BMW は、クルーザーモデル「BMW R 18 Classic(アール・エイティーン・クラシック)」の予約受付を BMW Motorrad 正規ディーラーで開始した。
同車両は、先に発売された「BMW R 18」のバリエーションモデルとなっており、ベースモデルと比較しフロントタイヤが小径化(16インチ)されたほか、大型のフロントスクリーンやサドルバッグ、LED フォグランプなどが装備されている。
ラインナップはスタンダードモデルの「BMW R 18 Classic(280万1,000円)」および、同社のクラシックモデルをイメージしたストライプ入りのガソリンタンクやメッキパーツが装備された「BMW R 18 Classic First Edition(326万2,000円)」の2モデル(価格は全て税10%込み)。納車は現在2021年3月中旬以降を予定している。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)は、BMW R 18に続くクルーザー・セグメントの新たなモデルとなる第2弾として「BMW R 18 Classic(アール・エイティーン・クラシック)」を、BMW Motorrad 正規ディーラーにおいて、本日より、予約注文の受付を開始する。納車は、本年3月中旬以降を予定している。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)は、BMW R 18に続くクルーザー・セグメントの新たなモデルとなる第2弾として「BMW R 18 Classic(アール・エイティーン・クラシック)」を、BMW Motorrad 正規ディーラーにおいて、本日より、予約注文の受付を開始する。納車は、本年3月中旬以降を予定している。
BMW R 18 Classic は、歴史的なBMWモーターサイクルの伝統を受け継いでいるモデルである。テクノロジー、および、デザインにおいて、BMW R 5などの伝説的なモデルを参考としながら、ライディングの歓びの源である心地良い鼓動を刻むボクサー・エンジンを採用するなど、モーターサイクルの本質にフォーカスしたモデルである。
BMW R 18 Classic は、クラシックなデザインと現代的なテクノロジーを組み合わせることで、感情に訴えると同時に、洗練されたライディング・エクスペリエンスを提供している。
R 18 Classic First Edition
BMW R 18 Classic
■モデル・メーカー希望小売価格(税10%込み)
・BMW R 18 Classic First Edition/326万2,000円
・BMW R 18 Classic/280万1,000円
※上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
BMW R 18 Classicには、ビッグ・ボクサーとも呼ばれる新開発の2気筒ボクサー・エンジンを搭載している。その印象的な外観とテクノロジーは、BMW Motorrad が1923年に生産を開始して以来、70年以上にわたって刺激的なライディング・エクスペリエンスを提供し続けてきた伝統的な空冷ボクサー・エンジンの継承を反映している。
量産のモーターサイクルに搭載された中で最もパワフルであり、排気量は1,802cc、最高出力は91PS(67kW)/4,750rpmを発生し、また2,000~4,000rpmのエンジン回転域で、常に150Nm以上のトルクが利用でき、優れたけん引力に深みのあるエンジン・サウンドが組み合わされている。
BMW R 18 Classic のサスペンションの中心はダブルループ鋼管フレームであり、そのデザインは、長年にわたりこのタイプのフレームを採用していた BMW モーターサイクルの伝統を想い起こさせ、また、鋼管部品と鋳造部品または鍛造部品とをつなぐ溶接継手など、目につかない装備品においても卓越した製造品質と細部にわたる丁寧なこだわりが感じられる。伝説のモデル BMW R 5と同様に、リヤ・スイングアームは、リヤ・アクスル・トランスミッションの周囲をボルトで固定する本格的なスタイルを採用している。
BMW R 18 Classic のサスペンションには、電子制御式調整機能を意図的に省き、代わりに、フロントにテレスコピック・フォークを備え、リヤにストローク依存型ダンパーとスプリング・プリロード調整式セントラル・サスペンション・ストラットを直接固定することにより、優れたホイール・コントロールと魅力あるサスペンション快適性を実現している。
伝説のモデル BMW R 5と同様に、テレスコピック・フォークのチューブはフォーク・スリーブ内に収納され、フォーク・チューブの直径は49mm、フロントのサスペンション・ストロークは120mm、リヤは90mmとしている。ブレーキ・システムは、フロントにツイン・ディスク・ブレーキ、リヤにシングル・ディスク・ブレーキを装備し、いずれも4ピストン固定キャリパーが組み合わされ、ワイヤースポーク・ホイールが極めてスタイリッシュな外観を演出している。
BMW R 18 Classicは、BMW Motorrad の理念に沿ったリラックスできるフットレスト配置「ミッドマウント・フットペグ」を採用している。シリンダー後方のこのクラシックな位置は、BMW 特有のペダル配置であるばかりか、モーターサイクルを最適に制御するため、リラックスしつつもアクティブなライディング・ポジションを可能にしている。
BMW R 18 Classic には、ライダーの好みに合わせて設定可能な「Rain(レイン)」、「Roll(ロール)」、「Rock(ロック)」の3つのライディング・モードを標準装備している。また、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)も標準装備され高いレベルでの走行安全性を保証すると共に、エンジン・ドラッグ・トルク・コントロール(MSR)が標準装備されている。その他にも、取り回しを容易にするリバース・アシストや、坂道発進を容易にするヒル・スタート・コントロールなどの機能が、オプション装備可能である。
BMW R 5などの古典的なモデルに敬意を払い、細部にわたり純粋なデザインを保ちながら、過ぎ去った時代の象徴的なスタイルを、現代風に置き換えている。ダブルループ・フレーム、ペア・ドロップ型タンク、露出したドライブ・シャフトなどの機能的なものやスタイリッシュな要素が、1936年誕生の伝説的ボクサー・モデルを彷彿とさせている。
サスペンションも同様に、伝説の BMW R 5を彷彿とさせている。両持ち式スイングアームとカンチレバー・サスペンション・ストラットを装備しながらも、見た目には BMW R 5のリジッド・フレーム・コンセプトが完全に現代に蘇っている。
・16インチフロントホイール。
・クルーズコントロール。
・現代的なテクノロジーと本格的なマテリアルをブレンドしたアイコニックなスタイル。
・BMW史上最大の排気量1,802ccを誇る2気筒ボクサーエンジン。
・最高出力91PS(67kW)/4,750rpm、最大トルク158Nm/3,000rpm、2,000~4,000rpmの回転域で常に150Nm以上のトルクを利用可能。
・著名なクラシックモデルを手本とした露出型ドライブシャフト。
・精巧に作成されたダブルループ鋼管フレーム。
・密閉型アクスルドライブを備えたリジッドフレームデザインのリヤスイングアーム。
・スリーブ付きテレスコピック・フォーク、およびストローク依存型ダンパー付きカンチレバー・サスペンション・ストラット。
・リラックスしたライディングと最適な操作性を実現する調和のとれたエルゴノミクス。
・前/後ディスク・ブレーキ、ワイヤースポークホイールを装備。
・クラシックな解釈を加えた最先端のLED照明。
・コーナリング時により良く路面を照らすアダプティブ・ターニング・ライト。
・ディスプレイを組み込んだクラシックなデザインの円形メーター。
・遠隔操作で機能を起動できる便利なキーレスライド。
・3つのライディング・モード、ASC、MSRを標準装備。
・取り回しに便利なリバースアシストおよび坂道発進を容易にするヒルスタートコントロール
・取り外し可能なウィンドシールド。
・取り外し可能なサドルバッグ。
・取り外し可能なパッセンジャーシート。
・LED 補助ヘッドライト。
・ETC 2.0車載器を標準装備。
BMW Motorrad = (2021年3月8日発行)
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