【インディアン】「インディアンチーフ」シリーズがフルモデルチェンジ! 国内導入は今夏を予定

掲載日: 2021年02月10日(水) 更新日: 2021年02月10日(水)
この記事は2021年2月10日当時の情報に基づいて制作されています。

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド メイン

インディアンモーターサイクルは、今年で生誕100周年を迎えるインディアンチーフのフルモデルチェンジを行い、シリーズ3モデルを発表した。

ラインナップは「チーフダークホース(227万8,000円~235万8,000円)」「チーフボバーダークホース(257万8,000円)」「スーパーチーフリミテッド(287万8,000円)」の3モデル(価格は全て税10%込み)。

同シリーズは、最大トルク162Nmを発揮するエンジン「サンダーストローク116」をスチールウェルドチューブフレームに搭載しており、クラシカルなルックスながら、ラウンド・ライドコマンドシステムなどの電子制御機能を装備している。なお、日本国内への導入については今夏の予定となる。

生誕100周年を祝し New CHIEF シリーズ誕生!!

【AN ICON, REMASTERED】

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事1

1921年にインディアンモーターサイクルは、歴史的な影響をマーケットに与えたモーターサイクルの1つであるインディアンチーフを発表しました。今年その生誕からの100年を記念し、アメリカの最初のモーターサイクル企業であるインディアンモーターサイクルは、New ラインナップとして、全く新しく設計された3つの新しいインディアンチーフ・モデルを発表しました。

その伝統的なアメリカン V ツインスタイルに最新のパフォーマンスとテクノロジーを組み合わせたインディアン・チーフは、アメリカンモーターサイクルの栄光の日々に敬意を表し、シンプルでありながら実にマシンとしての優雅なデザイン美学を兼ね備えた全く新しいバイクとして設計されました。

すべてのモデルでは時代を超えたシンプルなスチールチューブフレームで構成され、インディアンモーターサイクルの強力なサンダーストローク116エンジンを搭載、チーフ・ダークホース、チーフ・ボバーダークホース、スーパーチーフ・リミテッドは、クラシカルなアメリカン V ツインデザインにそれぞれ特徴ある3つの個性で味付けされました。

【A NOD TO POST WAR V-TWINS】

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事2

新しいチーフダークホースは、パワー、削ぎ落とされたミニマルデザイン、伝統的なライディングポジションで、肩肘を張ることのない心地よいライディングを実現します。

チーフボバーダークホースはスポークホイールにファットなタイヤを装着し、そのフロントエンドが無骨にマッシブになり、ソロボバーシートが付けられたそのデザインは、大戦後に流行ったクラシックカスタムである、ボブ&チョップのカスタムデザインにスタイリッシュなスパイスとともにオマージュを捧げました。

そして、最上級モデルとしてサドルバッグとウインドシールドを備えたスーパーチーフリミテッドは、汎用性と実用性をより長距離ライディングに快適性を求めるライダーに満足してもらうためのものです。

「生まれ変わったインディアン チーフは本当にアイコニックなモーターサイクルであり、その発表は、生誕100歳の誕生日を祝うのに最適な方法でした」とモーターサイクル部門の社長であるマイク・ドゥアテイは述べています。「これらのバイクは、クラシカルアメリカン V ツインのマシンとしてのシンプルデザインとライディングポジションであっても、モダンで洗練された機能・装備を備えています。この新しいプラットフォームをラインナップに加えることは、最高にエキサイティングな事でした。」

新しいインディアンチーフのラインナップは、シンプルでありながらもパワフルなモデルとなっています。シンプルデザインのチーフは、クラシカルなスチールウェルドチューブフレームで形作られています。ラインナップには、15.1リッター燃料タンク、ボブ・リアフェンダー、デュアル・アウトボード・プリロード調整可能リアショック、デュアルエキゾースト、LED ライティング、キーレスイグニッション、ピレリ・ナイトドラゴンタイヤが搭載されています。

クルーズコントロールに加えて、ライダーは、スポーツ/スタンダード/ツアーの3つのライドモードのいずれかを選択することで、スロットルレスポンスを好みのライドスタイルに調整できます。

ホイールベース1,626mm、シート高662mm、ウェットウェイト304kgという数値は、ライダーにとっての安心感と操作性の良さを印象づけます。チーフのコンベンショナルな46mmフロントフォークは、132mmのトラベル、28.5度のリーンアングル、そして快適な人間工学的デザインで、どのようなスタイルのなライディングルートにも対応できるマシンとなっています。

「私たちは時代を超越したスタイリングを再現したかったのですが、そのスタイルを崩すことなく、ネイキッドでもアクセサリーパーツでフルにドレスアップされても、非常に美しく 映えるスタイリングとなりました。」

インディアンモーターサイクルのインダストリアル デザイン担当ディレクターであるオラ・ステネガルドは述べています。「また、ライダーの想像力をパーソナライズされたオプションパーツとライダーの個性で融合できるように、そのスタイリングはシンプルに保ちたいと考えました。究極的には、これはシンプルなマシン・スタイリング、と実にアメリカンなマッシブ・デザインで走ることに対するアグレッシブな気持ちを呼び起こすバイクです。It’s a pure riding machine.」

STRIPPED DOWN, MECHANICAL STYLE

【インディアンチーフのラインナップ】

チーフ ダークホース/チーフ ボバー ダークホース/スーパー チーフ リミテッド

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事3

すべてのチーフモデルに動力を供給するのは、162Nmのビッグトルクのサンダーストローク116エンジンです。ABS は標準。クラフツマンシップの技で仕上げられたプレミアムなディテールがそのこだわりとなっています。

チーフとチーフボバーダークホースの各モデルは、プレミアムグロスブラックで全体をシックで重厚な佇まいを演出し、スーパーチーフリミテッドはプレミアムクロームの輝きで高級感を表現しています。

さらに、各モデルは、業界初の101mmラウンド・ライドコマンドシステムを装備します。ライダーは、グリップコントロールまたはデジタル IPS タッチスクリーンディスプレイを介してライドコマンドシステムを操作できます。

ライダーは、2つの異なるゲージデザイン、モーターサイクルの各種情報、ターンバイターン方式のナビゲーション(※日本非対応)など、複数のインターフェースを表示できます。ワイヤレス・ヘルメット・ヘッドセットなどを使用している場合、ライダーは、Bluetooth または USB を介してスマートフォンの端末をペアリングすると、ライドコマンドシステム内で音楽を楽しめます。

ライダーは、最新の通話、連絡先、テンキー、テキストメッセージの履歴などのスマホ情報・操作へもアクセスできます。接続すると、着信が表示され、ライドコマンドシステムを介して通話/着信拒否などが可能になります。

CHIEF DARK HORSE/チーフダークホース

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事4

チーフダークホースは、ドラッグハンドルバー、19 インチ・キャストホイール、ミッドマウント・フットコントロール、スリムデザインのヘッドライトバケット、ソロ・ボバーシートによってそのミニマルスタイリングを強調。

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事5

ブラックスモーク

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事6

アルミナジェイドスモーク

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事7

ステルスグレー

■本体カラー・希望小売価格(税10%込み)
・ブラックスモーク/227万8,000円
・アルミナジェイドスモーク、ステルスグレー/235万8,000円

CHIEF BOBBER DARK HORSE/チーフボバーダークホース

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事8

ミニ・エイプハンガー・ハンドルバーとフォワード・フットコントロールを組み合わせることで、よりアップライトな、力強いライディングポジションを実現します。チーフボバーダークホースは、16インチのワイヤーホイールに、フロントフォーク/リアショックにカバーを装着し、ナセルで包まれた大きなヘッドライトバケットを備えています。

■本体カラー・希望小売価格(税10%込み)
・ブラックスモーク、チタンスモーク、セージブラシスモーク/257万8,000円

ブラックスモーク

チタンスモーク

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事13

セージブラシスモーク

SUPER CHIEF LIMITED/スーパーチーフリミテッド

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事9

快適さを重視して設計されたスーパーチーフリミテッドは、クイックリリース・ウインドシールド、ブラック・レザーサドルバッグ、パッセンジャーパッド付きツーリングシート、フロアボード、クルーザーハンドルバーをその特徴としています。スーパーチーフリミテッドは、16インチ・ワイヤーホイール、ナセル付き大型ヘッドライトバケット、フォークカバー、プレミアムな外見を演出するフルクロームエキゾーストを装備しています。

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事10

ブラックメタリック

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事11

ブルースレートメタリック

インディアン チーフダークホース チーフボバーダークホース スーパーチーフリミテッド 記事12

マルーンメタリック

■本体カラー・希望小売価格(税10%込み)
・ブラックメタリック、ブルースレートメタリック、マルーンメタリック/287万8,000円

SPECIFICATIONS

【チーフダークホース】
■ENGINE/THUNDERSTROKE 116 サンダーストローク116
・エンジンタイプ/空冷49°V ツイン/リアシリンダー休止システム
・排気量/1,890cc
・ボア×ストローク/101mm×113mm
・圧縮比/11.0/1
・潤滑システム/セミドライサンプ
・燃料系統/クローズドループ/54mmボア・シングルスロットルボディ
・燃料容量/15.1リットル(予備含まず)
・エキゾースト/デュアルエキゾースト(クロスオーバー付)
・ピークトルク/162Nm/3,200rpm
・プライマリドライブ/ギアドライブ・ウェットクラッチ
・トランスミッション/6速/コンスタントメッシュ
・クラッチ/ウェット/マルチプレート
・ファイナルドライブ/ベルトドライブ/146歯
・バッテリー/12ボルト/18アンペア/時 310CCA/クイックコネクト充電ポート付
■CHASSIS シャーシ
・シャーシタイプ/スチールチューブウェルド/鋳造アルミ・リアサブフレーム
・ホイールベース/1,626mm
・レイク、トレイル/ 29°/131.5mm
・リーンアングル(ソフト)/28.5°
・シート高/662mm
・乾燥重量/294kg
・ウエット重量/304kg
・地上高/125mm
・GVWR/526kg(定格車両総重量)
・全長/2,286mm
■SUSPENSION サスペンション
・フロントサスペンション/テレスコピックフォーク/46mm径/トラベル132mm
・リアサスペンション/デュアルガスチャージ・モノチューブショック アジャスタブル・プリロード/75mmトラベル
■BRAKES ブレーキ
・ブレーキシステムタイプフロント/リア独立コントロール(ABS 標準)
・フロントブレーキ/シングル 4 ピストンキャリパー/300mm セミフローティングローター
・リアブレーキ/シングル 2 ピストンキャリパー/300mm フローティングローター
■WHEELS & TIRES ホイール&タイヤ
・フロントタイヤ/ピレリ(R)ナイトドラゴン 130/60B19 61H
・フロントホイール/マシン・ハイライト・キャスト・ブラック19″x3.5″
・リアタイヤ/ピレリ(R)ナイトドラゴン 180/65B16 81H
・リアホイール/マシン・ハイライト・キャスト・ブラック16″x5″
■STANDARD FEATURES 標準機能
LED ヘッドライト、LED ストップ/ターン/テールライト、ゲージ/ デジタル 4″ライドコマンド機能、ターンバイターン方式のナビゲーション(※日本非対応)、クルーズコントロール、3ライドモード、キーレスイグニッション、ABS 標準、USB 充電ポート

【チーフボバーダークホース】
■ENGINE/THUNDERSTROKE 116 サンダーストローク116
・エンジンタイプ/空冷49°V ツイン/リアシリンダー休止システム
・排気量/1,890cc
・ボア×ストローク/101mm×113mm
・圧縮比/11.0/1
・潤滑システム/セミドライサンプ
・燃料系統/クローズドループ/54mm ボア・シングルスロットルボディ
・燃料容量/15.1リットル(予備含まず)
・エキゾースト/デュアルエキゾースト(クロスオーバー付)
・ピークトルク/162Nm/3,200rpm
・プライマリドライブ/ギアドライブ・ウェットクラッチ
・トランスミッション/6速/コンスタントメッシュ
・クラッチ/ウェット/マルチプレート
・ファイナルドライブ/ベルトドライブ/146歯
・バッテリー/12ボルト/18アンペア/時 310CCA/クイックコネクト充電ポート付
■CHASSIS シャーシ
・シャーシタイプ/スチールチューブウェルド/鋳造アルミ・リアサブフレーム
・ホイールベース/1,626mm
・レイク、トレイル/ 29°/131.5mm
・リーンアングル(ソフト)/28.5°
・シート高/662mm
・乾燥重量/304kg
・ウエット重量/315kg
・地上高/125mm
・GVWR/526kg(定格車両総重量)
・全長/2,286mm
■SUSPENSION サスペンション
・フロントサスペンション/カバード・テレスコピックフォーク46mm径/トラベル132mm
・リアサスペンション/シュラウド付きデュアルガスチャージ・モノチューブショック アジャスタブル・プリロード/75mmトラベル
■BRAKES ブレーキ
・ブレーキシステムタイプフロント/リア独立コントロール(ABS 標準)
・フロントブレーキ/シングル4ピストンキャリパー/300mmセミフローティングローター
・リアブレーキ/シングル2ピストンキャリパー/300mmフローティングローター
■WHEELS & TIRES ホイール&タイヤ
・フロントタイヤ/ピレリ(R)ナイトドラゴン 130/90B16 67H
・フロントホイール/ブラックワイヤー16″x3″
・リアタイヤ/ピレリ(R)ナイトドラゴン 180/65B16 81H
・リアホイール/ブラックワイヤー16″x5″
■STANDARD FEATURES 標準機能
LED ヘッドライト、LED ストップ/ターン/テールライト、ゲージ/ デジタル 4 “ライドコマンド機能、ターンバイターン方式のナビゲーション(※日本非対応)、クルーズコントロール、3ライドモード、キーレスイグニッション、ABS 標準、USB 充電ポート

【スーパーチーフリミテッド】
■ENGINE/THUNDERSTROKE 116 サンダーストローク116
・エンジンタイプ/空冷49°V ツイン/リアシリンダー休止システム
・排気量/1,890cc
・ボア×ストローク/101mm×113mm
・圧縮比/11.0/1
・潤滑システム/セミドライサンプ
・燃料系統/クローズドループ/54mm ボア・シングルスロットルボディ
・燃料容量/15.1リットル(予備含まず)
・エキゾースト/デュアルエキゾースト(クロスオーバー付)
・ピークトルク/162Nm/3,200rpm
・プライマリドライブ/ギアドライブ・ウェットクラッチ
・トランスミッション/6速/コンスタントメッシュ
・クラッチ/ウェット/マルチプレート
・ファイナルドライブ/ベルトドライブ/146歯
・バッテリー/12ボルト/18アンペア/時 310CCA/クイックコネクト充電ポート付
■CHASSIS シャーシ
・シャーシタイプ/スチールチューブウェルド/鋳造アルミ・リアサブフレーム
・ホイールベース/1,626mm
・レイク、トレイル/29°/131.5mm
・リーンアングル(ソフト)/28.5°
・シート高/665mm
・乾燥重量/324kg
・ウエット重量/335kg
・地上高/125mm
・GVWR/526kg(定格車両総重量)
・全長/2,286mm
・ストレージ容量/36.6リットル
■SUSPENSION サスペンション
・フロントサスペンション/カバード・テレスコピックフォーク46mm径/トラベル132mm
・リアサスペンション/デュアルガスチャージ・モノチューブショックアジャスタブル・プリロード/75mmトラベル
■BRAKES ブレーキ
・ブレーキシステムタイプフロント/リア独立コントロール(ABS 標準)
・フロントブレーキ/シングル4ピストンキャリパー/300mmセミフローティングローター
・リアブレーキ/シングル2ピストンキャリパー/300mmフローティングローター
■WHEELS & TIRES ホイール&タイヤ
・フロントタイヤ/ピレリ(R)ナイトドラゴン 130/90B16 67H
・フロントホイール/ブラックワイヤー16″x3″
・リアタイヤ/ピレリ(R)ナイトドラゴン 180/65B16 81H
・リアホイール/ブラックワイヤー16″x5″
■STANDARD FEATURES 標準機能
LED ヘッドライト、LED ストップ/ターン/テールライト、ゲージ/ デジタル 4 “ライドコマンド機能、ターンバイターン方式のナビゲーション(※日本非対応)、クルーズコントロール、3ライドモード、キーレスイグニッション、ABS 標準、USB 充電ポート

※New チーフの日本導入は今夏を予定しています。

リリース

ポラリス ジャパン株式会社(2021年2月10日発行)

その他インディアンに関する記事はこちら>>

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ