スズキは「V-STROM(ブイストローム)800DE」および「GSX-8S」を2023年3月24日(金)に発売する。両車両には新設計となる総排気量775ccの水冷並列2気筒エンジンが搭載されている。メーカー希望小売価格は V-STROM 800DE が132万円。GSX-8S が106万7,000円となる。
スズキ株式会社は、2022年11月に開催された「EICMA 2022(ミラノショー)」で発表したスポーツアドベンチャーツアラーの新型「V-STROM(ブイストローム)800DE」、ストリートバイクの新型「GSX-8S」を3月24日より国内で発売します。
新型「V-STROM 800DE」、新型「GSX-8S」は、幅広いユーザー向けに、毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立した軽量で扱いやすい800ccクラスの新型モデルとして開発しました。エンジンは、775cm3並列2気筒エンジンを新設計し、量産二輪車で初めて(※1)クランク軸に対して90°に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー」(※2)を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現しました。
新型「V-STROM 800DE」は、様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を採用し、トラクションコントロールシステムに専用のGモードを設定しました。また、調整式の前後サスペンションと、フロントには大径の21インチホイールを装着、前後にセミブロックパターンのタイヤを採用しました。外装はV-STROMシリーズ共通のイメージを維持しながらも、シャープなスタイリングとし、タンクの下まわりやフロントカウルの先端部分にアクセントカラーを採用しました。
新型「GSX-8S」は、S.I.R.Sに出力特性を3つの中から選択可能なSDMS(スズキドライブモードセレクター)や3段階から選択可能なトラクションコントロール、双方向クイックシフトシステム等を採用することで、様々な走行シーンやスキルに対応しました。また、軽量アルミ製スイングアームを採用し、操縦性を高めました。デザインでは、ショートマフラーに加え、エンジンやシートレールを露出させることで機能部品を美しく見せ、時代を先取りした斬新な独自性のあるスタイリングとしました。
新型「V-STROM 800DE」、新型「GSX-8S」は、3月から4月にかけて大阪・東京・名古屋の3ヶ所で開催されるモーターサイクルショー(※3)に出品します。
(※1)2022年11月時点、スズキ調べ。
(※2)特許取得済み。
(※3)第39回大阪モーターサイクルショー2023:3月17日から19日までインテックス大阪で開催、第50回東京モーターサイクルショー:3月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催
、第2回名古屋モーターサイクルショー:4月7日から9日まで愛知県国際展示場で開催
■年間目標販売台数
・V-STROM 800DE/360台(日本国内)
・GSX-8S/260台(日本国内)
■商品名・メーカー希望小売価格(税10%込み)
・V-STROM 800DE/132万円
・GSX-8S/106万7,000円
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リリース=スズキ株式会社(2023年3月17日発行)