ドゥカティは、2018年11月11日(日)までイタリア・ミラノで開催しているEICMA2018(ミラノショー)での、ドゥカティブースの様子や出展車両について詳細を発表した。
パニガーレV4R、ハイパーモタード950、ディアベル1260など注目の新機種が展示されるほか、ドゥカティのオフィシャルライダーなどがブースを訪れサインに応じたり、会場のファンと交流する予定だ。
■3機種のニューモデル(パニガーレV4R、ハイパーモタード950、ディアベル1260)に加え、ドゥカティスクランブラー・ラインナップ、ムルティストラーダ950S、ムルティストラーダ1260エンデューロ、その他の数多くのニュー・バージョンをEICMA2018で展示
■ドゥカティのオフィシャル・ライダーもドゥカティ・スタンドを訪問し、EICMA2018の来場者と交流
■ドゥカティ・ワールド・プレミア2019は大きな成功を収め、インターネットのライブ・ストリーミングは28万人がフォロー
ドゥカティは、2018年11月8日~11日にミラノ国際展示場で開催される第76回EICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で、数多くのモーターサイクル・ファンをおもてなしする体制を作っています。ドゥカティ・ワールド・プレミア2019の模様は、イタリアの放送局SKYが生中継し、ライブ・ストリーミングは世界中で28万人もの人々が視聴して、大きな成功を収めました。この成功を受け、ドゥカティおよびドゥカティスクランブラー・ブランドは、EICMAのホール15、スタンドN06で来場者を迎えます。
パニガーレV4R
ドゥカティ・ワールド・プレミアで発表されたニューモデルには、数多くのファンから大きな期待が寄せられています。その主役となるのが、公道走行可能な究極のドゥカティ・レーシング・バイク、新型パニガーレV4Rです。パニガーレV4Rは、ドゥカティ史上もっともパワフルで高性能なモーターサイクルです。このモデルには、2019年シーズンのスーパーバイク世界選手権(WSBK)を戦う、998ccデスモセディチ・ストラダーレRエンジンが搭載されています。最高出力は221ps(162kW)/15,250rpmに達します(アクラポビッチ製ドゥカティ・パフォーマンス・フルレーシング・エグゾーストを装着した場合は234ps(172kW)/15,500rpm)。
ハイパーモタード950
もうひとつの重要なニューモデルが、ハイパーモタード950です。今回、ドゥカティを代表するファン・バイク、ハイパーモタードが完全に新しくなりました。新しいハイパーモタードは、よりレーシーでエキサイティング、さらに扱い易いバイクになり、標準バージョンとSPバージョンの2種類が用意されています。新型ハイパーモタードは、スーパーモタード・レースの世界からヒントを得たスタイル、走る楽しさを引き上げるために全面的に見直されたエルゴノミクス、最先端のシャシ・セットアップとエレクトロニクス・パッケージを特徴としています。ドゥカティ・ハイパーモタード950は、EICMAで毎年行われている、「世界でもっとも美しいバイク」を選出するファン投票にもノミネートされています。
ディアベル1260
ドゥカティ・ワールド・プレミア2019では、ディアベル1260も発表されました。独創的、ユニークなスタイル、そして際立つ存在感。第二世代のディアベル1260は、極めて特別なバイクを製作するというオリジナルの精神に忠実に従いながらも、主要なスタイル・エレメントをさらに進化させ、より現代的なモーターサイクルに仕上がっています。このスポーツ・ネイキッドの心臓部には、最高出力159ps(117kW)/9,500rpm、最大トルク129Nm(13.1kgm)/7,500rpmを発生する、テスタストレッタDVT1262エンジンが搭載されています。その非常に滑らかなトルクカーブは、息を呑むような加速と低回転域におけるスムーズな加速を両立させることにより、日常ユースやツーリングにおける理想的なパートナーになるでしょう。
ムルティストラーダ950S
ワールド・プレミアには、新型ムルティストラーダ950Sも登場しました。大幅なアップグレードが施されたこのドゥカティ“マルチバイク”の最小モデルは、安全性とライディング・プレジャーを引き上げる、ムルティストラーダの最先端テクノロジーが搭載されています。
パニガーレV4Sコルセ
EICMAのドゥカティ・スタンドには、2019年モデルの全ラインナップが展示されます。このラインナップには、完全に新しいブラック・カラーとレッド・グラフィックを特徴とする新型モンスター821ステルス、パニガーレV4Sコルセも含まれます。パニガーレV4Sコルセは、ワールド・ドゥカティ・ウィーク(WDW)2018で開催された“レース・オブ・チャンピオン”で優勝したミケーレ・ピッロが乗っていたスペシャル・バージョンと同じカラーリングが施されています。このカラーは、ドゥカティMotoGPチームのカラーからヒントを得たものです。
そしてもちろん、ドゥカティスクランブラー・エリアには、最新の2019年モデル(ドゥカティ スクランブラー・アイコン、ドゥカティスクランブラー・フル・スロットル、ドゥカティスクランブラー・デザート・スレッド、ドゥカティスクランブラー・カフェ・レーサー)が一堂に展示されています。この“Land of Joy”の世界では、魅力的なモーターサイクルに加えて、ブランドの公式Facebookおよびウェブサイト(scramblerducati.com)でライブ・ストリーミング放送されているウェブ・ラジオを介して、音楽やエンターテインメントも提供します。
ドゥカティのオフィシャルMotoGPライダーやSBKライダーもドゥカティ・スタンドを訪問して、最新モデルをチェックしたり、サインに応じたり、モーターサイクル・ファンの皆様と交流する予定です。
リリース = ドゥカティジャパン株式会社