【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」が Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表

掲載日: 2026年01月15日(木) 更新日: 2026年01月15日(木)

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 メイン

2026年1月13日(火)、イタリア・シエナにて「Prima Pramac Yamaha MotoGP」と「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2」が合同で2026年シーズンのチーム体制発表会を開催した。MotoGP チームにはトプラック・ラズガットリオグル選手が加入し、すでにV4エンジン搭載の YZR-M1 のテストを行って好感触を得たことを明かした。また、デビュー2年目となる Moto2 チームにはアルベルト・フェランデス選手が新加入し、マシンはイタリアの Boscoscuro が継続して採用される。

MotoGP世界選手権 Prima Pramac Yamaha MotoGP、イタリア・シエナで2026年シーズンをスタート

2026年1月13日、イタリア・シエナの観光スポット、カンポ広場近くのキジアーナ音楽学院で、「Prima Pramac Yamaha MotoGP」が2026年シーズンのチーム体制発表会を開催しました。

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事1

キジアーナ音楽学院は世界で最も権威ある音楽大学の一つで、1923年、街の中心部となる歴史的建造物のなかに設立されました。シエナもまた象徴的な場所で、ここには明確なビジョンと献身的な取り組みでレーシング・プロジェクトの成長をけん引してきたPramac社の本社があります。

建設機器の製造を手がける同社は今年、創立60周年とともにMotoGP参戦25周年の節目を迎えます。すべての挑戦のスタート地点であるこの地が体制発表会の会場に選ばれました。

Pramacとヤマハ発動機とのパートナーシップは昨年スタートし、今後の発展に向けた重要な基盤を構築しました。「Prima Pramac Yamaha MotoGP」は、ヤマハ発動機のファクトリーチームの一つとして、2026年を見据えて活動してきました。チームをトップに押し上げるために積極的に貢献することが両社共通の目標となっています。

プロジェクトの重要な柱となるのが昨年も同チームで活躍したジャック・ミラー選手です。豊富な経験を活かして貴重な知見をチームに提供し、マシン開発とレース・パフォーマンスの両面で重要な役割を担います。新たにチームメイトとなるトプラック・ラズガットリオグル選手は、スーパーバイク世界選手権で3度チャンピオンに輝き、トルコ人ライダーとして初めて世界選手権の最高峰クラスに参戦することになりました。華麗で直観的なライディング・スタイルで知られ、注目を集めています。

安定感もチームの強みの一つです。長年にわたり結束力、効率性を築き、共通の目標を持ってともに仕事に取り組んできたスタッフが、引き続きチームを運営していきます。

プロジェクトの中核となるパートナーシップも継続されます。イタリアの保険代理店Prima Assicurazioni(プリマ・アッシクラツィオーニ)社がチームのタイトル・スポンサーとなり、ヤマハとの長期プロジェクトを引き続き支援します。

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事2

パオロ・カンピノーティ(Prima Pramac Yamaha MotoGPチーム代表)

「2026年シーズンは、チームがMotoGP世界選手権参戦25周年を迎える節目の年となります。この間に多くの感動、挑戦、成長を経験し、今日の強固で決意に満ちたチームを作り上げてきました。希望に満ちたヤマハとのパートナーシップのなかで、今後も進化を続けていきたいと強く願っています。

プロジェクト2年目を迎えるに当たり、チームの総力を結集して新たなチャレンジに立ち向かいます。さらなる発展に向けて安定と自信を与えてくれるプリマ・アッシクラツィオーニ社の継続的な信頼とサポートに感謝しています。

トプラック・ラズガットリオグル選手の加入を歓迎し、その才能とPrima Pramacカラーに身を包んだ素晴らしいライディングを見るのを楽しみにしています。また引き続きともに戦ってくれるジャック・ミラー選手にも感謝しています。チームの目標達成には彼の経験と貢献が不可欠です」

パオロ・パヴェジオ(Yamaha Motor Racingマネージング・ディレクター)

「Prima Pramac Yamaha MotoGPとのプロジェクトはヤマハのレース戦略の中核であり、最高峰クラスにおける成長・活躍・革新を目標とした長期的な取り組みを具現化するものです。パートナーシップ初年度には人材確保をはじめプロジェクトの進め方や技術的な方向性の統一を図り強固な基盤を築きました。2年目も一貫性を持って発展と体制強化を重点にトップへの返り咲きを目指します。

ジャック・ミラー選手はチームにとって非常に大きな財産です。彼の豊富な経験、技術的フィードバック、競争心の強さなどが、マシンの進化やチーム全体のパフォーマンスを支える重要な鍵となるでしょう。またトプラック・ラズガットリオグル選手の加入は、ヤマハのレース・ビジョンをより一層拡大する上で重要かつ刺激的な一歩となります。持ち前の才能とキャラクターは皆さまもご存知の通りですが、MotoGP転向には時間と忍耐、そして適応性が求められます。新たな挑戦のなかで学び、成長し、徐々にポテンシャルを発揮できるよう最適な環境を整えることが私たちの目標です」

ジーノ・ボルソイ(Prima Pramac Yamaha MotoGPチーム・マネジャー)

「ヤマハとのパートナーシップ2年目は彼らの技術哲学の転換期と重なり、極めて重要なものとなります。ヤマハはニューエンジンの開発において前進を遂げ、同時に、私たちが迅速かつ効果的に適応できるよう全面的にサポートしてくれています。

2026年はさまざまな面で新たなスタートとなります。ミラー選手は変わりませんが、マシンの変更とラズガットリオグル選手の加入によって新たな課題と、さらなる成長が提示されることになります。非常にエキサイティングな段階を迎えており、経験と適応力が鍵を握ることになるでしょう。

ライダー・ラインアップのポテンシャルを強く確信しています。ミラー選手についてはV型エンジンを含めた豊富な経験がマシン開発に重要な価値をもたらすでしょう。一方でラズガットリオグル選手にはニューマシンやニュータイヤ、そして新しい挑戦となるMotoGPに慣れるための時間が必要ですが、彼は並外れた才能の持ち主であり、シーズン序盤から私たちを驚かせてくれるに違いありません。

ヤマハを本来あるべき場所へ戻すという強い決意がチーム内にあふれています。彼らの献身と私たちの強固な体制、そして二人のライダーの才能を携えてともに成長し、“Revs Your Heart”のスローガンを体現できると確信しています」

ジョージ・オーターハイカル(Prima Assicurazioni社CEO)

「MotoGP参戦25周年という特別なシーズンにPrima Pramac Racingとしてともに戦えることをとてもうれしく思います。またここ数年の経験のなかで大きな仕事を成し遂げ、その象徴として2024年にはライダー・チャンピオンを獲得できたことを誇らしく思います。同様に、ヤマハという象徴的ブランドをMotoGP世界選手権のトップに復帰させるという新たなチャレンジにも誇りを感じており、チームスピリットや献身性、革新性をもって結束し、新たな時代を切り開いていきたいと思います」

ジャック・ミラー選手(Prima Pramac Yamaha MotoGPライダー)

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事3

「昨年と同じチーム、同じクルーとともに新たなシーズンを迎えられるのはうれしいことです。パドックでは継続性が非常に重要で、チームの顔ぶれはもちろん、仕事観や方向性を理解し合っていることが大きな違いを生むのです。昨年はまさに学びの年でした。良い時も悪い時もありましたが、最終的にはチームとともに強固な基盤を築くことができ、シーズンが進むにつれてマシンへの適応や分析を心から楽しめるようになっていきました。

今シーズンはV4エンジンが投入され、また新たな挑戦がはじまります。強い信念をもって、このエキサイティングなプロジェクトに臨むつもりです。Prima Pramac Yamahaに残り、今年もチームとともに戦えることを誇りに思います。どこまでやれるか楽しみです」

トプラック・ラズガットリオグル選手(Prima Pramac Yamaha MotoGPライダー)

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事4

「Prima Pramac Yamaha MotoGPの一員として、ここにいられることをとてもうれしく思います。チームの歴史やヤマハとの強固な絆が、加入を決断する重要な鍵となりました。私のレースキャリアにおける新たな章のはじまりであり、長期的な成長を念頭に正しく着実に進んで行くことが目標です。V4エンジン搭載のYZR-M1の最初のテストは概ね良好でした。とくに加速やコーナー出口で好感触を得ることができました。

しかしながら、まだはじまりに過ぎません。MotoGPにおいては継続的な取り組み、データ共有、段階的改善によって真のパフォーマンスが生まれます。私たちはまさにそれを目指しているのです。今シーズンの最大の目標は発展と成長です。レース毎にマシンや競技への理解を深め、1年を通して安定性を培い、MotoGPに適応していきたいと思っています。どんなときも結果は重要ですが、現段階では常に正しい方向へと進み続けることを最優先に考えています。Prima Pramac Yamaha MotoGPは非常に強力で意欲的なチームです。彼らの信頼をありがたく思っていますし、新プロジェクトをサポートしてくれるヤマハにも心から感謝しています。

1ラップごとに学ぶ姿勢を持ち、今まで同様、コース上で100%の力を注ぎます。長いシーズンになりますが、忍耐と献身、チームワークを持ってすれば良い方向へ進めると信じています。新たな挑戦を楽しみ、レース毎に前進していきたいと思います。ヤマハ、チーム、サポートしてくださる皆さま、そしていつもそばで支えてくれるケナン・ソフォーグルに感謝します。サーキットで会いましょう」

Moto2世界選手権 BLU CRU Pramac Yamaha Moto2、イタリア・シエナで2026年シーズンのチーム体制を発表

「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2」が2026年1月13日、イタリア・シエナにある音楽大学、キジアーナ音楽学院で、「Prima Pramac Yamaha MotoGP」とともに体制発表会を開催し、新たなシーズンを踏み出しました。

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事5

チームは2025年にMoto2世界選手権デビューし、厳しい競争のなかで学び、経験を積み、体制を整えきました。2シーズン目を迎える今年は明確な目標と決意をもって新たな戦いに臨み、すべてのサーキットで上位争いに加わることを目指します。

チーム・ディレクターのジーノ・ボルゾイとチーム・マネジャーのアレックス・デ・アンジェリスが昨年に続きMoto2チームを指揮し、Pramacとヤマハ発動機が連携しながら開発やパフォーマンスの向上、ライダーの成長に注力していきます。

コース上では、イサン・ゲバラ選手が引き続き重要な役割を担い、豊富な経験と勝利の実績を活かしてプロジェクトを前進させるための中心的存在となります。チームメイトとしてアルベルト・フェランデス選手が加わり、このプロジェクトに新たなモチベーションと才能をもたらします。

マシンはイタリアのBoscoscuroを採用し、技術提携を継続。Pramac RacingとBoscoscuroが連携して開発を進め、同時にライダーの最高峰クラス昇格をサポートしていきます。

プロジェクトの中核をなすのは、チームのタイトルスポンサーであるBLU CRUです。BLU CRUの一環として行っている当社の若手育成プログラムは、ロードレースにおいてはMotoGP世界選手権への参戦を最終目標としています。その枠組みにおいて「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2」は、最高峰クラスに挑む準備段階として非常に重要な役割を担っています。

2026年シーズン開幕を控え、「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2」は確固たる自信と明確な目標、成長への決意を持ち、準備を整えて基盤を構築し次なるステップへと進んでいきます。

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事6

パオロ・カンピノーティ(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2チーム代表)

「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2プロジェクトの2年目は、重要な前進の年になります。昨年は学びと経験の積み上げに専念してきましたが、今年はより高い意識と明確な目標を持って臨みます。イサン・ゲバラ選手は昨年、強力な潜在能力を発揮し、スピードとメンタリティーを備えた選手であることを証明しました。彼には、さらに前へと進むことを期待しています。同時にアルベルト・フェランデス選手の加入を歓迎します。その高いモチベーションで、チームの成長戦略において重要な役割を担う存在になってくれるでしょう。ヤマハ、Boscoscuro、チームの技術スタッフが一丸となってふたりをサポートしていきます。BLU CRUプログラムの理念に沿って、最高峰を目指すことが私たちの最大の目標です」

パオロ・パヴェジオ(Yamaha Motor Racingマネージング・ディレクター)

「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2はヤマハの長期戦略の柱と言えます。熾烈な競争で知られるMoto2は、プロフェッショナルな組織のなかで成長し、次のレベルに向けた重要な育成環境となっています。基礎固めの1年目を終え、今年は前進を目指す重要な年として、継続な発展を意識しBLU CRUとMotoGPを連携してヤマハのステップアップを強化していきます。

イサン・ゲバラ選手は昨シーズン大きく成長し、バレンシアGPでの優勝という形で実を結び、忍耐や一貫性、信頼の重要性を証明しました。またアルベルト・フェランデス選手の加入はタレント育成の次なるステップであり、フレッシュなエネルギーと長期的な可能性をもたらすでしょう。Pramac Racingと協力し、アレックス・デ・アンジェリスをはじめとするチームスタッフの指揮の下、若いライダーたちにはスピードだけでなく、最高峰レベルの選手に求められる考え方やプロフェッショナリズムを身につけてもらえるよう、体系的かつ持続可能な環境を整えていきたいと思っています」

ジーノ・ボルソイ(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2チーム・ディレクター)

「Moto2プロジェクトの2年目はチームにとって非常に重要です。デビューイヤーでの経験を通してマシンへの理解を深め、組織全体の作業もレベルアップしてきました。イサンはシーズン終盤で目覚ましい成長を遂げ、最終戦で優勝を果たしてチームに大きな自信を与えてくれました。今シーズンはトップ争いの常連を目指し、さらに前進してくれることを期待しています。

新たに加入するアルベルト・フェランデス選手は、若く才能にあふれ、すでにFIM JuniorGPのMoto2クラスで力を発揮しています。彼にとってはすべてが新たな挑戦になりますが、早く適応できるよう全面的にサポートします。チームは集中し決意がみなぎっています。この活動を継続し、新しい力と技術サポートの融合によりさらに大きく前進し、素晴らしい未来を構築していけると確信しています」

アレックス・デ・アンジェリス(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2チーム・マネジャー)

「新シーズンのスタートをとても楽しみにしています。昨年、基盤を固め、バランスのとれたチームへと成長しているからです。組織は成熟し、新たな活力がプロジェクトを強化し、チーム全体が一つになっています。互いによく理解し、それぞれのスキルや経験を最大限に活用できるようになったのです。

ライダーたちは若く、才能にあふれています。イサンは元世界チャンピオンで、すでに実力を証明しています。昨年は私たちのチームで優勝し、好調のうちにシーズンを終えました。今年は安定的に好成績を狙えるようになると確信し、大いに期待しています。新たに迎えるアルベルト・フェランデス選手はまだ若いですが、FIM JuniorGPでMoto2マシンに親しみポテンシャルを披露しています。私は若いライダーの育成に深く関心を寄せており、彼が新たなチャレンジに早く馴染めるようあらゆるサポートを行っていきます。チームの結束と強い決意をもって、昨シーズン後半の勢いをそのまま継続させ、チャンピオンシップの中心的存在を目指す準備が整ったと確信しています」

イサン・ゲバラ選手(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2ライダー)

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事7

「BLU CRU Pramac Yamaha Moto2で2年目のシーズンを迎えられることをうれしく思い、そのスタートを楽しみにしています。昨シーズンを振り返れば、多くを経験し、学び、強固な基盤を築くことができました。今日のプレゼンテーションは単なるスタートではなく、頂上を目指すための継続的なミッションの一つです。1年間の経験が大きな自信になりましたし、このマシンとチームクルーとともに勝ち得た勝利の感覚は今も鮮明です。ヤマハとプラマック・ファミリーの変わらぬ信頼に感謝しています。この冬はパフォーマンス向上を目指して細かい調整に取り組み、いつも以上に激しいトレーニングに励んできました。新たなシーズンのスタートが待ち遠しいです!」

アルベルト・フェランデス選手(BLU CRU Pramac Yamaha Moto2ライダー)

【ヤマハ】「Prima Pramac Yamaha MotoGP」Moto2 と合同で2026年のチーム体制を発表 記事7

「世界選手権Moto2への新たなチャレンジをとても楽しみにしています。プロとしてのキャリアにおける重要なステップであり、成長するための貴重なチャンスです。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2はチャンピオンシップのなかで最高のチームの一つであり、その一員になれることをとてもうれしく思います。

彼らは初めから私への信頼を示し、私がプロジェクトのキーパーソンのひとりであると感じさせてくれました。これは高いレベルで戦うために不可欠なものだと思います。チームは世界選手権で豊富な経験を持っています。彼らからできるだけ多くを学び、毎日全力で取り組み、私の力のすべてを捧げてともにトップを目指していきたいと思っています。最後に、私を支え、この素晴らしいチャンスを与えてくれたすべての人に敬意と感謝の気持ちを伝えます。このチャンスを決して無駄にしません。常に全力を尽くします。皆さまの信頼とサポートに心から感謝しています」

リリース

ヤマハ発動機株式会社(2026年1月14日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ