【ドゥカティ】MotoGPクラス2020年シーズン初となる公式テストをリカルド・トルモ・サーキットで実施

掲載日: 2019年11月21日(木) 更新日: 2019年11月21日(木)
この記事は2019年11月21日当時の情報に基づいて制作されています。

ドゥカティは来たる2020年シーズン初となるMotoGPクラスの公式テストをスペインのリカルド・トルモ・サーキットで実施した。

2日間に渡り行われるこのテストの初日、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ゼッケン04)は気温が低い中、58ラップを周回。全体で4位となる1分30秒665でテストを終了し、インタビューでは好感触を得たと語った。また、チームメイトのダニーロ・ペトルッチ(ゼッケン09)は、2019年11月17日(日)に開催されたMotoGP最終戦でクラッシュした際に負傷した左肩の影響により10ラップを周回したのみでテストを終了。タイムは全体の12番手となる1分31秒433だった。なお、サードライダーであるミケーレ・ピッロのタイムは1分32秒016で全体の18番手となった。

MotoGP 2020年シーズン最初のオフィシャル・テストをバレンシアで実施、ドヴィツィオーゾは初日のテストを全体の4番手で終了、12番手のペトルッチは肩の痛みのため途中でテストを中断、ピッロもテストに参加

MotoGP 2020年シーズンの幕開けを告げる最初のオフィシャル・テストが、スペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催された。2日間のテストの初日は、天候には恵まれたものの、気温が低いコンディションの中で実施された。テストは、朝10時から夕方5時まで7時間にわたって行われ、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ファクトリー仕様のデスモセディチGPを駆って1分30秒665のタイムを出し、全体の4番手でテストを終了した。

チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、日曜日に開催されたMotoGP最終戦でクラッシュしたときに負傷した左肩の痛みにより、10ラップを走行した時点でテストを切り上げた。タイムは、1分31秒433で、全体の12番手となった。

クリニックで医師による診断を受けたペトルッチは、初日のテストは中断することを決断。2日目のテストに参加するか、あるいは11月25~26日に行われる次回のテストまで待つかどうかは、明日の状態を見て判断することになった。

チームの3人目のライダーであるミケーレ・ピッロも今回のテストに参加した。彼は、数多くの新しいソリューションを試し、1分32秒016のタイムを記録して、全体の18番手でテストを終了した。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 1分30秒665(4番手) 58ラップ

「いくつかの新しいことを試して、非常に興味深い結果を得ることができた。もちろん、あらゆる面でさらにテストを行う必要があり、他のサーキットからのフィードバックも必要だが、今日は良い感触を得ることができた。細かい点にも改良を加えて、さらに改善していきたい。いずれにしても、今日のテストは非常にうまくいったので満足している」

ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 1分31秒433(12番手) 10ラップ

「日曜日のクラッシュで、もともと問題を抱えていた左肩をさらに痛めてしまったので、数周しか走ることができなかった。月曜日には休養を取ったものの、今日のテストでは、まったく力が入らなかったのでテストを中断することにした。明日テストに参加するか、あるいは来週ヘレスで開催される次のテストまで参加を延期するかどうか、少し様子を見ることにした。数周しか走行することができなかったが、2020年仕様のマシンは、非常に良いフィーリングだった」

ドゥカティ・チームは、明日もバレンシアで行われる最終日(2日目)のテストに参加する。

リリース

リリース = ドゥカティジャパン株式会社(2019年11月20日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ