スーパークロスが日本に帰ってくる!? ジャパンスーパークロス開催概要が発表

掲載日: 2018年04月04日(水) 更新日: 2018年04月04日(水)
この記事は2018年4月4日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年4月3日、「2018 JAPAN SUPERCROSS(ジャパンスーパークロス)」の開催概要が東京・渋谷区で発表された。

スーパークロスはアメリカで人気のオフロード・モータースポーツで、自然の地形を活かしてスピードを競うモトクロスとは異なり、スタジアムやアリーナの中に人工的なセクションを造成して行われる競技だ。これまで数多くの名ライダーを生み出してきたほか、モトクロッサーの進化にも大きな影響を与えてきたモータースポーツなのだ。日本でも1980年代から1990年代半ばにかけてアメリカのトップライダーを招いて神宮や後楽園など日本各地のスタジアムでスーパークロスが開催。一大ブームを巻き起こしたほど。

しかし日本での最後の大会が行われてからすでに20数年が経過。日本で再びスーパークロスをという思いを持つ有志により合同会社ジャパン・スーパークロスが設立され、今回晴れて開催概要が公表された。

開催日は2018年11月3日(土)・4日(日)で場所は東京・お台場の特設会場だ。3日(土)に日米のトップライダーが出走するスーパークロスを、翌4日(日)にはアマチュアライダーを対象としたレースを開催する予定だ。

メインスポンサーや協賛ブランド、出場ライダーについては現在調整中だという。特に気になるのはアメリカからやって来るトップライダーだが、招聘するライダーについては元スーパークロスライダーであり現在はAMAのスーパークロスシリーズ戦「MONSTER ENERGY SUPERCROSS」でホストを務めるジム・ホーリー氏(Jim Holley)が450/250クラスのトップ選手たちと今後交渉を進めるという。

<写真>スーパークロスシーズン中ながら緊急来日したジム・ホーリー氏。写真右は合同会社ジャパンスーパークロス代表の市川秀世氏。

また、全日本モトクロスのライダーたちにも今後打診を行う予定で、実現すれば日米のトプライダーたちが激突することになる。お台場という立地で開催することもあり、バイクやスーパークロスを知らない層にもエンターテイメントとしてその魅力をPRしていく狙いだという。

<写真>1982年に神宮で開催された第1回ジャパンスーパークロスなど
ほとんどの大会で実況を担当した、みし奈昌俊氏も応援に駆けつけた。


<写真>2018ジャパンスーパークロスの運営スタッフたち。元ライダーやジャーナリスト、会場設営会社など様々な世界のプロフェッショナルが集結している。

今回発表された概要は以下の通り。新しい情報が入り次第またここでお伝えしたい。

【開催概要(抜粋)】
◆公演名/2018JAPAN SUPERCROSS
◆公演日/2018年11月3日(土)・4日(日)
◆会場/東京臨海副都心イベント広場特設会場
◆主催/合同会社ジャパンスーパークロス 2018JAPAN SUPERCROSS実行委員会
◆後援/一般社団法人日本二輪車文化協会、全国オートバイ協同組合連合会
※MFJ、FIMへは公認申請中

情報元=合同会社ジャパンスーパークロス
(Text/Ryo Tsuchiyama)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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