国土交通省では、本田技研工業株式会社が2021年2月4日(木)に届け出た、CRF1100L Africa Twin の合計132台のリコール情報(4888)を掲載している。
以下WEBサイトより
■リコール届出番号/4888
■リコール開始日/2021年2月5日(金)
■届出者の氏名又は名称
・本田技研工業株式会社/取締役社長 八郷 隆弘
・問い合わせ先/お客様相談センター TEL 0120-086819
■不具合の部位(部品名)/制動装置(ABS モジュレータ)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
ABS(アンチロックブレーキシステム)モジュレータにおいて、グリス塗布設備の管理が不適切なため、リザーバピストンの O リングへ過剰なグリス量が塗布されたものがある。そのため、ブレーキ操作の繰り返しによりアウトバルブへ移動したグリスに異物が付着し、逆止弁へ噛み込むと、制動停止距離が伸びるおそれがある。
■改善措置の内容
全車両、ABS モジュレータの製造番号を点検し、該当するものは良品に交換する。
■不具合件数/0件
■事故の有無/無し
■発見の動機/海外市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載する。
・弊社のインターネットホームページに掲載する。
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42361)
リリース = 国土交通省(2021年2月4日発行)