【EICMA2018現地速報】ドゥカティがディアベル1260、ハイパーモタード950、電動アシスト付きMTBなどを発表

掲載日: 2018年11月05日(月) 更新日: 2018年11月05日(月)
この記事は2018年11月5日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年11月4日(日本時間11月5日)、ミラノショー(EICMA2018)に先駆けてドゥカティはイタリア・ミラノでドゥカティ・ワールドプレミア2019を開催。パニガーレV4Rをはじめ、ディアベル1260、ハイパーモタード950、電動アシスト付きMTBなど数多くの新型モデルの発表とお披露目を行った。ここではパニガーレV4R以外の新型モデルについてカンファレンスの模様をダイジェストでお届けする。

先週末にマレーシア・セパンでのMotoGPを終えたばかりのドゥカティワークスチームのマネージャ、ルイジ・ダッリーニャ氏がサプライズでステージに登壇。

ドゥカティチームでのラストシーズンとなる今年は好成績を収めながら、シーズン終盤は怪我による欠場が続いているホルヘ・ロレンソ選手が中継で登場。

続いて、アンドレア・ドビツィオーゾ選手(右)と、来季からドゥカティ・ワークス入りするダニロ・ペトルッチ選手(左:現プラマックレーシング所属)も中継で登場。2人のイタリア人ライダーを擁するドゥカティの来季MotoGPチームは「ドリームチーム」であると紹介された。

先に2019年モデルが発表されていたスクランブラー800シリーズ。カフェレーサー(写真)、アイコン、デザートスレッド、フルスロットルの4車種がステージに登場、あらためて各モデルの特徴が紹介された。

続いて登場したのは、電動アシスト付きのMTB(マウンテンバイク)、「MIG-RR」!

電動ユニットやバッテリーなどメカニズムの肝となるコンポーネントには日本のShimano製を採用している。このMIG-RRは2018年11月6日からミラノで開催されるミラノショーのドゥカティブースでも展示される。

ドゥカティCEO、クラウディオ・ドメニカーリ氏によって次々と新型モデルが発表されるカンファレンス。先ほどデビューしたムルティストラーダ1260エンデューロに続いて発表されたのはムルティストラーダ950S!

ムルティストラーダ950Sは、エレクトロニック・ドゥカティ・スカイフック・サスペンションやクイックシフト、LEDライトを採用。車体各部で大幅なアップデートが行われた。

続いて新型モデルとなるハイパーストラーダ950がステージにライドイン。

こちらはスターンダードモデルのハイパーモタード950。937ccテスタストレッタ11°エンジンは114psを発生する。

こちらは上位モデルのハイパーモタード950SP。オーリンズサスペンション、マルケジーニ製鍛造ホイール、クイックシフトなどを採用している。

都会の夜をイメージした映像が流れる中でステージに呼び込まれたのはディアベル1260だ。

ネイキッドとクルーザーの融合というコンセプトは引き継がれたディアベル1260。エンジンは最高出力159ps(117kW)/9,500rpm、最大トルク129Nm(13.1kgm)/7,500rpmを発生、パワフルな心臓部は健在のようだ。上の写真は、前後オーリンズ製サスペンションを採用するディアベル1260Sだ。

カンファレンスの最後に登場したのは排気量998ccの新開発エンジンを搭載したパニガーレV4Rだ。フロントカウルにはMotoGPマシン同様のウイングレットが装着されていることもトピックだ。世界の注目を集める新型モデルの詳細は下記にニュースにて。

【EICMA2018現地速報】ついにウイングレットを装備!ドゥカティが998ccのパニガーレV4Rを発表

Text&Photo/RyoTsuchiyama

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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