東京モーターサイクルショーでは、世界各国のさまざまなメーカーのバイクを見るのも楽しい。普段はお目にかかれないマニアックなメーカーから、小規模でもこだわりのものづくりをするメーカーまで百花繚乱。その中でも今回注目しておきたいのは、電気スクーターを出展していたVECTRIXと、アメリカの伝説的メーカー「インディアン」の復活だ。VECTRIXでは車体だけでなく、電気スクーターを活用するためのインフラの展示も行っており、新しいモータリゼーションの提案を見せてくれた。インディアンの圧倒的な存在感と迫力は、クルーザーモデルのファンなら一度見ておく価値があるだろう。その他にもポップな125ccスクーターで新たなユーザー層の開拓を目指すキムコなど、個性豊かなメーカーが揃っている。東京モーターサイクルショーの楽しみは、国産4大メーカーや有名輸入車メーカーを見るだけでは終わらないのだ。