【カワサキ】Z300からクラスアップ!「Z400」&「Z250」が2019年春以降発売!

掲載日: 2018年11月06日(火) 更新日: 2018年11月08日(木)
この記事は2018年11月6日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年11月6日(火)イタリア・ミラノで開催されているEICMA2018(ミラノショー)にて、カワサキは、スーパーネイキッドモデル「Z250」とZ300からクラスアップした「Z400」の2モデルを発表した。

エンジンとシャーシは、Ninja 400/250と同じ新開発のものが使用され、従来モデルからはハンドリングと低速回転域での出力特性が向上している。残念ながらスペシャルエディションモデルのZ400 SEは、マレーシア、タイ、フィリピンだけでの販売となり、国内へ導入されるのはZ250とZ400。発売は2019年春以降を予定している。

クラスをリードするエンジンパワーと軽量な車体を持つ
スーパーネイキッドモデル「Z400/Z400 SE/Z250」2019年モデルを新発売

川崎重工は、スーパーネイキッドモデル「Z300/Z250」をモデルチェンジした「Z400/Z250」と、「Z400」にスペシャルカラーと特別装備、数多くのアクセサリーを追加した、スペシャルエディションモデル「Z400 SE」を新発売します。両モデルとも、2019年モデルとして2019年春以降で発売を予定しています。

カワサキのスーパーネイキッドは、軽量でスリムなフレームに、低中速のトルクを重視したエンジンを搭載。大型モデル・小排気量モデルを問わず、軽快でダイレクトなハンドリング、力強い加速と扱いやすいパワー特性を持ち、ビギナーからベテランまで、幅広いライダーがあらゆるシチュエーションで走る悦びを体験することができます。

その中で、「Z400/Z250」は、カワサキのスーパーネイキッドのコンセプトを踏襲しながら、「Ninja 400/Ninja 250」と同様、新開発のエンジンおよびシャーシを採用。従来モデルの「Z300/Z250」に比べて、より軽快なハンドリングを実現し、また低速回転域での出力特性を向上しました。Zシリーズ共通の特長である、五感を刺激する乗り味とダイレクトなコントロール性といった高いパフォーマンスを実現しています。

また、Zシリーズが持つ「Sugomi」デザインを体現。エキサイティングなパフォーマンスに相応しい、アグレッシブな外観としています。

スタンダードモデルの「Z400」に加えて、マレーシア、タイ、フィリピン向けには、スペシャルカラーとグラフィック、特別装備、アクセサリーを追加した※1スペシャルエディションモデル「Z400 SE」を設定しています。

Z400

<主な特長>
■エンジン・車体
1.パワフルかつコンパクトなパラレルツインエンジン
大容量のエアクリーナーボックスとダウンドラフト構造の吸気レイアウトを採用により吸気効率を高めた399/249cm3水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。「Z400」は従来の「Z300」比でプラス4.4kW(6PS)となる33.4kW(45PS)※2、「Z250」は従来比でプラス4.5kW(6PS)となる27.5kW(37PS)※2の出力を発揮しています。また、鍛造カムシャフトの採用やギア類の肉抜き、クランクの軽量化、冷却経路の簡素化などにより、エンジン各部の軽量化と簡素化に成功。399cm3エンジン、249cm3エンジンともに従来の「Z250」と同等のサイズを実現しています。

2.ニューアシスト&スリッパークラッチ
従来より小径化したクラッチプレートと、剛性を最適化したオペレーションプレートを採用する、ニューアシスト&スリッパークラッチを装備。後輪のホッピングやスリップを低減し、車体姿勢を安定させるとともに、より軽い力でのクラッチ操作が可能となっています。

3.「Ninja H2」譲りの新型シャーシ
新設計のフレームは、「Ninja」シリーズのフラッグシップモデルである「Ninja H2」と
同様、トレリスフレームを採用。先進解析技術に基づくフレーム剛性の最適化と大幅な軽量化を実施し、軽快かつ優れた安定性と高い操作性を実現しています。同時に車体各部の徹底した軽量化も施し、「Z400」は「Z300」よりも3kg軽量な167kg、「Z250」は従来モデルよりも5kg軽量な165kgと、同クラスのモーターサイクルでは最軽量の車両重量※3を獲得しています。また、エンジンとフレームの両方を完全新設計とすることで、エンジン搭載位置を最適化した結果、ショートホイールベース化とロングスイングアームの装備を実現。小さめのキャスター角と相まって、より軽快で自然なハンドリングを獲得しています。

4.高剛性フロントフォーク&大径フロントブレーキディスク
高い剛性と優れた作動性により、良好な接地感を実現するφ41mmフロントフォークを採用。また、フロントブレーキには「Z1000」と同サイズのφ310mmセミフローティングペタルディスクを装備しています。加えて、優れた操作性を実現する新ブレーキマスターシリンダー、径や材質を最適化したブレーキホース、コンパクトな最新ABSユニットを採用。確実な制動力を発揮します。

Z400 SE

■デザイン・装備
1.Zシリーズ共通のコンセプト「Sugomi」デザイン
「Sugomi」デザインは、絶対的な力感を内包した、緊張感と迫力あるデザインです。猛獣の背中のように盛り上がった燃料タンクと低く構えたLEDヘッドライトが生み出すクラウチングフォルム、マシン前方への凝縮感を意識した外装およびエキゾーストシステムデザイン、大胆に跳ね上がったテールセクション等で形成されます。

2019年モデルでは、「Z650」のシャープでアグレッシブなスタイルと「Z300/Z250」のボリューミーなデザインを組み合わせ、「Sugomi」デザインの機敏かつ勇ましい印象を作り出しています。

2.LEDヘッドライト
輝度の大幅な向上により、夜間走行時の高い視認性と広い照射範囲を実現する新設計のLEDヘッドライトを装備しました。

3.コンパクトかつ多機能なインストゥルメントパネル
「Z650」と同様の、視認性に優れたインストゥルメントパネルを採用。ギアポジションインジケーターを内蔵したアナログタコメーターを中央に見やすく配置し、その脇にマルチファンクションLCDスクリーンを備えています。スクリーンには、スピードメーター、オドメーター、デュアルトリップメーター、燃料計、航続可能距離、瞬間/平均の燃費、水温、時計、エコノミカルライディングインジケーターを表示可能です。

※1:特別装備、アクセサリーとして、LEDウインカー、メーターカバー、2ピースアンダーカウル、タンデムシートカバー、フレームスライダー、ラジエータスクリーン、タンクパッド、ニーパッドを装備しています。
※2:カワサキの特定条件で測定した参考値で、お客様車両の出力を保証する物ではありません。
※3:2018年9月現在(カワサキ市場調査による)

Z250


■商品名
/Z400、Z400 SE、Z250
■発売開始予定/2019年春以降
■導入国/欧州、日本、米国、その他

■カラー
・Z400
キャンディライムグリーン/メタリックスパークブラック
パールスターダストホワイト/メタリックスパークブラック
キャンディカーディナルレッド/メタリックフラットスパークブラック
・Z400 SE
メタリックグラファイトグレー/メタリックスパークブラック
パールストームグレー/メタリックスパークブラック
・Z250
パールスターダストホワイト/メタリックスパークブラック
キャンディライムグリーン/メタリックスパークブラック
キャンディカーディナルレッド/メタリックフラットスパークブラック

[ お問い合わせ ]
カワサキモータースジャパン
お客様相談室
TEL/0120-400819

Z400のカタログページはコチラ>>

Z250のカタログページはコチラ>>

リリース = 株式会社カワサキモータースジャパン

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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