父の形見のバイクで思い出の森へ・映画『夏美のホタル』6/11全国ロードショー

掲載日: 2016年06月09日(木) 更新日: 2016年06月09日(木)
この記事は2016年6月9日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 株式会社キュー・テック

吉永小百合主演『ふしぎな岬の物語』の原作ほか、エッセイや絵本などを手がける人気作家、森沢明夫氏原作小説を映像化した映画『夏美のホタル』(配給:イオンエンターテイメント)が、2016年6月11日(土)から全国ロードショーとなる。将来に悩み、恋人とのすれ違う気持ちに揺れる主人公・夏美が、亡き父のバイクに乗って思い出の森へ向かい、人との出会いを通じて成長していく。人を想う気持ちの温かさを描いた作品。

夏美のホタル
以下リリースより
2016年6月8日

父は私に何を伝えたかったのだろう
導かれるように向かったのは、父との思い出の場所だった―。

主人公・夏美は、写真学校の同級生たちが実力を評価されていくなか、一向に手ごたえが感じられず、やり場のない焦燥感を抱えていた。同じ学校に通う恋人との仲も、最近はどうもうまくいかない。ある日夏美は、現実から逃れるように、父の形見のバイクに乗って思い出の森へと向かう。森の近くで立ち寄った黄色い看板のよろず屋、“たけ屋”。年老いた母と息子が営むその店でひと夏を過ごすことに。彼らの飾らない優しさに触れ、夏美が見つけたものは…。

微妙な感情に日々揺れるヒロイン・夏美を演じたのは、第58回ブルーリボン賞主演女優賞、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、新人俳優賞をダブル受賞し、若手のホープとしてめざましい活躍をみせる有村架純。人生の転機を迎えようとする女性の心情を、見事に演じている。夏美の恋人・慎吾には工藤阿須加。そして、心優しい親子、ヤスばあさんには吉行和子、通称地蔵さんに光石研、いわくありげな仏師に小林薫。彼女を取り巻く俳優陣は、滋味ある演技派たちが揃った。

監督は、「ヴァイブレータ」「余命1 ヶ月の花嫁」「ストロボ・エッジ」「娚の一生」と、様々なジャンルの作品を巧みに手がけ、数多くのヒット作を世に贈り出している廣木隆一。原作は吉永小百合主演「ふしぎな岬の物語」の原作ほか数々の小説、エッセイ、絵本を手がける人気作家、森沢明夫。最後を締めくくるのはYouTubeで人気沸騰中の女性シンガーUru。満を持して本作の主題歌でメジャーデビューする。その透明感のある切ない歌声は、作品の世界観を見事に表現している。

それぞれの出会いにより、想いが繋がれ、人生が動き出す。あたたかい涙が流れる、やさしい作品が生まれました。

夏美のホタル

■出演/有村架純、工藤阿須加、淵上泰史、村上虹郎、中村優子、小林薫、光石研、吉行和子
■監督/廣木隆一
■原作/森沢明夫「夏美のホタル」(角川文庫刊)
■主題歌/Uru「星の中の君」(ソニーミュージック・レーベルズ)

6月11日(土)全国ロードショーー

夏美のホタル

■ストーリー
写真家になる将来の夢と、恋人の慎吾(工藤阿須加)との関係に悩んでいた夏美(有村架純)は父の形見のバイクで思い出の森へ向かう。そこで小さな商店を営んでいる、通称地蔵さん(光石研)とヤスばあさん(吉行和子)親子に出会い、居候することに。テンカラ釣りを教わり、きゃらぶきや川エビなど地元の食を味わい、近所の子供たちと遊びながら自然の中で自由にシャッターをきる夏美。

地蔵さんの友人、雲月(小林 薫)の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、あとを追ってやってきた恋人・慎吾も加わり、“たけ屋”での穏やかな生活を楽しんでいた。しかし、ある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知る。親子、夫婦、家族、友達。誰かを大切に想うことが、夏美の心を少しずつ癒していく。まるでホタルの淡い灯火のように。

夏美のホタル
夏美のホタル

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(C)2016「夏美のホタル」製作委員会

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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