【EICMA2018現地速報】Z400やヴェルシス1000など新型お披露目が相次いだカワサキ

掲載日: 2018年11月08日(木) 更新日: 2018年11月08日(木)
この記事は2018年11月8日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年11月6日からイタリア・ミラノで開幕したEICMA2018(ミラノショー)。ここではカワサキブースの模様をお届けする。スポーツネイキッドのZ400やツアラーモデルのヴェルシス1000など完全新型モデルの登場に沸いた、カワサキブースは終日多くの来場者で賑わっていた。

【Z400】

ニンジャ400のカウルレスモデルとして登場したZ400。シャープなデザインはまさしく現代のストリートファイターだ。

スポーティな走行も楽しめるニンジャ400のエンジン。現車はアクラポヴィッチのフルエキゾーストを装着したオプション装着車。

メーターは小型でかなりシンプル。MAX1万5000rpm、レッドゾーンは1万2000rpmからというタコメーター表示がやる気にさせる。

【Z125】

昨年のミラノショーで2018年の登場が予告されていたZ125も展示。

【ニンジャ125】

Z125と同時に発表されたニンジャ125。カラーリングの違いでずいぶん印象は変わる。欧州でもライダーの高齢化が進んでいる昨今、若者向けのこうしたエントリーモデルに力を入れるのはどのメーカーも同じだ。

【ヴェルシス1000】

完全新型となったヴェルシス1000。こちらは、フォグランプやアクラポヴィッチのマフラーなどを装着したオプション装着車だ。

ニンジャH2 SX SE同様にコーナーリングランプを装備する。今後、カワサキのツアラーモデルには必須になっていくかもしれない。

メーターやスイッチ周りのデザイン、機能を見ると、昨年ミラノショーで登場したニンジャH2シリーズ同様のユーザーインターフェースを採用しているように思われる。メーターの速度表示を見るに、このマシンの高速ツアラーとしてのポテンシャルは相当なものだ!

パニアケースは大型で長旅にも対応できそうな容量。

【ZX-6R】

排気量636ccとなって生まれ変わったZX-6R。現行ニンジャ650、400、250シリーズを共通イメージのフロントマスクだ。

【Z900RSカフェ/Z900RS】

2018年のミラノショーでお披露目されたZ900RSカフェもニューカラーを展示。

Z900RSのマット系ニューカラーは、ストリートカスタム風。かつてのZを知らない世代にもとっつきやすいグラフィックかもしれない。

ブースの一画には歴代のZ1がずらりと並んだヒストリーコーナーが。先代へのリスペクトも忘れないカワサキらしい展示と言える。

最後に変わり種を1台ご紹介。スペインのカスタムビルダー、Japan Legendsが製作したこのマシンは、Z900をベースにZXR750風に仕立て上げている。

カワサキブースの詳細については、後日あらためてレポートでお届けする。

 

Text&Photo/RyoTsuchiyama

 

 

 

 

 

 

 

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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