80年代のスクーターブームではホンダやヤマハがHY戦争と言われるほどのシェア争いの勢いもあってさまざまなスクーターのニューモデルが怒涛の勢いで発売されました。今回はライバルのホンダ・タクトとしのぎを削ったヤマハのスポーツスクーター、Champ(チャンプ)シリーズに注目です。
ヤマハ・ジョグのスポーティバージョンとして1984年に新型としてチャンプが登場。軽量ボディに5.2psのエンジンを搭載し、鋭い加速力が魅力で、+1万円でデジタルメーター仕様も選べました。マイナーチェンジごとにパワーアップも計られ、86年には80ccの7.0psのチャンプ80が登場。スクーター用のカスタムパーツも豊富でチャンバーも各社から発売されていました。
1987年には6.3psにパワーアップしたチャンプRSが登場して、当時50ccスクーター最強と呼ばれ、バイクブームの勢いでワークスカラーを意識したカラーリングや限定カラーモデルが数多く登場。1988年にはチャンプCXとなってメットインスクーターとなりましたが、スポーツスクーターの座はジョグに明け渡し、シリーズ終了となりました。
リミッターもない時代で、スクーターでかっ飛んでた時代が懐かしいみなさんも多いですよね。チャンプはもちろん、2ストスクーターを今でも大切に乗っているみなさんは、元気な愛車の姿を、ぜひ投稿してくださいね!
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■投稿者/Kawasaki野郎さん
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