【ドゥカティ】2017年の販売台数はEU圏で好調、順調な成長を続ける

掲載日: 2018年01月16日(火) 更新日: 2018年01月16日(火)
この記事は2018年1月16日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = ドゥカティジャパン株式会社

ドゥカティは、2018年1月12日イタリアで、2017年の販売実績を発表した。世界販売台数は前年比から微増の55,871台(2016年・55,451台)で1%の増加となった。中でもEU圏における販売数は好調に推移し全体では4%のアップ。とくにイタリアでは12%、そしてスペインは28.3%増をマークしている。

2018年もパニガーレV4やスクランブラー1100といった魅力的なモデルが登場を控えており、マーケティングとモータースポーツ活動の両面において順調な成長に期待したい。

ドゥカティ、2017年に好調な販売を記録して成長を継続

・世界中のお客様に55,871台のモーターサイクルを販売(前年比1%増)
・ドゥカティ・モーターホールディング CEO、クラウディオ・ドメニカーリ:「2017 年は、ドゥカティにとって、ビジネスおよびモータースポーツの両面で再び成長を遂げた年」
・2017 年のイタリアにおける販売台数は前年比12%増加

■2018年1月12日ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)

ドゥカティ・モーターホールディングは、引き続き成長しています。イタリアのボローニャを本拠地とするドゥカティは、2017年に前年度の台数(55,451台)を超える55,871台のモーターサイクルを世界中で販売しました。セールスは堅調に推移しており、8 年連続で販売台数が増加しています。

「2017年は、ドゥカティにとって、ビジネスおよびモータースポーツの両面で再び成長を遂げた年となりました」と、ドゥカティ・モーターホールディングCEOのクラウディオ・ドメニカーリは述べています。「私たちは、MotoGPで最終戦までタイトル争いを演じ、6度の勝利を挙げて、2009年以来最高のリザルトをイタリアに持ち帰りました。ビジネスにおいては、特に継続的な製品ラインナップの刷新と、最高品質のモーターサイクルを製造することに焦点を当てたことにより、世界中のマーケットで直面している厳しい状況にもかかわらず、成長を続けることができました。このような素晴らしいモーターサイクルを日々製造し、情熱的に仕事に取り組んで、この成長を成し遂げた全ての従業員に心から感謝したいと思います。彼らの働きにより、ドゥカティは、イタリアン・エクセレンスの象徴的存在となっています。」

クラウディオ・ドメニカーリ
(ドゥカティ・モーターホールディングCEO)

今回の結果は、製品ラインナップの各モデルが、それぞれの役割を果たしたことによって達成されており、引き続き世界中のドゥカティ・エンスージアストを魅了していることを示しています。ムルティストラーダ・ファミリーには、2017年に新型ムルティストラーダ950が追加され、高い人気を得ています。モンスター・ファミリーやスーパースポーツも堅調な販売を記録しています。リミテッド・エディションの1299スーパーレッジェーラ(希望小売価格80,000ユーロ(イタリア))は、生産前に500台が完売しました。

ムルティストラーダ950

1299スーパーレッジェーラ

ドゥカティスクランブラーは、デザート・スレッドとカフェ・レーサーを投入してラインナップを強化し、過去2年間の成功を確固たるものとしています。2017年には、合計で14,061台のスクランブラーがお客様の元に届けられ、全体の販売台数に大きく貢献しています。イタリアにおける販売は特に好調で、2017年に前年比12%増となる8,806台のモーターサイクルをお客様に納車しました。この上昇傾向はヨーロッパ各地でも見られ、ドゥカティは、前年比4%増となる31,123台を販売しました。スペインにおける販売台数は、前年比28.3%と大幅に上昇しました。

ドゥカティスクランブラー デザート・スレッド

引き続きドゥカティ最大の市場となった米国では、前年比 1.3%増となる合計8,898台を販売しました。アルゼンチンでは、成長率が66%に達しました。アジア市場では、合計で5,805台のモーターサイクルを販売し、特にディーラーネットワーク数を9か所から18か所に倍増した中国では、そのポジションを強化しています(前年比31%増)。「世界市場が縮小する中で、私たちはマーケットシェアを拡大することに成功しています。私たちは、スペインとイタリアといった既存の市場だけでなく、中国やアルゼンチンといった新興市場でも販売台数を大幅に伸ばしました。このような結果は、世界中のドゥカティスタを魅了している製品ラインナップに加え、スーパースポーツ、ムルティストラーダ950、スクランブラー・ファミリーといった、新しいお客様に訴求するモデルを導入したことによるものです。さらに、スーパーレッジェーラや1299ファイナル・エディションの成功は、ハイエンド・スポーツバイク・セグメントにおけるリーディング・ブランドとしての立場や、ドゥカティの高い技術力を証明するものです」と、グローバル・セールス&マーケティング・ディレクターのアンドレア・ブッツォーニはコメントしています。

アンドレア・ブッツォーニ
(グローバル・セールス&マーケティング・ディレクター)

2017年における好調なセールスにより、ドゥカティは、自信を持って未来へと進むことが可能になります。2018年の製品ラインナップも、より競争力が高く、革新的なものとなるでしょう。例えば、ファン待望のパニガーレV4は、4気筒エンジンを搭載したドゥカティ初の量産バイクです。このエンジンは、MotoGPのデスモセディッチから直接派生したもので、このモデルには、単一製品としてはドゥカティ史上最大の投資が行われました。新型Ducati Scrambler 1100は、まったく新しい息吹をスクランブラー・ワールドに追加します。大型バイクにふさわしいサイズと快適性を備えたこのモーターサイクルは、優れたパフォーマンスと高い仕上げ品質を融合して、一切の制約から開放された自由な表現と走る悦びをライダーに提供します。その一方で、ムルティストラーダ1260は、ムルティストラーダの革新的な技術レベルを更なる高みへと引き上げるモデルです。高解像度のメーターパネル、電子制御式のギア・シフト、大幅に強化された中速域のトルクによって、このモーターサイクルは完璧なスポーツ・ツアラーに仕上がっています。さらに、大幅なマイナー・チェンジを受けたモンスター821と959パニガーレ・コルセによって、2018年のニューモデル・ラインナップが完成します。

[ お問い合わせ ]
ドゥカティジャパン お客様窓口
TEL/0120-030-292(9:00~18:00、土日・祝祭日を除く)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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