tododesuさんのバイクライフ#13・春風漂うツーリング【バイク専用SNS “モトクル”】

掲載日: 2020年03月27日(金) 更新日: 2020年03月27日(金)
この記事は2020年3月27日当時の情報に基づいて制作されています。

バイク専用SNS “モトクル”ユーザーのtododesuさんは、スズキのBANDIT 1250Fとヤマハのセロー250に乗ってバイクで旅をするのが好きなライダーさんです。またツーリングのスタイルはタンデム&キャンプが基本なんだとか。今回のテーマは「春風漂うツーリング」です。四季を感じられる日本は最高! 春になって咲き乱れる花を楽しむことでより充実したツーリングになりそうですね。

河津の春
街中でよく見る桜と言えば、ソメイヨシノだろう。入学式には欠かせない存在だ。
他の桜の違いを見分けるのは難しいが、僕は唯一わかる桜がある、それは河津桜。見た目で判別すると言うか、早咲きだからわかる。早いと2月には花を咲かせ始めるのだ。
桜色と呼ぶより桃色にも近い紅みの強い花びらは目を奪われ、春の訪れを感じる。
元は名前の通り、伊豆半島の河津町で見つかったものだが、最近では河津桜を愛でられる土地も増えてきており、特に温暖な各所で見られるようになった。各々、お気に入りの木を探してみよう。
my sakura
正直言って、僕はバイクで桜の名所に行くことは、あまり気乗りしない。1番の理由はバイクを駐車場に停め、歩いて見る必要があるからだ。
お祭りは確かに楽しい、賑わいを見せる活気も気分を高揚させる。だが、人混みを掻き分けて見る桜の木は、立派な巨木や並木であっても良さが半減することは否めない。
それよりも、他に誰も見ていない、自分が占有して眺められる無名の桜の木との出会いがたまらない。そんな木を求めて、春になると、ふと探しに走りに行ってしまう。
富士山と桜
この組み合わせを見て、心打たれない日本人はいないのではないか。更には、現代は海外の方から見ても、ワンダホー!な風景であると日本人として自負しても良いと思う。
そんな至高の景色にバイクも入れちゃおうと、富士宮にある大石寺の駐車場に訪問した。桜の乱咲する木々の間にバイクを停め、和菓子を食べるひと時は日本人の心そのもの。
広い敷地にはみなさん各々で桜を楽しんでいる。お寺の駐車場であることからか、宴会などは行われない静かな空間。あくまでもお寺の駐車場、一般開放してくれているので静かに楽しむべし。
遅れてくる北海道の春‬
遅れてくる北海道の春
桜前線というものがあるが、前線が最後にやってくるのは、知っての通り北海道になる。
GWに訪れた北海道では、まだまだ桜が蕾である木も目立っていたが、国道237号線を南下していると、平取町で開花した桜の木々を見つけた。北海道の桜は冬の厳しい寒さとの戦いを越えてきている、静かに咲く小さな花びらは、どこか可愛らしさだけでなく力強さも感じた。
【おまけ】
写真の右手に見えるのは、「トトロの木」と呼ばれる古い木だ。そんな形にも見えるような……見えないような……。
黄色い春
春の花と言えば桜だが、僕は菜の花も好きだ。黄色の絨毯が広がる姿は、木では表現できない情景だ。
青い空と黄色い花がコラボされると気分は開放的になる。なんだろう、清々しい気持ちが湧いてくる。
畑作の為に植えられることの多い菜の花ですが、今や菜の花祭りなど、イベントを行う場所も多い。食べても美味しいというのが、また良いではないか。
写真は道の駅笹岡ベイファーム。広大な敷地にびっしりと咲き並べられた菜の花は圧巻!

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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