ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、同社の高精度3次元地図データ(HDマップ)がホンダの自動二輪車向けシミュレーションソフト「BikeSim」に採用された旨発表した。BikeSim は自動二輪車の開発で広く使われているシミュレーションツールとなっており、今回採用された首都高速都心環状線(C1)の高精度3次元地図データによって、よりリアルな開発環境の実現に貢献するとしている。
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(代表取締役社長CEO: 吉村 修一、以下「当社」)が保有する首都高速都心環状線(以下、C1)の高精度3次元地図データ(HDマップ)が、本田技研工業株式会社(以下、Honda)が使用する自動二輪車向けシミュレーションソフト「BikeSim」に採用されました。
当社のHDマップが、自動二輪車の開発に使用されるのは初めてとなります。
BikeSimは自動二輪車の挙動解析やアクティブ制御装置の開発、制御システム全体の性能評価などにおいて、20年以上にわたり実環境での検証を重ねた実績があり、自動二輪車の開発で広く使われているシミュレーションツールです。
当社は、複雑な構造で知られるC1を高精度に再現したHDマップを、Hondaの自動二輪車開発に使用されるシミュレーションソフトへ提供することで、よりリアルな開発環境を実現することに貢献しております。
当社のHDマップは、自動運転・ADAS(先進運転支援システム)を実現するツールとして、日本や北米において自動車への採用が広まっています。
また当社は、自動車開発に利用されるシミュレーションソフトウェアにHDマップを提供することで、車両設計の効率化・品質向上などにも寄与し、四輪車、自動二輪車問わず、広く自動車産業の開発業務をサポートしてまいります。
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(2023年8月28日発行)