tododesuさんのバイクライフ#14・九州の魅力!【バイク専用SNS “モトクル”】
掲載日:
2020年04月10日(金) 更新日:
2020年04月10日(金)
この記事は2020年4月10日当時の情報に基づいて制作されています。
バイク専用SNS “モトクル”ユーザーのtododesuさんは、スズキのBANDIT 1250Fとヤマハのセロー250に乗ってバイクで旅をするのが好きなライダーさんです。またツーリングのスタイルはタンデム&キャンプが基本なんだとか。今回のテーマは「九州の魅力!」です。自然も多く、オススメツーリングスポットとして紹介されることも多い九州ですが、実際に走ったtododesuさんがどんなところに魅力を感じているのか教えてもらいました。
魅力溢れる大隅半島
九州には数多く素晴らしい道があるが、中でも国道448号線は九州でも随一のダイナミックロードだ。
何とかハイウェイや、何とかラインなどのこれと言った名称があるわけではないからか、知名度は低いものと思う。でも、走ればわかる、そんなことは関係無い、止まるタイミングを逃すほどの快走路が延々と続くのだ。
とは言え、あくまでもこの道は大隅半島へと入り込む、玄関路だ。
大隅半島は快走路から狭路まで楽しみ方が色々ある。最南端に目をやりがちだが、そこまでどうやってアクセスするか考えるのも面白い。
棚田の宝庫
用水の利を求めて段々状に作られた棚田。日本各地で見られるものだが、海に向かって作られた棚田の密集地が佐賀県にある。
代表な棚田としては、ここ浜野浦の棚田だろう。春の夕刻に来れば、海へと落ちる太陽の紅が水の張った棚田一面に輝く。そんな様を見ようと多くのカメラマン達も訪れるのだが、昼間の姿ももちろん良き情景。青い空の反射が眩い。
棚田、それは見るも美しいものだが、農作業の苦労を思うと、また美しさが増してくるものだ。そんな気持ちを片隅に、棚田巡りをするのも面白い。
秘境の地
「山奥」、そんな言葉がピッタリな村が宮崎県の山間にある。椎葉村だ。
その村には絶景ポイントや快走路があるわけではない、狭路も多く、酷道なんて呼ばれるような道も沢山ある。
椎葉村は日本三大秘境にも選ばれているが、他の白川郷と祖谷に比べてしまうと影に潜める存在だと思う。だからこそ秘境感は圧倒的だ。言い切ってしまいますが、観光地は無い。秘境なんだから、それでいいだろう。この村に訪れること、村を知ることが愉しいのだから。
熱い雲仙
これは、火山の荒々しい姿を間近で見られる雲仙仁田峠循環道路から見た写真だ。
通行料が取られない変わりに、自然保全協力金として100円程度必要(一応任意)となる。その価値は道路の素晴らしさからだけでなく、自然と対峙することで感じる。保全してもらいたい!と、思うような景色が広がっているのだ。そして、面白いのは一方通行であること。後ろには戻れないという気持ちでしっかりと目に焼き付けよう。
また、雲仙を中心に広がる島原半島は温泉や歴史、付根にある諫早湾など、風景以外の魅力も多い。天草とフェリーで繋がっているので長崎からぐるっと巡るのも良いツーリングルートだ。
阿蘇びまくる
おすすめされなくても……と、思われるかもしれない。だが、大観峰に行き、ミルクロードやパノラマラインを走って満足してはいないだろうか。
阿蘇は広い、そしてどこを走っても面白い。外輪山、カルデラの中、内輪山と次々と景色が変わる。早起きすれば、その地形が生む雲海に出会えるかもしれない。
温泉やグルメも豊富だ、1日中いても飽きることはない、むしろ全然足りない。気温も朝昼晩で目まぐるしく変わり、とにかく忙しい。
自分だけの、「これぞ阿蘇」を探しにウロウロと走り回ることが、阿蘇ぶことだと思っている。
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(バイクブロス・マガジンズ編集部)