tododesuさんのバイクライフ#05・冬でもバイクを楽しみたい【バイク専用SNS “モトクル”】

掲載日: 2019年12月16日(月) 更新日: 2019年12月06日(金)
この記事は2019年12月16日当時の情報に基づいて制作されています。

バイク専用SNS “モトクル”ユーザーのtododesuさんは、スズキのBANDIT 1250Fとヤマハのセロー250に乗ってバイクで旅をするのが好きなライダーさんです。またツーリングのスタイルはタンデム&キャンプが基本なんだとか。今回は冬でもバイクで走りたい方に向けて、おススメのツーリング先をまとめてくれました!

静かな伊豆を楽しむ
伊豆半島は夏のイメージが強いかもしれない。海水浴や海でのアクティビティ、伊豆高原やスカイラインでの避暑など、夏の遊びが豊富なためだろうか。
だが、僕は伊豆半島のメインシーズンは冬だと思っている。標高を上げても積雪の心配はまず無い、シーサイドロードの交通量も夏とは雲泥の差だ。それでいて都心からも程よい距離感で、高速で風に切られても冷え切る前に到着する。
ここは、お気に入りの海岸、外浦海岸。青い海には波乗り達すら浮かんでいない、観光客もいない静かな空間。こんな海辺にバイクを脇に停めて、海を眺めるために走りに行くのだ。

 

房総半島の奥深さ
都心から見て二大半島と言えば、伊豆半島と房総半島になるだろう。半島の何が良いと言うと、あらゆる要素が詰め込まれているところだ。三方を海に囲まれており、山の自然も豊か、独自の文化を持つこともあり、その文字の通り島に類似した魅力が多い。
房総半島は半島のモデルのような地だ。都心からの距離とは裏腹に、どこまで遠く走って来たかのかな? と思わせる景色、料理、文化に触れる事が出来る。内陸部には林道も多く、オフロードでの楽しみも豊富。
アクアラインでも東京湾フェリーでも良い、少し非日常なルートを辿って房総の国へ遊びに行こう。
灯台下暗し
北国は雪国と化している、山あいや標高の高いところは陽の無い時間を避けたいところ、平地でも長時間のライディングは厳しい寒さとなった、とある冬の日。
八方塞がりとなる真冬のバイク乗り、乗りたい気持ちはどこにぶつけたら良いのか……そこで、新しい視点で地元を巡ってみてはどうだろう。
いつも見るビル群も角度を変えたら絶景に、こんなところに公園があったのか、美味しそうな和菓子屋さんを見つけたな、些細な事でも新しい発見は楽しい。でも、自分にとっての新しい発見も、実は古い古い歴史の賜物かもしれない。
そんな思いを巡らせながら、地元に眠る新しいスポット探しは面白い。
雪の冠を纏う富士山‬
すっぴんの富士山も嫌いじゃない、山の勇ましい姿の迫力や素の良さがある。だが、富士山にはやっぱり雪化粧をしていて欲しい。
これでもかと言うくらいの雪の冠を纏って出迎えてくれた時は思わず感嘆の声を出す。
山の中腹をも越えて積もる雪を見ながら、麓をバイクで走ることの出来る不思議な感覚。それがまた、日本一の独立峰ならではの、富士山の冬の厳しさを感じる。
どこから見たらカッコいいかな?好みの雪模様を探しながら、富士山を360°舐め回して走るのも冬の醍醐味。日没〜早朝にかけては、凍結する箇所も多いので気をつけなければいけないが、それでもまた眺めに訪れたくなる。‬
温暖な瀬戸内へ
温帯に属する日本、しかし冬でもその”温”を感じられる地域は少ない。その中でも挙げるとしたら瀬戸内地方だと思う。絶対的な気温がさほど高いわけではないが、僕は、「みかん」の存在が大きいと思っている。日本人にはみかんが獲れる=暖かいの図式があるだろう。この地域を走れば沢山のみかんの木に出会う。中にはレモンの木まであるではないか。
ウインタージャケットを羽織ると、日中は暑いとも感じられる日もある、行ったことが無くても何だか地中海にいるような錯覚に陥る。
冬ならではの、絶品旬の牡蠣を食べるために訪れるのも贅沢ですよ。

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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