aidea 株式会社が販売する電動3輪バイク「AAカーゴ」が東日本電信電話株式会社 宮城支店に納入された。NTTグループは2030年までに一般車両の100% EV化を目指しており、今回の3輪電動バイク導入もこの一環となる。
「EV100」を推進し、地球環境の負荷低減などを目指す取り組み
aidea 株式会社(東京都港区、代表取締役社長 池田 元英)は、2022年10月7日に東日本電信電話株式会社 宮城支店(支店長 滝澤 正宏、以下 NTT東日本)へ、電動3輪バイク「AAカーゴ」を納入しました。弊社としてNTTグループへの納入は、初めてです。
NTT東日本は、持続的な発展が可能な地域社会の実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。2018年10月にNTTグループとして「EV100(※)」へ加盟したことから、2030年までに一般車両の100% EV化を目指しています。
(※)EV100/2017年に発足した国際企業イニシアチブで、事業活動で使うモビリティを100%ゼロエミッションにするというもの。2022年10月現在、日本企業では以下の7社が参加している。[イオンモール株式会社、アスクル株式会社、日本電信電話株式会社、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社 高島屋、株式会社 関電工、ニチコン株式会社]
■サステナビリティ
・URL/https://www.ntt-east.co.jp/sustainability/
■具体的な取り組み
・URL/https://www.ntt-east.co.jp/sustainability/activities/environment/own-carbon-neutral/activities/index.html
今回NTT東日本 宮城支店では、お客さまの通信設備の故障修理や電柱・通信ケーブル等のインフラ設備の点検等の業務において、作業者が移動に使用する車両として電動3輪バイク「AAカーゴ」を導入しました。導入にあたっては、以下3つの効果が期待されています。
ガソリンエンジン車は、ガソリンを1L消費するごとに2.36kgのCO2を排出します。燃費25km/L、月間走行距離1,000kmのガソリン車をEVに変えると、年間で約1.1tのCO2の削減が可能です。限られた化石燃料から作られる「ガソリン」ではなく、再生可能エネルギーから作ることのできる「電気」を動力源とする電動バイクは、環境負荷の低減に役立つモビリティです。
宅内故障修理や電柱・通信ケーブルの点検など、さまざまな場所を走りまわる車両には、機動力が求められます。細い路地を通っての移動や、駐車スペースのない場所への出張など、自動車では難しい業務もバイクであれば難なくこなすことが可能です。一人の人間と少量の荷物の移動を前提とした時、バイクは圧倒的に高効率なモビリティです。
天候不順などを原因とする電力不足は、社会全体に深刻な影響を与えます。NTT東日本では、「AAカーゴ」の充電に夜間電力を活用するなど、ピークシフト(※)による負荷平準化への貢献を見込んでいます。
(※)ピークシフト/工場、事業所、一般家庭などの電力消費量が増える日中(ピークタイム)を避け、夜間に電力を使用することで、全ての時間帯の電力消費量を均一化する事。
AAカーゴ α4「NTT東日本」仕様
■AAカーゴ製品紹介ページ
aidea 株式会社(2022年10月27日発行)