内山裕太郎=レポート/バイクブロス×マガジンズ編集部=文
4/10に三重県いなべ市のいなべモータースポーツランドで、ライダーによるチャリティーイベントが開催された。
『チャリティー中部 in いなべ とどけ!中部の力!!』と題されたイベントには、中部地区を中心に活動しているオフロードクラブエンジョイズ、エンデューロライダー内山裕太郎選手、モトクロスライダー尾崎友哉選手らの呼びかけで、100人を超えるオフロードライダーが集まった。
被害の大きかった地域以外でもイベントやレースの中止・延期が相次ぐ自粛ムードの中、イベントに参加して楽しむことが支援につながるこのようなイベントの開催は、現地で支援活動をすることが難しい人、避難生活が続く被災地の人々、双方にとって喜ばしいことではないだろうか。
会場ではチャリティオークションや募金などのチャリティー活動はもちろんだが、モトクロスライダーの模擬レースやエンデューロスクールも行われ、参加者にとっても楽しいイベントとなった。
集まったチャリティー活動の金額が複数の支援団体に送金されたほか、被災地で支援活動をする作業員たちのためのオフロードゴーグルとグローブという、オフロードライダーらしい支援物資も集められ、モトクロス選手会を通して送られるとのこと。
イベントの結果報告は以下の通り
◆集まった義捐金
走行料義援・テント募集箱
95,620円
各協賛店・プレミアムオークション・軽飲食・有志からの協賛品などチャリティーバザー協賛収益金
430,133円
ダートスポーツがんばろう東北Tシャツ&ステッカー販売額
59,400円
合計585,153円
◆東北に送るゴーグルとグローブ
ゴーグル39個
グローブ8セット
◆送金先
・現地で支援活動の中心となっているAD/tacこと和泉拓さん
[ 会場 ] いなべモータースポーツランド