カワサキが公開したばかりのレトロスポーツ「Z650RS」だが、日本国内への導入が2022年春頃に決定した。カラーリングは「メタリックスパークブラック」「キャンディエメラルドグリーン」「メタリックムーンダストグレー/エボニー」の3タイプ。なお、主要諸元については現在欧州仕様のみの公開となっており、国内仕様の販売価格は現在のことろ不明となる。
川崎重工は、レトロスポーツ「Z650RS」 の2022 年モデルを 2021 年秋より導入国で順次発売を開始します。
「Z650RS」は、各国で高い評価を受けている「Z900RS/Z900RS CAFE」に続く、新たなレトロスポーツモデルです。レトロスポーツをカジュアルに楽しめるよう、コンパクトな車体パッケージと普遍的な美しさに現代的な要素も取り入れたレトロモダンデザインを採用しています。
【エンジン・車体】
■低中速回転域を重視した並列2気筒エンジン
日常での扱いやすさを高めた、649cm3水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4 バルブエンジンを搭載。低中速回転域におけるスムーズな出力特性と豊かなトルク、スムーズで軽快なスロットルレスポンス、優れた燃費性能を実現しています。
■バランスの良いハンドリング
軽量でスリムなトレリスフレームと、自然で軽快な乗り心地を追求したサスペンションセッティングの組み合わせにより、レトロスポーツモデルにマッチするバランスの良いハンドリングとしています。
■リラックスしたライディングポジション
ワイドでフラットなハンドルバーを高めに配置し、アップライトなライディングポジションを実現。また、先端を絞ったシート形状や、ステップの位置を最適化することで、足元のゆとりも確保。自然で快適なライディングポジションが、幅広いライダーに扱いやすさと高いコントロール性を提供します。
■足つき性と取り回しの良さ
スリムな車体と低く抑えたシート高による足つき性と、押し歩き時などでは軽い車重が取り回しの良さを高めています。
【スタイリング・装備】
■スリムなフューエルタンク
スリムなフューエルタンクデザインが、コンパクトな車体パッケージを実現
■コンパクトで水平なテール
「Z650RS」のテールセクションは水平方向を強調したデザインとし、レトロスポーツモデルのイメージを強調。また、「Z900RS」よりも短いテールセクション、コンパクトなシートなどが、軽快でカジュアルなスタイリングに仕上げています。
■丸型 LED ヘッドライト
レトロとモダンが融合したデザインの丸型 LED ヘッドライトを採用。本体は2室に分かれており、両方にポジションランプを装備することでレトロなバルブ(電球)式ヘッドライトと同様、ライト全体が点灯しているような光り方を実現。厚みのあるヘッドライトリングにはグルービング(溝加工)が加えられ現代的な雰囲気を加味しています。
■スポークスタイルのホイール
Z900RS のデザインを踏襲したスポークスタイルのキャストホイールは、軽量化とスタイリッシュさを高い次元で両立し、レトロスポーツモデルにふさわしいデザイン性とハンドリング性能を向上させています。
■2眼メーター+多機能型液晶インストゥルメントパネル
メーターユニットには、アナログ式のスピードメーターとタコメーターに加え、中央に多機能型液晶インストゥルメントパネルを装備。レトロな外観と現代的な機能を両立しています。
■商品名/Z650RS
■発売開始予定/2021年秋
■導入国/欧州、アメリカ、日本、その他
■カラー
・メタリックスパークブラック
・キャンディエメラルドグリーン
・メタリックムーンダストグレー/エボニー
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リリース = 株式会社カワサキモータースジャパン(2021年9月28日発行)