バイク用品店大手のナップスは SDGs 活動「Naps +E」プロジェクトの一つとしてカンボジアへのヘルメットドネーションを行った旨発表した。この活動は交通安全啓蒙に関するインフラが整っていないカンボジアに国内にあるヘルメットをドネーションというかたちで届けるものとなっており、国内ヘルメットメーカーである WINS JAPAN などの協力のもと200個が寄贈された。なお、現在ナップス全店舗ではヘルメットドネーションのための「ヘルメットリサイクル回収ボックス」が設置されている。
オートバイ用品店の小売・開発を行う株式会社ナップス(本社/神奈川県横浜市、代表取締役/望月 真裕)がNaps +Eのパートナー企業の皆様と進めてまいりましたSDGs活動の5本の柱の1つである「国際的な支援」として、第一回目のカンボジアへのヘルメット ドネーションが予定どおり完了いたしました。
東南アジアはモーターサイクルが急速に普及する一方で、安全啓蒙に関するインフラは必ずしも整っておらず、事故で命を落とすケースも少なくありません。かかる状況下において、カンボジアでは政府が安全啓蒙活動を積極的に推進していますが、ヘルメット装着義務がなかなか守られない現状に直面いたしております。
そこで、ナップスが受け皿となり、日本のヘルメットをドネーションという形でお届けする取り組みを推進してまいりました。今回のドネーションには、日本のヘルメットメーカー「WINS JAPAN」(石川県金沢市横川3丁目20)、カンボジアでのマイクロファイナンスと日本への技能実習生送り出し事業を手掛ける「ReNet Japan (Cambodia) Co., Ltd.」をはじめ、在カンボジア日本国大使館のご協力のもと、MPWT(カンボジア王国公共事業運輸局)長官とのヘルメット ドネーションに関する覚書にもとづき、200個のヘルメットのドネーションが実施されました。
今年度は、カンボジアの旧クメール正月(4月14~16日)に、安全運転啓蒙イベントの開催が決定しており、参加させていただく予定です。ナップスでは、全国の店舗でヘルメット ドネーションのための「ヘルメットリサイクル回収ボックス」の設置が、2月中に完了いたしました。日本のライダーたちの想いを世界に届けるべく、今後も継続してヘルメット ドネーションに取り組んでまいります。
■NAPS
・URL/https://naps.co.jp/
■WINS JAPAN
・URL/https://www.wins-japan.com/
■ReNet Japan (Cambodia) Co., Ltd.
・URL/https://corp.renet.jp/business/cambodia
株式会社ナップス(2023年3月15日発行)