井上ボーリングが「ICBM(R)」の納期を短縮すると発表した。
「ICBM(R)」とはエンジン内部の鋳鉄スリーブを削り落とし、アルミメッキ化スリーブを圧入することにより耐久性と放熱性に優れたシリンダーを実現する加工技術のことであり、これまで2ヵ月ほどの納期を要していた。納期について井上ボーリングではスリーブの中間在庫を確保することで20日前後の納品を実現。現在は需要の多いカワサキZ2用のφ64.5mm、Z1用のφ66.5mサイズから対応を開始している。
今までICBM(R)は単品製作で2ヶ月かかっていた納期がなんと1/3(20日前後)になります。
今までは受注生産で対応していたため、加工から仕上がりまで時間がかかりました。ショップ様からのご要望もあり、中間在庫を持つ事で圧倒的な納期短縮をします。
需要の多い、Z2φ64.5mm Z1φ66.5mmから対応を開始します。E/G加工待ちでの車両保管の負担を解消します。
今後、φ69やφ76のZ系や、2ストロークも含めICBM(R)のご依頼が多いものからメッキ行程まで済ませたスリーブを事前に製作してストックしていきます。短納期でのICBM(R)加工ができる機種がどんどん増えていきます。どうぞご期待ください!
株式会社井上ボーリング
TEL/049-261-5833
リリース = 株式会社井上ボーリング(2019年6月11日発行)