ドゥカティはドイツで開催されたインターモト・モーターサイクル・ショーにおいて、2025年モデルの「ディアベルV4」を発表した。今回のモデルでは、マットブラックとチタニウムを基調としたカラーリングにドゥカティ・イエローのアクセントが配された新グラフィック「ブラック・ロードスター・カラー」を採用している。なお、販売開始時期や価格など詳細は明らかになっていない。
・マットブラック・ベースのグラフィック、ドゥカティ・イエローとチタニウム製パーツの組み合わせにより、ドゥカティのマッスル・ロードスターがさらに魅力的に進化
・ベンチマークとなるメンテナンス間隔を実現したMotoGP由来のV4グランツーリスモ・エンジンを搭載、バイクのスタイルとパフォーマンスの中心的要素として機能
・ディアベルV4は、国際的に権威あるデザイン賞のレッド・ドット・アワード2024で「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞
2011年の誕生以来、ディアベルは、マッスルでスポーティ、極めて個性的でありながらもエレガントなスタイルで人々を魅了し、大きな成功を収め、数多くの主要なデザイン賞を獲得してきました。
今回、ドイツのケルンで開幕したインターモト・モーターサイクル・ショーで、2025年モデルの新しい「ブラック・ロードスター・カラー」が発表され、大胆なスタイルがさらに進化しました。
チェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)によって作成された新しいグラフィックは、イタリアのボルゴ・パニガーレを拠点とするドゥカティとディアベルの歴史に関連したカラーを採用しています。
歴代レーシング・モデルの「ジャッロ・ドゥカティ」からヒントを得たグラフィックが燃料タンクとテールおよびサイドパネルのストライプに施され、ブラックおよびチタニウム・トーンを基調としたカラーリングにアクセントを付け加えています。これにより、ディアベルV4は、街中でさらに人々の注目を集めます。新しいシート地は妥協を排したデザインを完成させ、ディアベルにさらなる個性を与えます。
マッスルカーからインスピレーションを得たディアベルV4は、ボリューム感溢れるフロントおよびスリムなテールにより、今にも走り出しそうなアスリートの姿を連想させます。フロントおよびリア・ライト、サイドインジケーターはフルLEDで、ディアベルV4の紛れもないスタイルを強化しています。
特に、リア・ライト・クラスターは、テール下に配置されたドット・タイプのLEDマトリックスで構成されています。この前例のないソリューションにより、このバイクがディアベルであることを一目で認識することが可能になります。
ディアベルV4は、MotoGPマシンのデスモセディチから派生し、高度に洗練された1,158cc V4グランツーリスモ・エンジンを搭載しています。このエンジンは、ディアベル・デザインの中心的要素としても機能し、パワフル(168ps)かつ強大なトルクを発生しますが、非常に軽量でコンパクトなユニットに仕上がっています。その作動はスムーズで安定しており、極低回転域から豊かなトルクを発生します。スプリング式バルブ駆動システムにより、ベンチマークとなるメンテナンス間隔も実現しました。バルブクリアランス点検は、60,000km毎に設定されています。
ツインパルスと呼ばれる点火順序と、専用の4本出しサイレンサーを備えたエグゾースト・システムにより、ディアベルは独自のサウンドを奏でます。ディアベルV4のもう一つの特徴は、巨大な240/45リア・タイヤです。表面に研磨加工が施された5スポーク・アロイホイールは、もっとも洗練されたデザイン要素の一つとなっています。
ディアベルV4は、発売からわずか2年で、建築とデザインの博物館、「Chicago Athenaeum」(シカゴ・アセニアム)によるグッドデザイン・アワードに加え、ドイツ・デザイン・アワード2024の特別賞(優秀プロダクト・デザイン部門)、レッド・ドット・アワード2024の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞しました。
これらの賞は、先代ディアベルが獲得した賞とともに、ドゥカティのデザインが世界中で非常に高く評価されていることを証明するものです。ドゥカティは昨年、ドゥカティとベントレーのコラボレーションから生まれたシリアルナンバー付きのコレクターズ・モデル、「ドゥカティ・ディアベル・フォー・ベントレー」リミテッド・エディションをドゥカティ・ワールド・プレミア2024のエピソード7で発表し、4輪のラグジュアリー・ファンも魅了できることも証明しました。
ブラック・ロードスター・カラーを纏った新型ディアベルV4は、新しいコンフィギュレーターで利用可能です。ディアベル・ファンの方々は、ドゥカティ・パフォーマンス製アクセサリーを装着して夢のバイクを作成し、さまざまな設定でそれを表示することができます。このサイトでは、試乗を予約したり、ディーラーに情報を問い合わせたりすることも可能です。
ディアベルV4のその他の画像とすべての情報は、ドゥカティ・メディアハウスからダウンロードできます。
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ドゥカティジャパン株式会社(2024年12月6日発行)
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