tododesuさんのバイクライフ#11・島ツーリングのススメ2【バイク専用SNS “モトクル”】

掲載日: 2020年03月12日(木) 更新日: 2020年03月09日(月)
この記事は2020年3月12日当時の情報に基づいて制作されています。

バイク専用SNS “モトクル”ユーザーのtododesuさんは、スズキのBANDIT 1250Fとヤマハのセロー250に乗ってバイクで旅をするのが好きなライダーさんです。またツーリングのスタイルはタンデム&キャンプが基本なんだとか。今回のテーマは「島ツーリングのススメ2」です。日本には沢山の島がありますよね。前回好評だった島ツーリングのススメの続編をお届けします。

火山の島
三宅島と聞くと、2000年に発生した噴火が記憶に新しいものだと思う。もちろん今は火山活動は落ち着いているのだが、ここが火山島であることをそこかしこで感じる。
風景はもちろん、火山岩や溶岩の塊もそうだが、島の人が火山と共に生きているのだ。
活火山である以上、直面していく必要があるのだが、話を聞くと、もっと身近なものだと考えているように感じた。
そこにいて当たり前、島民からしたらそんな存在なのだろうが、初めて訪れる身からしたら、驚きの連続となること間違いなし。
うさぎの占有島
犬や猫に触れる機会は街を歩いているだけでもあるものと思うが、うさぎはどうだろうか。僕はまず無い。小学校で飼育していたうさぎと触れ合ったのがおそらく最後だろう。しかし、瀬戸内の小さな島、大久野島で、そんな非日常なうさぎに囲まれることになる。
通常は一般車両は通行禁止だが、キャンプをする場合のみ、桟橋からキャンプ地までの数十メートルを走ることを許可される。こんな短い区間ではあるが、そんな規制も含めて非日常でしか無く、面白い。
飛び出し注意! 猫でもたぬきでもない、跳ねるうさぎに注意して徐行しよう。
ドキドキ三河湾渡島
バイクと共に海を渡る時は、フェリーを使うのが一般的だ。もしくは、コンテナに入れて貨物として運搬してもらうこともあるだろう。しかし、ここ佐久島に渡るには、小型船の後部デッキに自ら押して載せ込み、言葉の通り隣で倒れないように支えてあげながら、バイクと共に渡ることになる。もちろん固定具は無い。
そんな手段で渡った先は、アートの島。至る所に、アートの片鱗がある。ビーチの対岸には中京工業地帯も見える、何とも不思議な景色だが、三河湾のど真ん中にいるんだと思うと不思議な感覚だ。
今までいろんな島に渡ってきたが、こんなバイク運送は他に無い。一生懸命、愛車を支えてあげよう。
トキに出会う島‬
日本地図を見ても目立つ、日本海にプカリと浮かぶこの島の形を見れば、それが佐渡島であるとわかる人も多いことだろう。
新潟港から2時間半程の船旅で訪れることができる島だ。金山跡や、たらい舟、もちろん輝く海の幸と、観光することにも飽きないところだが、ライダーであればバラエティに富んだ道があることを楽しみにしていて良い。オフロードこそ無いものの緩やかなワインディングから直線路、スカイラインに狭路まで楽しむことができる。
また、この島には世界でも希少な鳥、トキに出会うことができる。必ずいるとは限らないが、奇跡の出会いが待っているかもしれない。
九州の楽園
五島列島のメイン島となる福江島。幾つものの教会があるのは天草・五島からすれば当たり前なのだが、それにしても立派な教会が多いこと多いこと。教会巡りをするだけでも面白いことになるだろう。
そんな独自の文化感も楽しみつつも、海の青さに心惹かれていく島でもある。四方の海が全て素晴らしい。シーサイドロードを一周しよう!と思うものなら、見た目の割に意外と入り組む島の形状に苦労することだろうが、やっぱり一周したくなる島。
ここ魚津ヶ崎公園に訪れた後、走行中にパンクが発覚し、減る空気と戦いながら何とかGSに到着、大型バイクの扱いは初めてのことだったが、修理してもらえた思い出の地。離島でのトラブルは禁物です。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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