【ヤマハ】野左根航汰選手がFIM世界耐久にレギュラー参戦

掲載日: 2017年02月08日(水) 更新日: 2017年02月08日(水)
この記事は2017年2月8日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = ヤマハ発動機株式会社

ヤマハは、JSB1000や鈴鹿8耐で活躍する野左根航汰選手が、オーストリアに拠点を置く「YART Yamaha Official EWC Team(YART)」のライダーとして、FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)にレギュラー参戦することを発表した。同選手は2017年4月の第2戦ル・マン24時間耐久から同チームに合流する。また、新たにブリヂストンが「YART」をサポートすることが決定。

以下リリースより
2017年2月7日

野左根航汰選手が世界に挑戦、YARTから世界耐久選手権に参戦 2017 FIM世界耐久選手権シリーズ

全日本ロードレース選手権・JSB1000や鈴鹿8時間耐久ロードレースで活躍している野左根航汰選手が、オーストリアに拠点を置く「YART Yamaha Official EWC Team(YART)」のライダーとして、FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)にレギュラー参戦します。野左根選手は、4月に開催される第2戦ル・マン24時間耐久レースからチームに合流。年間チャンピオン獲得とともに、次のステップに進む実力をつけることが目標となります。また、新たにブリヂストンが「YART」をサポートすることが決定し、残る4戦、チャンピオンを目指してともに戦います。

ヤマハ発動機株式会社は、アジアから世界へ羽ばたくライダーの発掘・育成を目的に、2015年より全日本選手権に若手ライダーの育成を担うユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM」を設立しました。野左根選手は2015年から「YAMALUBE RACING TEAM」に加入し、JSB1000に参戦。2015年にはランキング7位、2016年にはランキング5位、さらに初参戦となった2016年の鈴鹿8耐では、「YART」のライダーとして4位獲得に貢献するなど、着実に実績を重ねてきました。今後も当社は、全日本選手権のみならず、アジアロードレース選手権や「VR46 Riders Academy」との活動などを通じて、アジアから世界へ羽ばたくライダーの発掘・育成を継続し、野左根選手に続く第2・第3のライダー輩出をめざします。

(野左根航汰選手談)
「世界耐久選手権にフル参戦できることをうれしく感じるとともに、ともてワクワクしています。幼い頃から世界選手権で走ることが夢の1つでしたが、今日、その夢が1つ叶いました。いままでサポートしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。また、今回はブリヂストンがサポートしてくれることになり、非常に心強く思っています。ファンの皆さんの期待に応えられるよう全力で走りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」

【プロフィール】
野左根 航汰(のざね こうた)
■出身地/千葉県
■生年月日/1995年10月29日
■主な成績
2010年: 全日本選手権J-GP3 ランキング 9位
2011年: 全日本選手権J-GP2 ランキング 7位
2012年: 全日本選手権J-GP2 ランキング 3位
2013年: 全日本選手権J-GP2 チャンピオン
2014年: 全日本選手権JSB1000 ランキング 8位
2015年: 全日本選手権JSB1000 ランキング 7位
2016年: 全日本選手権JSB1000 ランキング 5位

【YART Yamaha Official EWC Teamの概要】
■ライダー
・ブロック・パークス(Brock Parks/オーストラリア)
・野左根航汰(Kohta Nozane/日本)
・マービン・フリッツ(Marvin Fritz/ドイツ)
・マックス・ノイキルヒナー(Max Neukirchner/ドイツ)

■チーム
2001年、元ライダーのマンディ・カインツがオーストリアでチームを設立し、翌2002年より世界耐久選手権へ本格参戦を開始。2005年にランキング3位を獲得すると、その後も常にチャンピオン争いを繰り広げ、2009年には全6戦中4勝をあげてシリーズチャンピオンに輝いた世界耐久選手権のトップチームです。2016年は当社のファクトリーチームとして鈴鹿8耐にも参戦し、4位を獲得しました。

■世界耐久選手権 成績
2009年: チャンピオン
2010年: ランキング 3位
2011年: ランキング 5位
2012年: ランキング 6位
2013年: ランキング 5位
2014年: ランキング 6位
2015年: ランキング 10位
2016年: ランキング 6位

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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