2022年3月25日(金)~27日(日)、第49回東京モーターサイクルショーがお台場の東京ビッグサイトで開催された。タイの新進バイクメーカーであるGPXのブースでは、110~250ccの軽2輪クラスを中心に、個性的かつコストパフォーマンスに優れた車両を数多く展示していた。
発売されたばかりのレジェンド250ブライトン。クラシカルな雰囲気は前身のレジェンド250ツインIIをベースにしたもの。これに特別塗色や前後フェンダー&エンジンなどをメッキ仕上げとしたスペシャルモデルだ。世界限定450台で、そのうち150台が日本に導入予定。
ひっそりと展示してあったが実は世界初公開だったという、レジェンド250ツインIII。限定モデルであるレジェンド250ブライトンのスタンダード版に相当するモデルで、前身のレジェンド250ツインIIよりクラッチが改良され、シフトタッチが良くなっている。
デーモンGR200R 4Vは、スチールのトレリスフレームに198cc水冷単気筒エンジンを搭載したロードスポーツモデル。シリンダーヘッドが4バルブ化された最新モデルを展示していた。
マットブラックの車体が迫力のレジェンド150Fi。バイクらしいデザインの車体に倒立フォークやLEDヘッドライト、フルデジタルメーターなど現代的装備を盛り込んでいる。
アンダーボーンフレームを採用したシティコミューター、POPz110(ポップス110)も、かなりの面積を使って展示されていた。
いわゆるスーパーカブ風のルックスだが、フロントディスクブレーキやキャストホイール、全灯火LEDの採用は本家よりも早かった。
写真のバーミリオンオレンジなど、ネーミングどおりのポップなカラーリングがあるのも、ポップス110の大きな特徴だ。
ビジネスバイク風の落ち着いたブリティッシュグリーンの車体に、ブラウンカラーのヴィンテージシートがよく似合っている。