ホンダモーターサイクルズヨーロッパからマイナーチェンジされた2021年モデルの「X-ADV」が発表された。
今回のモデルでは4つのライディングモードを持つ TBW(スロットルバイワイヤ)を採用。エンジンは吸排気とバルブタイミングの見直しにより最高出力は3.1kw増の43.1kwとなった。フレームの軽量化とシート形状の変更により足つき性が改善されているのも見逃せないポイントだ。
また、外観で気になるのは視認性の高い DRL(デイタイムランニングライト)を採用したこと。さらに旧モデルでも評価の高かったディスプレイはスマートフォン音声制御機能付きのフルカラー TFT に進化。ラゲッジスペースには USBType-C コネクターが装備されている。なお、同車両の国内導入時期等については現在のところ情報はない。
Honda Motorcycles Europe(2020年11月10日発行)