リリース = 東日本高速道路株式会社
国土交通省およびNEXCO東日本は、2017年2月26日(日)に開通する圏央道境古河IC~つくば中央IC間に「高速道路ナンバリング標識」を設定したことを発表した。すでにナンバリングが導入されている都市高速道路(首都高速道路、阪神高速道路等)を除くと、日本で初めての設置となる。
我が国で初めて高速道路ナンバリング標識が設置されます
わかりやすい道案内の実現に向けて、我が国で初めて高速道路ナンバリング標識が設置されます。
■高速道路ナンバリングの目的
整備が進む我が国の高速道路ネットワークで、路線名に併せて路線番号を用いて案内する「ナンバリング」を導入することで、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内を実現します。
■高速道路ナンバリングの対象路線
・高規格幹線道路網(「高速自動車国道」および「一般国道自動車専用道路」)とこの道路網を補完して地域の高速道路ネットワークを形成する路線
・高規格幹線道路網から主要な空港・港湾、観光地へのアクセスとなる高速道路ネットワークを形成する路線
(*既にナンバリングが実施されている都市高速道路(首都高速道路、阪神高速道路等)は、今回の高速道路ナンバリングの対象外です。)
■高速道路ナンバリングの基本ルール
1.親しみやすく
●地域でなじみがあり、かつ、国土の根幹的な路線の既存の国道番号(2桁以内)を活用します。
2.シンプルでわかりやすく
●数字は原則2桁以内とします。
●同一起終点など、機能が似ている路線はグループ(ファミリー)化します。
●道路種別や機能をアルファベットで表現します。
・路線番号の頭に高速道路(EXPRESSWAY)を意味する「E」を付与
・環状道路は、路線番号の頭に「C」を付与
3.国土の骨格構造を表現する
●主要な国道番号で、国土の骨格構造を表現できるように、路線の起終点を設定します。