ミシュランが2027年からスーパーバイク世界選手権のタイヤサプライヤーに決定

掲載日: 2025年06月26日(木) 更新日: 2025年06月26日(木)

ミシュランが2027年からスーパーバイク世界選手権のタイヤサプライヤーに決定 記事1

ミシュランは2027年から2031年シーズン終了まで、FIM スーパーバイク世界選手権の全カテゴリーにおける独占タイヤサプライヤーとなることを発表した。同社は MotoGP と MotoE でサプライヤーを務めた実績を活かすとともに、量産モデルに近いバイクを使用する同選手権で開発した技術を一般ライダー向けのタイヤ開発にも反映するとしている。

ミシュラン、2027年からFIM スーパーバイク世界選手権の独占サプライヤーに

ミシュランは、2027年から 2031年シーズン終了まで、FIM スーパーバイク世界選手権の全カテゴリーにおける独占タイヤサプライヤーとなることを発表します。

この取り組みは MotoGP と MotoE での成功に続き、モーターサイクルレースにおける世界的な存在感を確認する、ミシュラングループにとって新たな戦略的ステップとなります。これはプレミアカテゴリーで開発された技術革新を基に、バイクが量産モデルに近いチャンピオンシップに適用するという論理的なアプローチの一部です。

ミシュランが2027年からスーパーバイク世界選手権のタイヤサプライヤーに決定 記事2

ミシュランモータースポーツのディレクターであるマチュー・ボナルデルは以下のように述べています。
「2027年に始まる世界クラスのモーターサイクルレースにこれほど迅速にコミットできることを非常に嬉しく思います。スーパーバイク世界選手権は、サーキットでも公道でも、すべてのライダーが使用するテクノロジーに当社のテクノロジーをさらに近づける理想的な環境を提供します。このチャンピオンシップの観客は、主にスーパースポーツバイクを所有するユーザーや愛好家で構成されています。彼らのために優れた性能を持つタイヤに支えられた高品質なエンターテインメントをお届けするために我々は全力を尽くします」

ミシュランは、スーパーバイク世界選手権の独占サプライヤーとなり、高性能、耐久性、操作性を兼ね備えたタイヤの開発に貢献したいという姿勢を改めて示しました。スーパーバイク世界選手権に参戦するバイクは市販車から直接派生しているため、このチャンピオンシップで開発された技術は、すべてのバイク愛好家を対象としたタイヤレンジに迅速に適用できます。

2000年代初頭のスーパーバイク世界選手権で既に成功を収めており、オープンコンペティションの環境で 12のタイトルを獲得したミシュランは、すべてのライダーに優れたサービスを提供するというイノベーション主導の DNA と再びつながることとなります。

ミシュランは、シリーズを通じて、バイクメーカー、チーム、そしてライダーたちに、オートバイ競技におけるトップレベルの専門知識、スポーツパフォーマンスと環境責任を組み合わせる実証済みの能力、技術と開発、および性能分析チームの卓越性を提供します。

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リリース

日本ミシュランタイヤ株式会社(2025年6月25日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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