「Bike Life Lab supported by バイク王」が、2019年9月から11月に実施したリセールプライス調査(再び売却した際、高値で買い取られるリセールバリューのあるバイクの調査)でホンダの「CB1300 SUPER FOUR SP」が初登場で首位を獲得した。
「CB1300 SUPER FOUR SP」は通常モデルと比べ、前後サスペンションはオーリンズと共同開発した専用品に、前ブレーキはブレンボ製ラジアルマウント式モノブロック対向4ポットキャリパーに変更されている点が付加価値をあげ、また流通量の少なさも伴ってリセールプライスの高いバイク1位を獲得する結果となったと予想される。
ランキングは排気量別でも詳しく発表されているので、最近の人気バイクの傾向として、また購入の際の検討材料として、眺めてみてはいかがだろう?
バイクライフを楽しく、豊かにする情報を広く社会に発信することを目的に活動を行う「Bike Life Lab supported by バイク王」は、2019年9月~11月の期間を対象に「再び売却した際、高値の付くバイク」=「“リセール・プライス”の高いバイク」上位10車種を発表します。
「“リセール・プライス”の高いバイク」は、需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできます。31回目となる今回は「ホンダCB1300 SUPER FOUR SP」が首位に輝きました。
・「ホンダ・CB1300 SUPER FOUR SP」が初登場首位獲得!
・他にも初登場車両が3車種ランクイン!
・上位10車種は軽二輪以上が独占! 1年前は原付二種のランクインが過去最多
31回目となる「リセール・プライス」ランキングは、「ホンダ・CB1300 SUPER FOUR SP」が2位に0.7pt差を付け首位に輝きました。
ホンダ・CB1300 SUPER FOUR は、1998年に発売され、20年以上の歴史を持つロングセラーモデルです。CB1300 SUPER FOUR SPモデルは、通常装備の他に前後サスペンションをオーリンズ社と共同開発した専用品を装備、他にも前ブレーキをブレンボ製ラジアルマウント式モノブロック対向4ポットキャリパーへ変更、最低地上高・シート高・全高を10mmアップ、スイングアームを黒色に塗装などの変更点が見られます。発売から約1年が経過し、当ランキングが規定する流通台数に達したものの、少ない台数しか流通していないことによる高値傾向であることや、前述した特別製の装備が付加価値を生んでいると推察されます。
また、今回のランキングでは、ホンダ・レブル250および同ABSがランクインしました。前後に太いタイヤを履き、マットカラーのボディーやブラックアウトされた各パーツなど“タフさ”を強調したデザインに加え、スポーツモデル譲りの軽快に吹け上がるエンジンを搭載するなど、従来の250ccアメリカンとは一線を画すモデルです。2019年上半期の販売台数1位(250部門)※を記録するなど高い人気を誇っており、需要が高いことに起因する高値傾向であると考えられます。
新年を迎え春のバイクシーズンに向かっていく中で、今後のランキングにどのような変化をもたらすのか、引き続き「リセール・プライス」ランキングにご注目ください。
※二輪車新聞掲載記事から引用
原付一種・二種
軽二輪
中型二輪
大型二輪
■佐川健太郎氏 インプレッションムービー公開中
「リセール・プライス」ランキングにて、上位10車種にランクインしたモデルを始め、複数の人気車種をモーターサイクルジャーナリストの佐川健太郎氏にインプレッションしていただきました。詳しくはURL(https://www.8190.jp/bikelifelab/movie/shijou/)をご覧ください。
■「リセール・プライス」とは
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。
2020年1月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど「リセール・プライス」が高いと想定できます。
本指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る「バイク王」のデータを基に、Bike Life Labが独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
■算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2020年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2020年1月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、Bike Life Lab独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする
■Bike Life Lab supported byバイク王について
バイク王バイクライフ研究所は、「バイクライフの生涯パートナー」をビジョンに掲げる株式会社バイク王&カンパニーが、バイクライフの楽しさやバイク市場の動向などを広く社会に発信することを目的に、2011年8月に発足した情報発信組織であり、2017年3月からは「Bike Life Lab(バイクライフラボ)」というバイクコンテンツサイトを運営しております。
2019年2月より、ライダーにとってより身近で、より強固なエンゲージメントを持った情報発信組織に成長していくために、「バイク王 バイクライフ研究所」を「Bike Life Lab supported by バイク王」に名称変更し、併せてバイクコンテンツサイト名も「Bike Life Lab supported by バイク王」に統合しました。
Bike Life Lab supported by バイク王は、バイクライフを楽しく、豊かにする情報を広く社会に発信していくことで、バイク業界の活性化に寄与していきたいと考えています。
株式会社バイク王&カンパニー
TEL/03-6803-8866
リリース=株式会社バイク王&カンパニー(2020年1月14日発行)