【ロイヤルエンフィールド】シェルパ450を採用するニューモデル「GUERRILLA 450/ゲリラ・ヨンゴーマル」を発表! 国内発売は2025年を予定

掲載日: 2024年07月19日(金) 更新日: 2024年07月19日(金)

GUERRILLA 450 メイン

ロイヤルエンフィールドが、ニューモデル「GUERRILLA 450(ゲリラ・ヨンゴーマル)」を発表した。同車両は「HIMALAYAN 450」と共通となる、排気量452cc 水冷単気筒 DOHC4 バルブエンジン/Sherpa 450エンジンを搭載しており、最高出力は40PS/8,000rpm、最大トルク40Nm/5,500rpmを発揮する。ラインナップは「アナログ」「ダッシュ」「フラッシュ」の3グレードが用意されており、日本では2025年の発売予定となっている。

ロイヤルエンフィールドの新世代ロードスター「GUERRILLA 450」登場!

ロイヤルエンフィールドの新世代ロードスター「GUERRILLA

・GUERRILLA 450は、誰もが直感的にそのスポーツ性を感じとることができるプレミアムなモダン・ロードスターです。
・Sherpa 450プラットフォームから生まれたGUERRILLA 450は、全域で扱いやすく、なおかつ最高出力40PS/最大トルク40Nmを発揮するパワフルなエンジンと個性の異なる複数のライディングモードを、強くしなやかなシャシーに搭載しました。
・日本を始めとするアジア太平洋地域では2025年に発売を予定しています。

ロイヤルエンフィールドの新世代ロードスター「GUERRILLA

ミッドサイズ(250cc~750cc)モーターサイクル・セグメントのグローバルリーダーであるロイヤルエンフィールドはバルセロナ スペインにて2024年7月17日、新型車GUERRILLA 450(ゲリラ・ヨンゴーマル)を発表しました。

このプレミアム・モダン・ロードスターは、そのスタイリングからも高いスポーツ性を感じられるのと同時に、高性能なエンジンとシャシーによりあらゆるキャリアの世界中のライダーがスポーツライディングの楽しさを再認識することができるモデルです。また、エンジンとシャシーの特性を磨き込むことで、扱いやすい出力特性とハンドリングを獲得、日常からツーリングまで快適なライディングを実現します。

GUERRILLA 450は個性的で質実剛健、そして常にチャレンジ精神を忘れない、ロイヤルエンフィールドのモノ造り精神を具現化したプロダクトです。同時にロイヤルエンフィールドの歴史はロードスターの歴史に等しく、GUERRILLA 450はその新章であり、ロードスター・カテゴリーをリードする新型車です。

GUERRILLA 450について、アイシャーモーターズ・リミテッドのマネージング・ディレクター兼CEOであるSiddhartha Lal(シッダールタ・ラル)は次のようにコメントしています。

「GUERRILLA 450はロードスター・カテゴリーに対する我々のチャレンジ精神そのものです。そしてGUERRILLA 450を皆さんにお披露目できることをとても嬉しく思います。

GUERRILLA 450は昨年EICMAミラノモーターサイクルショーで発表、世界各国でデリバリーをスタートさせた新型アドベンチャー・ツアラー「HIMALAYAN 450(ヒマラヤ・ヨンゴーマル)」と同じSherpa 450(シェルパ・ヨンゴーマル)プラットフォームを採用しています。Sherpa 450のプラットフォームは先進的な技術と開発メソッドによって高いパフォーマンスと多様性を兼ね備えており、GUERRILLA 450ではスタイリングはもちろんエンジンやシャシーをロードスターに適したキャラクターに仕上げ、その高いスポーツ性と、日常的な扱い易さや快適性の高い次元でのバランスを実現させました。

GUERRILLA 450には「アナログ」「ダッシュ」「フラッシュ」と3つのバリエーションをラインナップしました。
「アナログ」にはトラディショナルな針式メーターを採用。スモーク・シルバーとプラヤ・ブラックの2色をラインナップ。EU規制外市場向けはスモーク・シルバーのみの展開となります。

「ダッシュ」はTFTディスプレイを採用。ゴールド・ディップに加え、プラヤ・ブラックもアナログに引き続き採用されます。

「フラッシュ」はTFTディスプレイを含めた多くの特別装備を採用し、イエロー・リボンとブラバ・ブルーの2色をラインナップします。」

ロイヤルエンフィールドのCEOであるB Govindarajan(B・ゴビンダラジャン)はGUERRILLA 450について次のように述べています。

「GUERRILLA 450はロードスター・カテゴリーのゲームチェンジャーになると確信しています。シェルパ450プラットフォームの構想が完成したとき、我々はそれを使ってアドベンチャー・ツアラーと極上のロードスターの姿を同時にイメージしていたのです。したがってこの2つのモデルは同時に開発を進め、GUERRILLA 450は単気筒でありながらパワフルでスムーズなエンジンと軽量スリムでコンパクトな車体の特性を活かし、ロードスターらしい軽快な乗り味を追求しました。きっと世界中のライダーの心を掴み、モーターサイクルでスポーツする楽しさを広めてくれるでしょう。」

The All-Roadster/オールロードスター

プレミアム・ロードスター GUERRILLA 450はワインディングから混雑した街中まで、あらゆる舗装路でそのパフォーマンスを発揮できるように設計しました。ライダーをワクワクさせるエキサイティングなロードスター・パフォーマンスのためにアレンジした排気量452ccのSherpa 450エンジン、そしてスチール製ツインスパー・チューブラーフレーム、自由度の高いアップライトなライディングポジションなど、「GUERRILLA 450」はまさにロードスターのスタンダードに立ち返ったモデルです。

ワインディングロードでスポーツライディングを楽しむことはもちろん、混雑した街中でのライディングでも、日々の相棒としても強い味方になるでしょう。日曜の朝にのんびり走ることも、週末にツーリングに出かけることもできる。GUERRILLA 450はまさに「オール・ロードスター/全方位のロードスター」なのです。

Sherpa 450エンジン

GUERRILLA 450は、ロイヤルエンフィールドが開発した排気量452cc水冷単気筒DOHC4バルブエンジン/Sherpa 450エンジンを搭載。エネルギッシュではつらつとしたロードスターらしいパフォーマンスを発揮します。このパワートレインは、アドベンチャー・ツアラー「HIMALAYAN 450」でデビュー。最高出力40PS/8,000rpm、最大トルク40Nm/5,500rpmを発揮し高い評価を受けています。

水冷システムは高効率のウォーターポンプとツインラジエター、内部バイパス機能などを備え、熱帯地や寒冷地、峠越えの高い標高などあらゆるコンディションでもSherpa 450エンジンが最高のパフォーマンスを発揮するようエンジンの温度管理を徹底しています。アシスト&スリッパークラッチ付き6速トランスミッションによって軽いクラッチ操作を実現するとともに、高速クルージングの快適性が向上しました。

リアル・ロードスターへの回帰

GUERRILLA 450はスタイリングにおいてもロードスターであることを貫きました。タンクからテールまでの緩やかな曲線を具現化したワンピースシート、容量11リットルの燃料タンク、LEDヘッドライト、テールランプ一体型LEDウインカーなどオーセンティックなロードスタースタイルにモダンなエッセンスをくわえました。

ライディング・エルゴノミクス

GUERRILLA 450のエルゴノミクスは、様々なライディングスタイルに調和するように設計しました。ライダーは、速度域の高い高速道路からタイトでテクニカルなワインディングまで、あらゆるライディングスタイルに対応することができます。ライダー・ジオメトリーは、低いシートとミッドセットのフットペグにより、やや前傾しながら自然なライディングポジションをとることができます。

またエンジンをフレームの一部として使用することで高剛性ながら軽量コンパクトに仕上げたフレームには、軽快なハンドリングを実現する前後サスペンションをセットアップ。インナチューブ径43mmのフロントフォークにリンク式リアサスペンションを搭載。前後17インチホイールはホイールベース1,440mmにセットし、快適性を犠牲にすることなくライダーがイメージする通りの走りのパフォーマンスを実現します。

モードを切り替えてムードも切り替える

GUERRILLA 450は高性能なEMS(エンジン・マネージメント・システム)とライド・バイ・ワイヤ・テクノロジーにより、ライダーの気分に合わせたダイナミックなライディング体験を提供します。出力特性が異なる「パフォーマンスモード」と「エコモード」の2つのライディングモードによって、ライダーの気分や天候、路面コンディションに合わせてスロットルレスポンスや出力特性を変更することができます。

テクノロジーによって実現するもの

GUERRILLA 450のトップおよびミッドモデルには、シンプルで直感的なユーザーインターフェースを特徴とする4インチのインフォテイメントクラスターに新しいトリッパー・ダッシュが搭載されています。ロイヤルエンフィールド App 対応のトリッパー・ダッシュは、GPX形式でエクスポートできるルート記録機能など機能が強化され、ライダーは自分のライディング体験を仲間とシェアできるようになりました。

また、サードパーティ製のデバイスから GPX ファイルをロイヤルエンフィールド App にインポートし、ロイヤルエンフィールドのモーターサイクルでの体験を再現することもできます。ナビゲーション機能以外にも、ミュージックコントロール・天気予報・車両情報の確認など、さまざまな機能を利用することができます。

ロイヤルエンフィールドGMAとアパレル

GUERRILLA 450用のGMA(純正アクセサリー)もラインナップ。スタイルと機能性の両方を向上させます。フラットトラックシーンとアーバンライディングからインスピレーションを得たアクセサリーには、大型エンジンガードとエンジン底部を守るスキッドガード、スタイルと快適性を向上させるアーバンシート、ライディングエクスペリエンスを高めるティンテッド・フライスクリーンとブラックアウト・ミラー、ヘッドグリル、ハルシオン・ブラックのインストルメントカウルなど多岐に渡ります。

さらに、コンパクトなエンジンガード、サポートマウント付きのバーエンドミラーを選ぶことで、乗り心地とスタイリングの向上も実現します。またソフトパニアなどの多彩なラゲッジ・ソリューションを装備し、街中での冒険もサポートします。また、GUERRILLA 450アパレルシリーズにはTシャツ、キャップなど多彩なアイテムをラインナップしました。

ボーダーレス保証プログラム

ロイヤルエンフィールドはGUERRILLA 450で「ボーダーレス保証プログラム」を開始します。このプログラムは世界70カ国以上、3,000以上のサービスセンターからなる広範なネットワークが支え、ライダーがロイヤルエンフィールドのモーターサイクルをより自由に制限なく乗りこなし、冒険できるようにすることを目的としています。

リリース

ピーシーアイ株式会社(2024年7月18日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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