ホンダが自社ホームページにて新たなバイク用クラッチシステム「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」の情報を公開した。次期 CB650R・CBR650R に搭載されるとも噂されているこの機構は、クラッチ操作を電子制御することにより違和感のない発進・変速・停止を実現するという。また、通常のクラッチ操作の介入も許容することで幅広いスキルのライダーに対応出来るだけでなく、システム自体がコンパクトなため既存車両への搭載が容易とのことだ。
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Hondaは、世界で初めて(※)二輪車用有段式マニュアルトランスミッションのクラッチコントロールを、自動制御することにより、ライダーのクラッチレバー操作なしでスムーズな発進、変速、停止を可能とした、二輪車用「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」の情報を、本日ホームページで公開しました。
(※)Honda調べ
このHonda E-Clutchは、発進、変速、停止など駆動力が変化するシーンで、電子制御技術を駆使することにより最適なクラッチコントロールを瞬間的に細かく行い、ライダーの手動クラッチ操作以上に違和感のないスムーズな発進、変速、停止を実現しています。
またライダーの要求に幅広く対応するため、電子制御によるクラッチコントロール中でもライダーがクラッチレバーを握るだけで通常のマニュアル車と同様にクラッチ操作を行えるようにしました。これにより、より多くのライダーの運転経験や技術に対応することで、さらに快適にライディングの楽しさに集中することが可能になります。
また軽量コンパクトなシステムを開発したことで既存のエンジンレイアウトを大きく変更することなく搭載できるため、順次FUNモーターサイクルへ適用する予定です。
本田技研工業株式会社(2023年10月10日発行)
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