2019年、2020年に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)にて行なわれる「”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」が日本テレビ系列のチャンネルでライブ放送されることが決まった。
今回放送に向け、FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)のプロモーター「ユーロスポーツイベンツ」と「日本テレビ放送網株式会社」が放映契約し、鈴鹿サーキットを運営する「株式会社モビリティランド」も内容に合意した。3社は経緯や放送への意気込みについてコメントを発表している。
この合意によって鈴鹿8耐を含むEWCのシリーズ全戦が、オンライン動画配信サービス「Hulu」でライブストリーミング配信されるほか、BS日テレでは各戦のハイライト放送や鈴鹿8耐のライブ放送を行う。2019年と2020年の鈴鹿8耐がさらに身近になるだろう。
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)にて開催される「”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」の、2019年および2020年大会について、日本テレビのネットワークでライブ放送されることが決定いたしました。鈴鹿8耐が最終戦となっている、FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)のプロモーターである、ユーロスポーツイベンツ(代表:フランソワ・リベイロ氏)と、日本テレビ放送網株式会社(東京都港区/代表取締役社長執行役員:大久保好男氏)との契約に合わせ、鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランド(三重県鈴鹿市/代表取締役社長:山下晋)も、契約に合意いたしました。これにより、鈴鹿8耐を含むEWCのシリーズ全戦が、Huluのデジタル・プラットフォームでライブストリーミング配信されるほか、BS日テレでは、各戦のハイライト放送および鈴鹿8耐のライブ放送が実施されます。
株式会社モビリティランド 代表取締役社長 山下晋
「FIM世界耐久選手権シリーズが日本テレビのネットワークで全戦放送されることは、最終戦である”コカ・コーラ”鈴鹿8耐を主催する私どもにとっても、年間を通して大きな話題となり大変喜ばしく思います。日本テレビ様は、私どもの運営するもうひとつのレーシングコースであるツインリンクもてぎで開催しているMotoGPを、多大なるご協力のもと長きにわたり放送いただいており、2輪の2つの世界選手権をご一緒させていただく事になります。これにより、ファンのみならず幅広い視聴者に情報を届けていただけることと思います。また、世界耐久選手権はリベイロ氏の努力により、来年にはマレーシア・セパンの大会が組み込まれ、鈴鹿8耐参加のための最初のセレクションレースとして、アジアからのゲートが開く事になります。これからも、世界耐久選手権のプロモーターであるユーロスポーツイベンツ様、日本テレビ様と協力しファンの皆様に楽しんでいただける鈴鹿8耐をお届けできるよう努力してまいります。」
日本テレビ放送網株式会社 スポーツ局担当局次長兼チーフプロデューサー 松岡至 氏
「日本テレビはHulu、BS日テレ、日テレG+の各プラットフォームで、来年の鈴鹿8耐を最終戦とするオートバイEWC世界耐久選手権シリーズの放送契約を締結しました。オートバイ世界選手権シリーズMotoGPを各プラットフォームで長年放送している日本テレビは、鈴鹿8耐を含むEWC世界耐久選手権シリーズを放送する事で、より多くのモータースポーツファンの期待に応えたいと考えております。今年の鈴鹿8耐はYAMAHAの4連覇達成、そしてHondaのTSRの日本チームとして初となる年間総合優勝で幕を閉じました。来シーズンも鈴鹿8耐を最終戦とするEWC世界耐久選手権シリーズには、多くの日本人ライダー、チーム、メーカーが参戦し、9月のフランス・ボルドール24時間から開幕します。」
ユーロスポーツイベンツ 代表 フランソワ・リベイロ 氏
「2年前に鈴鹿8耐をEWCシーズンの最終戦にしようと決めた背景には、日本の2輪メーカーからの耐久レースへの興味を高め、日本のチームやライダーには世界選手権に参加したいと思うような魅力を高めたいという願いがあった。今回、日本テレビと2019-2020シーズンまで提携したことを嬉しく思う。同社の放送は日本で最も質が高く、また長年に渡りMotoGPを放送してきた中で、レースファンの根強いコミュニティ基盤を築いている。EWCの各戦が日本テレビの様々なプラットフォームで配信されることにより、日本のファンが、ボルドールの開幕戦から鈴鹿の最終戦までを通じて、耐久シリーズの展開や日本チーム・ライダーの活躍を見守ることができるようになる。セパン8時間開催の発表に続き、今回の日本テレビとの契約により、2015年にプロモーターとなったユーロスポーツイベンツは、EWCにさらに金字塔を打ち立てたと言える。」
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リリース = 株式会社モビリティランド