【KTM】 サンドロ=コルテセ選手が初代MOTO３チャンピオンを獲得

リリース = KTM JAPAN株式会社

ロードレース世界選手権で2012年から新設されたカテゴリー、MOTO３でKTMのライダー、サンドロ=コルテセが初代チャンピオンのタイトルを決めた。

Red Bull KTM AjoのコルテセがMOTO３ワールドチャンピオンの栄冠に輝く！

Red Bull KTM Ajoレーシングチーム#11サンドロ=コルテセ選手が初代Moto３チャンピオンを獲得、KTMの輝かしいレーシングヒストリーに新たな１ページを刻みました。KTMはロードレース世界選手権の栄光をつかむことで、オフロードシーンに限らずあらゆるレースカテゴリーでReady To Raceであることを証明しいたしました。

2012年10月21日に開催されたロードレース世界選手権マレーシアグランプリのMOTO３で、22歳のドイツ人ライダー、サンドロ=コルテセ選手が、今シーズン２戦を残して、早々とチャンピオンを獲得しました。MOTO３は４ストローク単気筒250ccカテゴリーのチャンピオンシップで、コルテセ選手は今シーズン４勝と圧倒的な強さをみせました。

レースは予選でKTM勢が1-2-3を独占、上位チームがフロントローを占める非常にエキサイティングな結果になりました。１位はAirAsia Sic Ajo の#63ズルファミ=カイルディン選手、２位にはTeam Mapfre Aspar（KALEX-KTM）の#94ジョナス=フォルガー選手、そして３位にRed Bull KTM Ajo のコルテセ選手と各選手がが肉薄。そして迎えた決勝では、序盤からKTM勢が激しいトップ争いを展開することになります。KALEX のフォルガー選手が中盤までレースを引っ張り、ラスト６周でエアアジアのカイルディン選手がトップを交替、しかし最終ラップにコルテセが劇的に首位を奪い、２位カイルディンに0.028秒差の１位でゴール、今季４勝目とするとともにMOTO３初代チャンピオンの栄冠に輝いたのです。KTM勢としては、カレックスKTMのルイス・サローム選手が唯一コルテセ選手と競っており、コルテセ選手自身もレース後に次のようなコメントをしています。

「栄光あるタイトルをとれたこと、それもこのレースで優勝して決められたなんて本当に信じられない気持ちです。レースではもしビニャーレス選手に先に行かれたとしても、サローム選手の前でゴールすればタイトルを獲ることができましたから、じっと機会を伺って、そのことしか考えていませんでした。優勝できるなんてこれ以上の名誉はありません。」

このMOTO３での輝かしい栄冠はKTMにとって非常に栄誉ある特別な勝利となりました。KTMスポーツモーターサイクルのステファン・ピエラCEOはレース後に次のようなコメントを出しています。「今日は、KTMとKTMレーシングのファンにとって、信じられないくらい非常に素晴らしい日になりました。コルテセ選手はKTMのオンロード・レースでは初のワールドチャンピオンとして、KTMの歴史に永遠にその名前を刻まれることになりました。今日のレースは本当に完璧で、コルテセ選手はもちろんチームとプロジェクトに関わる全員にお祝いを言いたい。」

コルテセ選手はシーズン中２レースを除いてすべて表彰台に登っており、その２レースでさえも６位に入賞しています。次回のオーストラリアGPではKTMのコンストラクターズタイトルもかかっており、非常に重要なレースとして期待がかかります。是非ともご声援くださいますようお願いいたします。

サンドロ・コルテセ選手 2012シーズン戦績
2012 GP of Qatar finished 3
2012 GP of Spain finished 3
2012 GP of Portugal finished 1
2012 GP of France finished 6
2012 GP of Catalunya finished 2
2012 GP of Britain finished 3
2012 GP of Netherlands finished 2
2012 GP of Germany finished 1
2012 GP of Italy finished 3
2012 GP of Indianapolis finished 2
2012 GP of Czech Republic finished 3
2012 GP of San Marino finished 1
2012 GP of Aragon finished 2
2012 GP of Japan finished 6
2012 GP of Malaysia finished 1

Moto3 マレーシアGP結果
1. Sandro Cortese (D), KTM, 40:54.123 min (wins World
championship title)
2. Zulfahmi Khairuddin (MA), KTM, +0.028 sec
3. Jonas Folger (D), KALEX-KTM, +0.247
4. Luis Salom (E), KALEX-KTM, +8.503
5. Miguel Oliviera (E), Suter Honda, +8.674

その他のKTM各選手の結果
6. Danny Kent (GB), KTM, +9.335
9. Niklas Ajo (FIN), KTM, +30.714
11. Arthur Sissis (AUS), KTM, +30.886
12. Brad Binder (RSA), KALEX-KTM, +31.019
24. Luca Amato (I), KALEX-KTM, +1:09.086 min

Moto3 第16戦終了後のライダー順位
1. Cortese, 280 points (first ever Moto3 World Champion)
2. Salom, 207
3. Maverick Vinales (E), FTR Honda, 199
4. Alex Rins (E), Suter Honda, 128
5. Romano Fenati (I), FTR Honda, 126

その他の KTM各選手
6. Kent, 118
7. Khairuddin, 112
9. Folger, 88
14. Sissis, 68
19. Ajo, 33
26. Binder, 9

Moto3 第16戦終了後のコンストラクターズ順位
1. KTM, 296 points
2. FTR Honda, 285
3. KALEX-KTM, 244

[ お問い合わせ ]
KTM JAPAN 株式会社
TEL／03-3527-8885

（バイクブロス・マガジンズ編集部）