く、もしかしたら「買いそびれた!」という人も相当数いたのではないでしょうか。そんなファンの期待に応え、この作品をDVD化するにあたっては、マイケル・ドゥーハン、アレックス・クリビーレ、ケニー・ロバーツJr、そして500cc最後のチャンピオン、バレンティーノ・ロッシまでを追加。まさに500ccワールドチャンピオン史の完結編と呼ぶに相応しい内容となっています。なので、ビデオ作品を持っているという人もこのDVDを購入する価値は十分あると言えるでしょう。1949年初代チャンピオン、レス・グレアムから2001年の覇者バレンティーノ・ロッシまで、偉大なるWGPチャンピオン達の栄光の軌跡を1枚のDVDに凝縮した「The 500cc World Champions ~チャンピオン列伝 ~」。MotoGP日本グランプリも10月まで延期されたことですし、それまでこのDVDでテンションを保つというのも一興かも…。
【見どころ・読みどころ】
各チャンピオンの特徴を浮き彫りにする絶妙の編集内容は必見です。
●「品格溢れる初代チャンピオン」レス・グレアム
●「二輪を恐れた異能のライダー」ウンベルト・マセッティ
●「新たな地平を開いた静かなるカリスマ」ジェフ・デューク
●「あまりにも強かった頑固なレース職人」ジョン・サーティーズ
●「デュークに挑んだ悲運のイタリア人」リベロ・リベラーティ
●「アフリカからやってきた夢多きタフガイ」ゲイリー・ホッキング
●「義理にも厚いスーパーヒーロー」マイク・ヘイルウッド
●「ライバル不在の中、達成した大記録」ジャコモ・アゴスチーニ
●「最長のキャリアを誇る異端児」フィル・リード
●「大局観を備えた新時代のパイオニア」バリー・シーン
●「3連覇を達成した誇り高き王者」ケニー・ロバーツ
●「世界チャンピオン、そしてパーティの主役」マルコ・ルッキネッリ
●「常に冷静だった知性派ライダー」フランコ・ウンチーニ
●「儚かった天才のレース人生」フレディ・スペンサー
●「栄光への終わりなき探求」エディ・ローソン
●「限界を追い求めた野性児」ワイン・ガードナー
●「止むことなき勝利への渇望」ウェイン・レイニー
●「6度目に実を結んだ天性のスピード」ケビン・シュワンツ
●「苦難を超えて成し遂げた5連覇」ミック・ドゥーハン
●「静かなる征服者という生き方」アレックス・クリビーレ
●「2世代で勝ち取った王者の称号」ケニー・ロバーツ・ジュニア
●「最後の栄冠を手にした現代のヒーロー」バレンティーノ・ロッシ
【DATA】
■タイトル/The 500cc World Champions ~チャンピオン列伝~
■価格/3,990円(税込)
■装丁/DVD
■収録時間/105分
■言語/日本語
■このアイテムを購入する