2023年3月24日(金)より開催される第50回東京モーターサイクルショーにて、元 GP ライダーである八代俊二氏によるトークショー、および著書「レーサーズ ノンフィクション 第2巻 突っ込みハッチの七転び八起き」サイン本の販売が行われる。トークショーでは著書に載せきれなかったエピソードなどが披露される予定だ。
八代俊二さんのイベントは東京モーターサイクルショー開催中の3月25日(土)と26日(日)に開催
株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 秀伸)は、3月24日~26日に東京ビッグサイトで開催される第50回東京モーターサイクルショーの三栄出展ブースにて、三栄より発売されている「レーサーズ ノンフィクション 第2巻 突っ込みハッチの七転び八起き」の著者である八代俊二さんをお呼びしてトークショーを開催。掲載しきれなかったネタや原稿執筆時の苦労話などを披露する予定です。トークショー終了ののちサイン本の販売も行います。
かくして薩摩隼人はプロのレーシングライダーになった――
初バイクは小学生のときに畑で乗ったヤマハのメイト。「一を聞いて十を知る」に近い感覚で自分の思いどおりにバイクを操ることができた。その20年後、私はNSR500で世界グランプリを走っていた。
「始めるのは遅かったけど、辞めるのは早かったんですよ」と自嘲気味に男は笑った。都会でひと旗揚げようとF1ドライバーを目指したその男は、まずは初期投資が少ない二輪から始めて四輪に転向する腹づもりだった。だが、二輪レースで頭角を現すとそのまま世界選手権に連れ出されてしまう。はた目には順風満帆にエリート街道を突き進んでいるように映っていたかもしれないが、男はある日突然レースを辞めてしまう――。レースに全身全霊を傾けながら挑み続けた男の半生が、いま解き明かされる。
【八代俊二】
1960年、鹿児島県生まれ。’81年からロードレース活動を開始。’82年にモリワキ入りし、その年の日本GPフォーミュラ3クラスで優勝する。’83年は国際B級ライダーながらも、国際A級と混走したスーパー1000クラスでタイトル獲得。A級に昇格した’84年も連覇した。
’86年からは500ccクラスに転向。同年、全日本で500初優勝を飾ると、シーズン途中から戦いの場を世界グランプリに移した。’87年からはHRC契約のファクトリーライダーとなり、ロスマンズホンダの一員として世界を転戦。同年ランキング9位。’88年は13位。’89年からは全日本に戻り、’90年に引退した。現在はモーターサイクルジャーナリストとして雑誌やテレビなど幅広い分野で活躍している。
■開催場所/東京都江東区有明3-11-1東京ビッグサイト 第50回 東京モーターサイクルショー 西展示棟1・2ホール/アトリウム 三栄ブース内
■スケジュール
・2023年3月25日(土)14:00~
・2023年3月26日(日)14:00~
※共に1時間程度の予定
※サイン会の実施は三栄ブース内にて著書をご購入いただいた方が対象となります。
株式会社三栄(2023年3月22日発行)