【MVアグスタ】「事業運営に変化なし」本社が公式声明を発表

掲載日: 2024年12月13日(金) 更新日: 2024年12月13日(金)

【MVアグスタ】「事業運営に変化なし」本社が公式声明を発表 記事1

KTMジャパン株式会社は、MVアグスタ本社が2024年12月13日(金)に顧客向けに発表した公式声明についてアナウンスを行った。これによると2023年から2024年にかけて同社の経営陣は60%が刷新され、すべての事業において完全に独立したとのこと。株式保有の状況についてはまだ策定中としつつも、事業運営に関して変化はないとしている。また、2024年に発表した9つのモデルの開発は計画通りに進んでいるとのことだ。

MV AGUSTA MOTOR S.P.A はお客様向けに声明を発表

KTM Japan 株式会社は、MV AGUSTA MOTOR S.P.A が 2024 年 12 月 13 日にお客様に向けた公式声明を発表したことをご案内いたします。

親愛なるお客様、およびMVアグスタファンの皆様へ
MV Agustaに とって誇り高き年である2024年が、終わろうとしています。そして、我々は2025年とその先の将来に向け、すでに取り組みを始めています。
私たちは、正確な情報と成果を御提供することにより、皆様と状況を御共有したいと考えています。

まず、MV Agusta に関するすべての決定、開発、業務が、イタリアのヴァレーゼで行われていることを御承知おきいただくことが重要と考えております。2023年から2024年にかけて、MVアグスタの経営陣の60%が刷新され、イタリア国内外のモーターサイクルおよび自動車部門から新たな専門家がメンバーに加わりました。この戦略により、MV Agustaはすべての事業において完全に独立しました。

製品に関しては、すべての工程が社内で行われています。
初期設計や開発段階の定義から、様々なレベルでのプロトタイプの開発、生産に至るまで。これらのすべてのプロセスは、イタリアのヴァレーゼ(生産工場)とMVアグスタのCentro Stile MV Agusta(デザインセンター)でのみ行われます。

これらの事実から、MVアグスタは真のメイド・イン・イタリーであると、誇りをもってお伝えすることができます。

「全ての活動はヴァレーゼを拠点としています」
販売、アフターセールス、カスタマーサービス、マーケティングは、本社から直接マネージメントされています。

2024年のモーターサイクル販売台数は4,000台、年間成長率は116%で、7月にはすでに2023年通年と同じ販売台数に達しました。2024年10月にお客様より寄せられた試乗希望数は、前年1年分の総希望数に匹敵しております。

Superveloce 1000 Serie Oroのデリバリーは、2024年7月の正式発表から3週間後に開始され、残すところ正規ディーラーにより20台程度の販売が継続されています。
現在、MVアグスタのディーラーネットワークは、41のサービスパートナーを含む219の販売拠点で構成されています。さらにヨーロッパ以外の地域において20の輸入代理店が加わりました。2025年末までには250のディーラー網に達成させることを目指しています。また先週のことではありますが、イタリアのコモとフランスのモンペリエに、2店の美しいディーラーがオープンいたしました。

スペアパーツに関しては、過去7年間に生産されたモデルの99%が入手可能となり、今年はスペアパーツの販売数で歴史的な高水準を記録いたしました。
ヴァレーゼで生産されるすべてのモーターサイクルとそのスペアパーツは、EU市場向けはオーストリア、北米/南米向けはアメリカ、アジア向けは日本やオーストラリアに所在するロジスティクス・ハブに保管され、そこから世界中の販売ネットワークに配送されています。

2024年は、新たに9モデルを発表しました。新世代のモーターサイクルの開発は、計画通りに進んでいます。これらは斬新、且つまったく新しい製品群であり、対象となるセグメントのトップに位置するよう設計されています。それらは、誰もがこれまで見たことのない製品となります。

このような結果を可能にした人々は、変わらずヴァレーゼに留まります。すなわち事業運営に関して、何も変わることはございません。
株式保有の状況についてはまだ策定中ですが、 株主の皆様と協力して将来の企業形態を決定し、 MV Agusta が成長を続け、それに値する高みに到達することを目指し活動しています。

MV Agusta 一同、昨日、今日、そして明日と、皆様のご支援と信頼に感謝申し上げます。

December 2024

リリース

KTM Japan 株式会社(2024年12月13日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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