tododesuさんのバイクライフ#15・土地の食を求めて【バイク専用SNS “モトクル”】

掲載日: 2020年04月17日(金) 更新日: 2020年04月13日(月)
この記事は2020年4月17日当時の情報に基づいて制作されています。

バイク専用SNS “モトクル”ユーザーのtododesuさんは、スズキのBANDIT 1250Fとヤマハのセロー250に乗ってバイクで旅をするのが好きなライダーさんです。またツーリングのスタイルはタンデム&キャンプが基本なんだとか。今回のテーマは「土地の食を求めて」です。日本には美味しいものがいっぱい! 産地へ行けば新鮮で思わず笑顔になってしまう食事が楽しめます。今回はtododesuさんがおススメする美味しいご飯を紹介してもらいました。

日本最東端の幸せどんぶり
どんぶりに心惹かれるのは、ライダーの習性だろうと思う。各々でお気に入りのどんぶりはあると思うけれど、僕のお気に入りは鈴木食堂のさんま丼である。これを食べると最東端に来たことをひしひしと感じられるのだ。
丁寧にカットされ、しっかりと味付けされたさんまがご飯が隠れるくらいにびっしりと詰まっている。運が良ければ獲れたての生さんまが食べられる。そうでなくても、冷凍保存されたとは思えないとろけるさんまが頂ける。間違いなく、舌を巻く幸せな味に出会えるでしょう。
いつまで続くかわからないとの噂も聞く、食べれるうちに、いざ最東端!

 

 

海のミルク
暑い貝に覆われた宝石、牡蠣。都市部にはオイスターバーなどと洒落たものもあるが、目一杯食べたいとなるとやはりここは産地に出向くのが良い。比較にならないような価格でお腹いっぱい満足するまで食べることができる。
牡蠣と言うと、宮城県や広島県が思い浮かぶと思うが、石川県は能登半島の付け根、七尾湾では負けず劣らず甘みたっぷりの牡蠣を味わえるのだ。「能登かき街道」と呼ばれる一帯で、迷い迷い美味しい牡蠣を求めて暖簾をくぐるのはどうでしょう。

 

早起きなんて何のその
朝ごはんは米派? パン派? 僕は、どちらでも大歓迎だ。そうだ、美味しい朝ごはんを食べるために走りに行こう。
早起きをして愛車のキーを捻る、まだ陽の昇る前の暗い道、次第に明るくなっていく空、太陽に挨拶をしたら程なくして到着だ。
伊豆の宇佐美にある食堂、ふしみ食堂にやって来た。オススメは”地元ごはん定食”、鯵の干物とその日で変わるお刺身が付く、最高の魚ずくし。ほくほくした鯵はごはんがススム。大ぶりのため、お腹もいっぱいに、満足間違いなし。
次はどんな朝ごはんを食べに走ろうかな、洋食もいいな、想像を掻き立ててプランを練る。

 

うどん、うどん、うどん‬
“うどん=香川県”、この図式はもはや皆さまの頭に定着しているだろう。何なら”うどん県”だなんて呼ばれているものだ。
自負するだけあって、讃岐のうどんは確かに美味しい。いつまでもすすっていたい。小麦粉とうどん粉だけなのに何が違うのだ? ましてや、これはうどん屋でも無い小さな商店で作っているうどんだ。水と打ち方でこんなにも変わるものか。
材料がシンプル故に、お店毎に変わる味や食感もダイレクトに変わる。ど定番ではあるが、キリがないうどん屋巡り、楽しいです。

 

 

蕎麦だって負けない
うどんときたら、蕎麦だろう。蕎麦の産地は日本各地にあり、それぞれがそれぞれの美味しさを持ち合わせているものだ。
しかし、ここの蕎麦は食べ方が特徴的である。出雲そばと呼ばれるこの料理は、丸い漆器が段々と積まれており、上の段から汁をかけて順々に食べる、次の段に進む時は残った汁を受け継ぐ。セルフ継ぎ足しの味だ。
食べ方だけが特徴的なわけではなく、味も申し分ない。薬味を載せて好みの味に調整、甘みのある汁がたまらない。
出雲そばには他にも釜揚げ蕎麦があり、蕎麦の風味を思う存分に楽しめる味となっている。
各地の蕎麦の違いを探すのも楽しいもの。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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