【ヤマハ】電動トライアルバイク「TY-E」を駆る黒山健一選手がトライアル世界選手権オランダGPで2位入賞

掲載日: 2019年06月25日(火) 更新日: 2019年06月25日(火)
カテゴリー: トピックス  タグ:  
この記事は2019年6月25日当時の情報に基づいて制作されています。

ヤマハファクトリーレーシングチームが参戦する「2019 FIMトライアル世界選手権第3戦オランダGP」TrialEクラスの初戦が2019年6月22(土)・23日(日)に開催された。

このレースにおいてヤマハの電動トライアルバイク「TY-E」を駆る黒崎健一選手は土曜日に開催された予選を2位で通過。日曜日の決勝戦では序盤のミスが響き結果は2位。これによりチームは最終戦となるベルギーGPでの逆転優勝に望みを繋ぐ事となった。

黒山選手と「TY-E」が減点4/クリーン27と健闘し2位表彰台を獲得

2019 FIM トライアル世界選手権 TrialE クラス オランダ GP

2019年6月22日(土)~23日(日)、FIMトライアル世界選手権の第3戦オランダGPにて、TrialEクラスの初戦が行われ、ヤマハ発動機の電動トライアルバイク「TY-E」で参戦した「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の黒山健一選手は、15セクション・2ラップで減点4/クリーン27と健闘するも、わずかにおよばず2位となりました。

黒山選手と「TY-E」は、22日(土)の予選を2番手で終えると、15セクション・2ラップで争われる決勝では1ラップ目で減点3と、オールクリーンのライバルに続く2番手とします。迎えた2ラップ目、黒山選手はさらにギアを上げ1ラップ目を上回る減点1に抑え、減点4/クリーン27という成績で全セクションを終えましたが、またもオールクリーンとしたライバルに続く2位で初戦を終えました。

「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」と黒山選手は引き続きヨーロッパにとどまり、逆転チャンピオンを目指して2019年6月29日(土)~30日(日)に行われる最終戦のベルギーGPに臨みます。

RESULT オランダ GP

■順位/ライダー/国籍/マシン/減点/クリーン
1/CABESTANY Albert/ESP/Gas Gas/0/30
2/黒山健一/JPN/Yamaha/4/27
3/TOURNOUR Gianluca/ITA/Gas Gas/11/27
4/CORDON ROPERO/Joan/ESP/Mecatecno/46/14
5/CROSSET Dany/BEL/Gas Gas 75/6

黒山健一選手談(2位)

「今回は15セクションすべてが人工で比較的簡単な設定だったため、優勝するにはオールクリーンが必要と考えていました。そのため昨年以上に緊張があり序盤にミスが出てしまいました。ライバルのカベスタニー選手が得意とするセクション設定だったことから、この時点で相手のミスを待つ厳しい状況となったのです。しかしその後はTrialEクラス独特の空気感にも慣れ、気持ちのよい走りもでき、次に繋がる2位を確保することができました。ベルギーGPは自然の地形を利用したセクションもあるので、今回よりも戦える状況になります。決戦に向けしっかり準備し逆転チャンピオンを狙いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします」

木村治男監督談

「開幕戦は、昨年のトライアルGPクラスでランキング5位という世界トップ選手と一騎打ちになりました。黒山選手はこのライバルにけっして負けることなく健闘し、TY-Eもしっかりと走ってくれましたが、運も含めわずかな差で2位と悔しい結果になりました。しかし、まだベルギーGPが残っています。相手が強力なことはわかっていますが、我々は諦めていません。気を引き締め前を向き、チーム一丸となって黒山選手をサポートし勝利を目指しますので、楽しみにしていてください。そして日本から黒山選手への声援をよろしくお願いします」

問い合わせ

ヤマハ発動機株式会社 カスタマーコミュニケーションセンター
TEL/0120-090-819

リリース = ヤマハ発動機株式会社(2019年6月24日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ