リリース = 株式会社バイク王&カンパニー
バイク王 バイクライフ研究所調べで、2016年9月~11月までの2ヶ月間でのリセールプライスランキング1位をカワサキZRX1200 ダエグが獲得した。リセールプライスランキングとは、再び売却したときに高値がつくランキングとのこと。
バイク王バイクライフ研究所「リセール・プライス」ランキングを発表
「カワサキ・ZRX1200 DAEG」が首位を獲得!
■対象期間/2016年9月~11月
19回目となる「リセール・プライス」ランキングは、「カワサキ・ZRX1200 DAEG」が2位に7.5pt差を付け首位に輝きました。カワサキ・ZRX1200 DAEG は、ZRX1200Rからフルモデルチェンジを受け、2009年2月に発売されました。国内専用車であり、峠道やシティユースなど日本の道路事情に合わせたセッティングが施されています。往年の名車Z1000Rを彷彿とさせる旧車的なルックスでありながら、フューエルインジェクションなどの最新技術を採用しています。ランキングトップテンの常連となっていた同車種ですが、今回は過去最高ポイントとなりました。カワサキでは現行で唯一のオーソドックスなネイキッドモデルとして貴重な存在でしたが、2016年モデルを最後に約7 年の歴史に幕を下ろすこととなり、これまでの人気と相まって高ポイントを獲得したものと推察されます。
今回のランキングでは、新型車種であるヤマハ・XSR900やカワサキ・Z125 PROが上位にランクインしました。どちらも発売前から話題となっていた車種であり、発売からの日数が経過しておらず市場への流通台数が少ないための高値であると思われます。各メーカーから相次いで生産終了が発表される中、今後のランキングも大きな変動を見せるのでしょうか?引き続き、『リセール・プライス』ランキングにご注目ください。
■「リセール・プライス」とは
バイクを再び売却(=リセール)するときのプライス(=価格)を指します。2017年1月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど、「リセール・プライス」が高いと想定できます。本指標は、年間11.7万台(2015年11月期)の取り扱い台数を誇る「バイク王」のデータを基に、バイク王 バイクライフ研究所が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
■算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2017年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2017年1月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
■バイク王 バイクライフ研究所について
バイク王バイクライフ研究所は、「バイクライフの生涯パートナー」をブランドビジョンに掲げる株式会社バイク王&カンパニーが、バイクライフの楽しさやバイク市場の動向などを広く社会に発信することを目的に、2011年8月に発足した情報発信組織です。昨今、バイク業界は新車の販売不振や趣味嗜好性の多様化による若年層のバイク離れなど、明るいニュースに乏しい状況が続いています。
バイク王バイクライフ研究所は、中立的な立場を意識し、専門家やユーザーの方からの意見・データを収集・集積するとともにインタラクティブな情報交換を行い、その結果をユーザーやマスメディアに向け、積極的に発信することで、バイク業界の活性化に寄与していきたいと考えています。