リリース = ヤマハ発動機株式会社
ヤマハは、ウィメンズモトクロス世界選手権(WMX)を4連覇し最強女性ライダーと称されるキアラ・フォンタネージ選手が、2017年10月22日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で決勝が行われる2017年全日本モトクロス選手権 第9戦MFJGPに参戦することを発表した。IA2で「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の渡辺祐介選手ら国内若手トップライダーと対決する。
2017年10月22日(日)、スポーツランドSUGO(宮城県)で決勝が行われる全日本モトクロス選手権第9戦MFJGPに、ウィメンズモトクロス世界選手権(WMX)に参戦中のキアラ・フォンタネージ選手がIA2に出場します。
イタリア生まれ、現在23歳のフォンタネージ選手は、2009シーズンにWMXへデビューするとすぐに頭角を現わし、2011シーズンにランキング2位。2012シーズンからは、4年連続でチャンピオンに輝いたトップライダーです。
ヤマハを離れた2016シーズンは、怪我の影響もありランキング4位に終わりましたが、2017シーズンより再びヤマハに復帰。今シーズンはここまで6戦中4戦を終え、トップに3ポイント差のランキング2位とし、5回目のチャンピオン獲得を射程圏内に捉えています。また今年4月に行われたモトクロス世界選手権・第6戦ヨーロッパGPではMX2に挑戦し、ポイント獲得こそなりませんでしたが、両ヒートともに完走を果たしました。
ヤマハは過去より国内モトクロスの活性化をめざし、欧米で活躍するヤマハライダーをMFJGPに招聘してきました。今回は世界トップの女性ライダーの招聘により、性別を超えた幅広いファン獲得に繋げることが目的です。参戦クラスはWMXが250ccの車両を使用していることからIA2とし、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の渡辺祐介選手ら国内若手トップライダーに挑みます。
■キアラ・フォンタネージ選手談
「このような貴重な機会を用意してくれた、ヤマハ、MFJGP関係者の方々に感謝します。そしてYZが生まれた日本、ヤマハのホームコースであるスポーツランドSUGOでレースができることをとてもうれしく思います。今年、MX2に出場して感じたことですが、よりレベルの高いライダーとのレースは、重要なステップアップの機会です。私と同世代の日本人ライダーが参戦するIA2もまた、新しい発見やスキルアップのヒントを得られるものと楽しみにしています。同時に出場するからには、WMXのチャンピオン経験者として、YZを駆るヤマハライダーの一人として上位をめざします。MFJGPでは、日本のモトクロスファンに喜んでもらえるパフォーマンスを披露しますので、ぜひSUGOに来てください。ファンの皆さんにお会いできることを楽しみしています!」
■プロフィール
キアラ・フォンタネージ Kiara Fontanesi
国籍/イタリア
生年月日/1994年3月10日
主な成績
2017年:WMX ランキング2位(第4戦終了時)
2016年:WMX ランキング4位
2015年:WMX チャンピオン
2014年:WMX チャンピオン
2013年:WMX チャンピオン
2012年:WMX チャンピオン
2011年:WMX ランキング2位
2010年:WMX ランキング4位
2009年:WMX ランキング9位