【ドゥカティ】ムルティストラーダシリーズが累計生産台数10万台を達成! 2021年にはV型4気筒エンジン搭載モデルが登場

掲載日: 2019年09月18日(水) 更新日: 2019年09月18日(水)
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この記事は2019年9月18日当時の情報に基づいて制作されています。

ドゥカティはムルティストラーダシリーズの累計生産台数が10万台を達成したと発表。生産10万台目となる「ムルティストラーダ1260パイクス・ピーク」にはトップブリッジに記念のレーザー刻印が施され、納車には同社CEOであるクラウディオ・ドメニカーリが登場。直接オーナーへ車両を引き渡したという。

初代ムルティストラーダが登場してから今年で16年が経過したが、最新モデルの「ムルティストラーダ950」「ムルティストラーダ1260」はエンジンの信頼性も向上しており、バルブクリアランスの点検は3万km毎に設定されている。これは初代モデルの3倍の距離だという。また、2021年には専用設計のV型4気筒エンジンを搭載したモデルが加わるとのことだ。

ドゥカティ・ムルティストラーダが累計生産台数10万台を達成 記念すべき10万台目のムルティストラーダは1260パイクス・ピーク

・最新世代のムルティストラーダ1260および950は、その完成度の高さと扱い易さにおいて、歴代ムルティストラーダの頂点に君臨
・全エンジンのバルブ・クリアランス点検は30,000km毎に設定され、メンテナンス・コストを削減

2019年9月17日ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)

最初のムルティストラーダが工場をラインオフしてから16年が経過した今年、ムルティストラーダ・ファミリーの総生産台数が10万台に達しました。10万台目のムルティストラーダは、ドイツのドゥカティスタ、デイブ・ハヤードがデュッセルドルフ・ディーラーでオーダーした1260パイクス・ピークです。このモーターサイクルには、トップブリッジに記念のレーザー刻印が施され、納車式ではドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリが直接モーターサイクルを引き渡すというサプライズが演出されました。

ドゥカティのマルチパーパス・モデルであるムルティストラーダには、常に最先端のテクノロジーが搭載されてきました。2010年、ムルティストラーダは、モーターサイクルの特性を劇的に変化させることができるライディング・モードを搭載した最初のモデルとなり、「4台のバイクを1台に」というキャッチフレーズが広告キャンペーンに採用されました。2014年に導入されたD-Airバージョンでは、モーターサイクルのセンサーが検知した情報を使用して、専用のエアバッグ・ジャケットを作動させるシステムを業界で初めて導入しました。2015年には、テスタストレッタDVT(デスモドロミック・バルブ・タイミング)と呼ばれる、可変バルブ・タイミング・エンジンを搭載した最初のモーターサイクルを発表しました。

テクノロジーが進化するにつれて、信頼性も高まっています。最新モデルには、より長期間にわたり、さらに厳しい開発テストが実施されました。生産プロセスを改善し、より最適な材料を選択し、シミュレーションの精度を高めたことで、ムルティストラーダ1260と950は、かつてないレベルの信頼性を実現しています。最新モデルのムルティストラーダ・ファミリーに搭載される全エンジンのバルブ・クリアランス点検は、初代モデルの3倍にまで延長され、30,000km毎に設定されています。

現在、ムルティストラーダ・ファミリーは、950cc(113ps)モデルに2つ、1,260cc(158ps)モデルに5つの合計7つのバージョンが用意され、非常に充実したラインナップを誇っています。

2019年に発表された新型ムルティストラーダ950(”S”バージョンも新たに設定)は、ムルティストラーダのパフォーマンスをより身近な存在にする一方で、19インチのフロントホイールを採用したことにより多用途性も向上しています。

初代ムルティストラーダが体現したマルチパーパス・スポーツバイクというコンセプトを新たに解釈し直したムルティストラーダ1260は、高い快適性と積載能力に、典型的なスポーツバイクのタイヤサイズ、ホイール、ブレーキを組み合わせています。オーリンズ製サスペンション、鍛造ホイール、カーボンファイバー製エグゾーストパイプを装備したパイクス・ピーク・モデルは、最高のスポーツ・パフォーマンスを提供します。

その一方で、アドベンチャーを愛するライダーの方々のためには、ムルティストラーダ1260エンデューロが用意されています。このモーターサイクルは、30リットルの大容量タンクにより長距離走行を可能にして、長いストロークを備えたサスペンション、19インチのフロントホイール、そして耐久性の高いスポーク・ホイールにより、あらゆる地形を走破できるように設計されています。

ムルティストラーダの開発は、さらに進行中です。2021年には、ムルティストラーダ・ファミリーが拡大され、L型2気筒エンジンを搭載した1260および950モデルに、新しい専用のV型4気筒エンジンを搭載したバージョンが加わります。

歴代ムルティストラーダ

・2003年/ムルティストラーダ1000 DS
・2005年/ムルティストラーダ620
・2007年/ムルティストラーダ1100
・2010年/ムルティストラーダ1200
・2012年/ムルティストラーダ1200パイクス・ピーク
・2015年/ムルティストラーダ1200 DVT
・2016年/ムルティストラーダ1200エンデューロ
・2016年/ムルティストラーダ950
・2018年/ムルティストラーダ1260
・2019年/ムルティストラーダ1260エンデューロ

お問い合わせ

ドゥカティジャパンお客様窓口
TEL/0120-030-292

ムルティストラーダ950のカタログページはこちら>>
ムルティストラーダ1260のカタログページはこちら>>

リリース = ドゥカティジャパン株式会社(2019年9月17日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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