【インディアン】時速200マイル超えを狙う!レーシングマシン「Spirit of Munro」で2018ボンネビルスピードウィークに挑む

掲載日: 2018年08月16日(木) 更新日: 2018年08月16日(木)
この記事は2018年8月16日当時の情報に基づいて制作されています。

インディアンモーターサイクルが、アメリカ・ユタ州ボンネビルで2018年8月17日(金)まで開催中の「ボンネビル・ソルト・フラッツ」に挑み、時速200マイル超えの記録達成を狙うと発表した。

レース車両は、インディアン・スカウトをベースに改良を加えたレーシングマシン「Spirit of Munro」で、2017年に同大会で時速191.286マイルの公式記録を達成したものに、今回さらに改良を加えている。その「Spirit of Munro」で記録達成に挑むのは、伝説の速度記録を持つランドスピードレーサー「バート・マンロー」の甥であるリー・マンロー氏で、ボンネビルスピードウィークへの挑戦はこれで70回目となる。

インディアン モーターサイクル&リー・マンロー、
2018ボンネビルスピードウィークで200mphに挑戦

偉大な伝説のランドスピード記録保持者の甥が、インディアンスカウト “Spirit of Munro”に乗ってBonneville Salt Flatsに帰ってくる

ミネアポリス、ミネソタ州。(2018年8月6日)
アメリカ最古のモーターサイクルメーカーであるインディアン・モーターサイクルは、伝説の速度記録を打ち立てたランドスピードレーサー「バート・マンロー」の甥である「リー・マンロー」とともに、今年8月に開催されるボンネビル・ソルト・フラッツへ挑み、時速200マイル超えの記録達成を狙うと発表した。「バート・マンロー 速度記録樹立50周年」を記念し、このスピードチャレンジに参戦した昨年、リー・マンローとインディアン・スカウトをベースにモディファイが加えられたレーシングマシン「Spirit of Munro」は、時速191.286マイルの公式記録を達成。今年はこの記録を塗り替えるべく、インディアン・モーターサイクルのエンジニアリングチームによりさらなるモディファイが加えられた改良版「Spirit of Munro」を擁し、リー・マンローは、70回目という節目を迎えるボンネビルスピードウィークへの挑戦を、着々と整えている。

2回目のチャレンジとなる今年、エンジニアリングチームは、MPS-G(Modified Partial Streamliner)1350ccクラスに出走するインディアンスカウトストリームライナーの改良に取り組んできた。昨年、ボンネビルの前哨戦となるエル・ミラージュでリー・マンローは時速186.681マイルを記録し、その後のボンネビルスピードウィークでの公式走行で191.286マイルを達成。この流れに勇気づけられたチームは、マンローを200mph clubに押し上げるべく、吸気系、及び空力特性向上のためボディへ小変更を加える等、調整を施している。

「インディアン・モーターサイクルは、昨年、マンロー家と提携し、バートが1967年に残した信じられない事実である、彼のランドスピードレコード(最高速記録)の功績に敬意を表し、リーと一緒に『Spirit of Munro』を走らせました」と、インディアン モーターサイクルレーシング担当副社長、ゲイリー・グレイは語る。「ウェイン・コルデン(Wayne Kolden)とダン・ジャベイズ(Dan Gervais)が率いる我々のエンジニアリングチームは、200mphを達成できるマシンの開発に長時間を要しており、リーがこの目標を追求することを楽しみにしています。また、スポンサーであるカーギルステーション株式会社(Cargill Station Ltd)、オーシャンリッジ・カイコウラ・ニュージーランド(Ocean Ridge Kaikoura New Zealand)のゲーリー・ロバートソン(Garry Robertson)、テキサス州ダラスのルーフ・システムズ(Roof
Systems)のジェリー・スティッシュフィールド(Jerry Stinchfield)の協力に感謝したいと思います」

1920年製インディアン・スカウトを駆り1967 年に地上最速の速度記録を樹立、2005年にアンソニー・ホプキンス主演の映画「世界最速のインディアン」により、その偉業を世界的に紹介された偉大なる叔父 バート・マンローの血統を受け継ぎ、速度記録にその愛を注ぐリー・マンロー。初挑戦となった2017年には、ボンネビル・スピード・ウィーク記念館で50周年を祝っている。

「私の偉大な叔父のバートは、私自身のバイクレースのキャリアの中にある重要なインスピレーションであり、スピードに対する彼の欲望は、明らかに私のDNAの一部となっています」とリー・マンローは語る。「インディアン・モーターサイクルのスペシャルチームと協力し、私たちは200mph を破る夢を実現できることを確信しています」
スピードウィークは8 月11日〜17日にユタ州ボンネビルで開催される。この6日間のイベントは、記録保持者となるべく集うチャレンジャーだけではなく、スピードラン=最高速追求の伝説的な場所の1つとして、その時間を共有/経験することを求める多くのライダーを、各国から集めることでも知られている。詳細については、オフィシャルサイト、公式Facebook をご確認いただきたい。

■オフィシャルサイト https://www.indianmotorcycle.com
■公式Facebook https://www.facebook.com/indianmotorcyclejapan

【インディアン・モーターサイクルについて】
Polaris Industries Inc.(NYSE:PII)の100%子会社であるIndian Motorcycle は、アメリカ初のモーターサイクルカンパニーです。 1901年の創立後、世界中のバイクファンの心を奪い、他に類を見ない競争優位性、エンジニアリング力、数え切れないほどの革新性、業界初の技術を駆使し、アメリカで最も伝説的で象徴的なブランドのひとつとなりました。今日、その遺産と情熱は、Polaris Industries Incにより正しく受け継がれ、その人気を再燃させております。

リリース = 株式会社ホワイトハウスオートモービル

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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