より正確な降雨予測へ気象庁「高解像度降水ナウキャスト」8/7提供開始

掲載日: 2014年07月28日(月) 更新日: 2014年07月28日(月)
この記事は2014年7月28日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 気象庁

気象庁は、降雨域の分布を解析・予測する降水ナウキャストを高解像度化して、2014年8月7日(木)13:00からサービス提供を開始する。従来のナウキャストでは1キロ四方のメッシュで表示しているが、高解像度降水ナウキャストでは250メートル四方のメッシュ表示となり、従来よりも降水域の移動先が見やすくなるという。また、スマートフォン用のページも用意される。

以下リリースより
2014年7月25日

高解像度降水ナウキャストの提供を開始します

気象庁は、降水域の分布を高い解像度で解析・予測する「高解像度降水ナウキャスト」の提供を、平成26年8月7日(木)13時から開始します。

新たに提供する「高解像度降水ナウキャスト」では、30分先までの5分ごとの降水域の分布を250m四方(従来の降水ナウキャストでは1km 四方)の細かさで予測し、5分間隔で提供します。

この新たな情報を実現するため、気象庁では、平成24年度から全国20カ所の気象ドップラーレーダーの処理装置を順次更新整備し、降水強度の観測を250m四方のデータとして処理できるよう機能を強化するとともに、強い降水域の解析・予測技術の開発を進めてきました。

また、今回の高解像度化に当たっては、気象ドップラーレーダーのデータに加え、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国約10,000 カ所の雨量計の観測データ、ウィンドプロファイラやラジオゾンデの高層観測データ、国土交通省XRAIN のデータも活用し、降水域の内部を立体的に解析することにより、精度向上を図っています。

>>気象庁のリリース情報ページはコチラ

[ お問い合わせ ]
気象庁予報部業務課
TEL/03-3212-8341(内線3105)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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