【プジョー】ニューモデル「ツイート 125/200 GT」「PM-01 125/300」「XP400 GT」が登場/ジャンゴ生産終了に伴い2023年夏「ジャンゴEVO」を発売

掲載日: 2023年02月16日(木) 更新日: 2023年02月16日(木)
この記事は2023年2月16日当時の情報に基づいて制作されています。

【プジョー】ニューモデル「プジョー ツイート 125/200 GT」「PM-01 125/300」「XP400 GT」が発売/「ジャンゴ」生産終了で2023年夏「ジャンゴEVO」が発売 メイン

aidea株式会社は、プジョーモトシクルのニューモデルを発売した。今回登場したのは「プジョー ツイート 125200 GT(39万500円~)」、プジョー初の MT 式モーターサイクルとなる「PM-01 125300(59万4,000円~)」、オフロードGTスクーターの「XP400 GT(115万5,000円)」の3モデル。なお「XP400 GT」は公式サイトを通じてのネット販売となる。

また、同社の主力製品であった「ジャンゴ」がフルモデルチェンジし「ジャンゴEVO」が登場。2023年夏ごろに発売されることも発表された。価格は未定で、125ccモデルのみの設定となる(価格は全て税10%込み)。

プジョーモトシクル125周年と「ニュージェネレーションライン」3モデル発売

小型スクーターブランドから総合モーターサイクルブランドへ

【プジョー】ニューモデル「プジョー ツイート 125/200 GT」「PM-01 125/300」「XP400 GT」が発売/「ジャンゴ」生産終了で2023年夏「ジャンゴEVO」が発売 記事1

1898年にフランスで生まれた、現存する世界最古のモーターサイクルブランド「プジョーモトシクル」が、今年125周年を迎えます。この記念すべき年に、「モーターサイクルメーカー」というブランドの原点に回帰するとともに、新しい時代を築く旗手となる「ニュージェネレーションライン」が発売となります。

近年、プジョーモトシクルのラインナップは小型スクーターを中心としていましたが、今回発売するモデルは、MT式モーターサイクルと大型スクーターです。プジョーモトシクルはカテゴリーの拡充により、総合モーターサイクルブランドとしてさらなる成長を目指します。

ニュージェネレーションラインは、連綿と受け継がれてきたブランドのDNAを具現化したモデルです。共通する特徴が、プジョーブランドのアイデンティティである「ライオンズクロー(ライオンのかぎ爪)」の意匠。

「ライオンズクロー」は近年のプジョー製品における重要なデザインエレメントであり、四輪では全てのモデルに採用されています。四輪と二輪のデザイン共通化が進んだことで、プジョーブランドの独自性と存在感はさらに高まるでしょう。

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プジョーモトシクル125年の軌跡

1898年、ディオン・ブートン・エンジンを搭載したプジョー初のモーターサイクルを第1回パリ・モーターショーで発表。その後、さまざまな市販モデルを開発しながらも、マン島TT、ボルドール耐久、ツール・ド・フランスなどモータースポーツでも活躍し、世界中にその名を広めました。125年の歴史を誇る、現存する世界最古のモーターサイクルブランド、プジョーのプロダクトは、古き良き伝統と現代フランス文化の融合による個性で、唯一無二の存在感を発します。

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【1810年 プジョーのはじまり】
1810年、フランス東部のエリモンクールを拠点に、ジャン=ピエール・プジョー、ジャン=フレデリック・プジョー兄弟による家族経営の製鉄業として、プジョーはスタートしました。最高品質を示す「ライオン」マークをつけた工具類や、傘、クリノリン、コーヒーミル、自転車など、鉄を材料としたさまざまな製品を世に送り出しました。

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【1890年 世界初の量産四輪車】
1889年パリ万国博覧会で、「プジョー」の名を冠した最初の自動車として、蒸気を動力とする三輪自動車を披露。翌1890年には、ダイムラー製ガソリンエンジンを搭載した四輪自動車「Type 2」を製造。プジョーは、世界に先駆け四輪自動車の量産を開始したのです。

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【1898年 最初のモーターサイクル】
プジョーモトシクルは、現存する世界最古のモーターサイクルブランドです。1898年 第1回パリ・モーターショーで、ド・ディオン・ブートン・エンジンを搭載したプジョー最初のモーターサイクルを発表。後輪部分にエンジンをマウントする、斬新な車体構造でした。

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【1907年 スピードへの情熱】
プジョーは、モータースポーツにも果敢に挑戦します。現在でも公道レースの最高峰と言われるマン島ツーリストトロフィの第1回大会(1907年)において、プジョー製Vツインエンジンを搭載したノートンが勝利。1934年には、ボルドールでの耐久レースにおいて「P515」が、2,000kmおよび3,000kmの平均最高速度、24時間走行の平均最高速度、という3つの世界記録を樹立しました。

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【1953年 移動の自由を誰にでも】
第二次大戦後には女性の社会進出が進み、手ごろな交通手段としてのスクーターが世界的なブームとなりました。1953年に登場した「S55」は、フロントのトランクとキャリアや快適なダブルシートが特徴で、ヨーロッパ市場で大いに人気を博しました。

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【2014年 伝説のSシリーズの復刻】
50年代に人気を博した、プジョー初のスクーター「S55」にインスパイアを受けた新しいスクーター「ジャンゴ」を発売。レトロだけどモダンな独自のスタイルで、アーバンモビリティの可能性を広げました。

【2023年 ブランド誕生125周年】
ブランドが誕生して125年が経った現在でも、プジョーモトシクルがこだわり続けてきたものづくりへの情熱が変わることはありません。プジョーモトシクルを愛してくださる全ての方に、感情を揺り動かす体験をお届けします。

ニュージェネレーションライン

PEUGEOT TWEET 125/200 GT

【プジョー】ニューモデル「プジョー ツイート 125/200 GT」「PM-01 125/300」「XP400 GT」が発売/「ジャンゴ」生産終了で2023年夏「ジャンゴEVO」が発売 記事9

軽量・コンパクトな、ハイホイールスクーター
2018年に限定販売をしていたプジョー ツイートが、モデルチェンジして新発売となります。前後16インチの大径ホイールにより、ヨーロッパの石畳のような凹凸の多い路面でも安定した走行が可能です。軽量・コンパクトな車体で、日常の足や通勤に最適なモデルです。

今回のモデルチェンジでは外観を一新し、プジョーのDNAをより濃く表したエレガントでモダンなデザインとしています。ボディカラーは4輪でも人気の、グラファイトグレー。LCDメーター、LED灯火類、USBポートなど、最新モデルにふさわしい装備も充実しています。手軽で経済的な125と、高速道路も走行できる200の二種類をラインナップ。

■カラー/グラファイトグレー
■メーカー希望小売価格(税10%込み)
・プジョー ツイート 125 GT/39万500円
・プジョー ツイート 200 GT/42万3,500円
■発売日/2023年2月15日
■販売チャネル
・全国のプジョーモトシクル正規販売店
・PEUGEOT MOTOCYCLES公式サイト
詳細な車両情報は、モデルインフォメーションをご覧ください。

PM-01 125/300

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PM-01 125

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PM-01 300

125年続くブランドの名を冠した、アーバンネイキッド
125周年である今年、ブランドの原点を表すモデルとして、新生プジョーモトシクル初のMT式モーターサイクルを発売します。ネーミングの中のPMは、プジョー最初のモーターサイクルに由来し、まぎれもない「PEUGEOT」の「MOTOCYCLE」 であることを表しています。

ボディはダイナミズムとエレガントさを兼ね備えた、プジョーならではのデザイン。力強い印象のラジエーターシュラウドやショートテールによる凝縮感のあるスタイリングが、圧倒的な個性を主張します。ラインナップは、都市部でのデイリーユースに最適な125と、街乗りでも高速道路でも、力強いパフォーマンスを発揮する300の二種類。
125はエントリーモデルでありながらも、300と多くのパーツを共有し、クラスを超えた品質感を持っています。

■カラー/シャープホワイト、ジェットブルー
■メーカー希望小売価格(税10%込み)
・PM-01 125/59万4,000円
・PM-01 300/73万7,000円
■発売日/2023年2月15日
■販売チャネル
・全国のプジョーモトシクル正規販売店
・PEUGEOT MOTOCYCLES公式サイト
詳細な車両情報は、モデルインフォメーションをご覧ください。

XP400 GT

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あらゆる道を制覇する、オフロードGTスクーター
4輪の分野で近年大きくシェアを伸ばしているSUVにインスパイアされた、全く新しいスタイルのオフロードGTスクーターが、XP400 GTです。高性能ロードバイクとオフロードバイクのコンポーネンツを組み合わせた足回りが、このモデルのコンセプトを表しています。

26.5kW(36.7hp)を発生するパワフルな399cc単気筒エンジン、コネクト機能付きフルカラーTFTメーター、スマートキー、トラクションコントロールシステム、デイタイムランニングライト付LEDヘッドライトなど、フラッグシップモデルにふさわしい、クラス最高峰の装備を有しています。
※本車両は、PEUGEOT MOTOCYCLES公式サイトを通じたインターネット販売となります。

■カラー/シャークグレー、スノーホワイト
■メーカー希望小売価格/115万5,000円(税10%込み)
■販売チャネル/PEUGEOT MOTOCYCLES公式サイト
詳細な車両情報は、モデルインフォメーションをご覧ください。

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アクセサリー装着車

ロングセラーのネオレトロスクーター「ジャンゴ」が生産終了

フルモデルチェンジした「ジャンゴEVO」が夏ごろ発売予定

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2014年にデビューし、ヨーロッパのみならずアジア各国でも販売され、多くの方に愛されてきたネオレトロスクーター「ジャンゴ」が生産終了となります。ご購入可能な車両は、国内在庫限りとなります。

ジャンゴは、国内でも2018年の正規輸入開始から徐々にセールスを伸ばし、2021年にTBS系 火曜ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」の劇用バイクに採用されたことから一層人気が高まり、プジョーモトシクルを象徴するモデルとなりました。

プジョーモトシクルが創業125周年を迎える2023年。新しい世代のモデルが誕生するとともに、ブランドを支えてきた「ジャンゴ」もフルモデルチェンジし、「ジャンゴEVO」となります。

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ジャンゴEVO(海外仕様)

■発売予定日/2023年夏ごろ
■価格/未定
■排気量/125cc(150ccの設定はなし)
「ジャンゴEVO」には150ccモデルの設定がなく、150ccモデルの国内導入予定は当面ありません。150ccモデルをご希望の方は、現行「ジャンゴ」をお早めにご検討ください。

お問い合わせ

aidea 株式会社
TEL/03-6427-3600

リリース = aidea 株式会社(2023年2月15日発行)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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