ドゥカティは、2021年1~9月度の販売台数が前年度の全体値を上回る4万9,693台を達成した旨発表した。この数字は、同期2020年対比で+3%、2019年対比で+25%となっており、第3四半期としては過去最高の業績を記録。
また、最も売れた車両はムルティストラーダ V4で、次点でドゥカティスクランブラー800ファミリー、ストリートファイター V4、モンスターシリーズと続く。また、アパレルやアクセサリーの販売数も前年を上回ったとのことだ。
ドゥカティは、第3四半期に非常に好調な業績を記録しました。2021年1月~9月に世界中のお客様に納車したモーターサイクルの台数は49,693台で、2020年全体の販売台数(48,042台)をすでに上回っています。
これにより、2021年の第3四半期は過去最高の業績となり、2020年同期と比較した場合は+3%、2019年同期と比較した場合は+25%の成長を遂げています。
9月末現在において、もっとも多くのモーターサイクルを納車した市場はイタリアで(7,954台)、米国(7,475台)、ドイツ(5,627台)がそれに続いています。
「ドゥカティは、2021年の1月から9月に、モーターサイクルだけでなく、アパレル、アクセサリー、スペアパーツを含むアフター・セールス製品の両方で、2020年全体を上回る販売数を記録しました。この成長は、ドゥカティが参入している主な市場全体に及んでおり、製品ファミリー全体の販売が拡大しています。私たちは、この業績に非常に満足しています。
ドゥカティスタのコミュニティは世界中で成長を遂げており、モーターサイクル業界でもっとも権威ある雑誌は、ドゥカティ製モーターサイクルに重要な賞を授与しています。この事実は、ボルゴパニガーレの本社で働く従業員だけでなく、世界中のすべてのドゥカティ子会社にとって誇るべきことだと言えるでしょう。
ドゥカティ・ブランドは、これまで以上に堅実な企業になると同時に、高い評価を受けています。現在、私たちはすでに来年を見据えています。この数週間、私たちはドゥカティ・ワールド・プレミア・ウェブシリーズを通じて、来年のニューモデルを全世界に発表しています」
ドゥカティ・モーターサイクルの高い評価を裏付けるものとして、ボルゴパニガーレを拠点とするドゥカティの製品ファミリー全体が成長を遂げていることが挙げられます。今年に入ってもっとも多く販売されたモデルはムルティストラーダ V4で、次にドゥカティスクランブラー800ファミリー、ストリートファイター V4、そして僅差でモンスターが続いています。
ドゥカティは、2022年モデルの新製品の発表をすでに開始しています。ドゥカティ・ワールド・プレミアの最初のエピソードでは、新型ムルティストラーダ V2が公開されました。このモーターサイクルは、快適で楽しく、多用途で高度なテクノロジーを搭載した2気筒バイクで、ムルティストラーダの世界へのエントリー・モデルとなります。
さらに、エピソード2では、ドゥカティスクランブラー・ファミリーの新しいモデルが発表されました。新型ドゥカティ スクランブラー1100トリビュート PRO は、空冷2気筒エンジンが採用されてから50周年を記念して製作されたモデルで、1970年代の典型的なスタイル・エレメントを取り入れています。その一方で、800ファミリーには、ドゥカティスクランブラー・アーバン・モタードが追加されました。このモーターサイクルは、スタイル、スポーティ、走る楽しさを巧みに組み合わせ、都市環境で優れた走行体験を創出します。
ドゥカティ公式ウェブサイトには、ドゥカティ・ワールド・プレミア専用セクションが設置され、上記のニューモデルに加え、今後発表される2022年モデルの新しいエピソードが公開されるスケジュールが掲載されています。
ドゥカティジャパン株式会社(2021年10月19日発行)