バイク関連のあらゆる事柄をリサーチするバイクブロスの「バイクリサーチ」。今回は、この季節に猛威を振るう花粉症にライダーはどう立ち向かっているのか調査した。
この季節になると「いやぁ~鼻水ズバズバ、目も痒いよ!」なんて花粉症に苦しむ人の声が聞こえる。ライダーの中にも花粉症で苦しんでいる人も多いことだろう。もし走っている最中にクシャミが出れば、視界を失い事故に繋がりかねない……。一体世のライダーはどのような対策を行っているのだろうか? バイクブロス会員に聞いてみた。
バイクブロスアンケートサイト「バイクリサーチ」では、2018年3月28日~4月13日に「花粉症対策どうしている!?」というリサーチを実施。バイクブロス会員58人の投票を得た。
まずはベスト3。17票で1位を獲得したのは「もうあきらめている(でも乗る)」(29.3%)、2位は「花粉症対策の薬を飲む」で15票(25.9%)、3位は「マスクをする」11票(19%)と無策でバイクに乗るというライダーが多くいた。
続いて、7票で「花粉症は克服した」(12.1%)、「もうあきらめている(だから乗らない)」5票(8.6%)、「できるだけの対策は行う」2票(3.4%)という結果に。中には「毎年予防接種を受けている」1票(1.7%)と、「重症なのだろう」と予想できる声もあった。
具体的な防止対策として考えられるのが薬であるが、重症の人はシーズン前から薬を飲んで予防しているのだとか。しかし中には、副作用で眠気が襲ってきてしまう体質の人もいるようで、医師に「本気で取り組むなら、アレルギーの原因をつかんで、それに対する対応を1年を通してやらなければならない」と言われたそう。これは、なかなか凹む診察結果だ……。
そんな花粉症対策に躍起になっている人とは対照的に「幸いに花粉症とは無縁の人生です」、「北海道は花粉が少ないんですかね。だから、その苦しみが分らない」といったコメントも。筆者も花粉症に悩まされるライダーのひとりなので、なんとも羨ましい限りだ。といっても「私もいつ発症するか分らないので油断は禁物」や「安心できない」など、今は大丈夫でも「これからなるかもしれない」と身構えていた。
今回1位を獲得した「あきらめている(でも乗る)」という声の中には、「何も対策せず、鼻水流しながら乗る。でも運転中のくしゃみは怖い」とのコメントも。確かに突然のくしゃみや目のかゆみはどうすることもできないが、事故だけには気をつけてほしい!
最後に、フルフェイスヘルメット&バイザー付きジェットヘルメットなどを着用している花粉症ライダーあるあるのコメントを。
「くしゃみすごい。ヘルメットごと消毒殺菌消臭洗浄したい。マジお口臭い」
悔しいかな痛いほど分かる(笑)。ヘルメットをかぶったままくしゃみをすると、口臭がこもるんだよなぁ……。
情報元 = バイクブロス・マガジンズ、文=浜瀬将樹(一間堂)