MotoGP250ccクラス最後のチャンピオン、青山博一選手の軌跡

掲載日： 2010年03月24日（水）更新日： 2013年12月11日（水）

この記事は2010年3月24日当時の情報に基づいて制作されています。

2009年ロードレース世界選手権MotoGP250ccクラスに誕生した日本人として8年ぶりのチャンピオン青山博一選手。

ポイント僅差で迎えた昨シーズンの最終戦、「11位でもチャンピオンが決定するレースでしたが、これまで9勝していたので10勝したいと思って…」と本人が語るほど、端正な顔立ちからは想像もつかないほどのしたたかなレース展開と攻めの走りが身上。結果、チャンピオンが決定する重要な1戦で自身がコースアウト、順位を大きく落としてしまうものの、プレッシャーに負けたライバルのシモンチェリも転倒。劇的な幕切れとともに王座を奪取したあの感動的な勇姿を鮮明に記憶しているファンも多いのではないでしょうか。そして今シーズンはインターウェッテン・ホンダMotoGPからいよいよ最高峰クラスにチャレンジする青山選手。是非とも応援したいライダーの1人です。

さて今回は、そんな青山選手の写真集「LAST CHAMPION　～HIROSHI AOYAMA～」をご紹介しましょう。今シーズンからMoto2クラスに移行するため、MotoGP250ccクラスは2009年が最終シーズン。よって、同クラスの最後のチャンピオンが青山選手となり、その名前は歴史に刻まれることなりました。そこからタイトルを付けられたこの写真集では、フル参戦を果たした2004年から悲願のチャンピオンを獲得した2009年までの6年間の軌跡を振り返ります。長年グランプリを追い続けてきたカメラマンたちによる写真素材は美しくも迫力満点。各シーズン毎に貴重なカットや名シーンが掲載された128ページは、青山ファンのみならずMotoGPファン必携とも言える内容。この写真集は4月24日発売予定です。